花写真−バイカオウレン・バイカモ・ハイビスカス


バイカオウレン バイカオウレン(キンポウゲ科)
梅花黄蓮、学名:Coptis quinquefolia

針葉樹林に多い多年草。高さ約8cm。葉は5個の小葉がある掌状複葉。
花期は4〜6月。花に白い花弁状の萼片が5個あり、中心部に黄色の小さな花弁が集まって、梅の花のように見えるのでこの名がある。

撮影地:六甲高山植物園
年月日:'02/ 3/16


バイカモ バイカモ(キンポウゲ科)
梅花藻、学名:Ranunculus nipponicus var.submersus

浅くてきれいな流水中に生える多年草。茎は長さ1〜2mになり、節から白い根をだす。葉は糸状に分裂して水中に沈む。
ウメに似た直径8mmほどの白い5弁の花をつける。

撮影地:米原・醒ヶ井
年月日:'09/ 7/31


ハイビスカス ハイビスカス(アオイ科)
Hibiscus

南国ムードあふれる、花柱を突き出した独特の形の大形の花。今ではすっかりハワイ(州花)のイメージだが、もとは中国原産の「仏桑花ブッソウゲ)」。
高さ2〜5mに達する常緑低木で、3000以上の品種がある。
この花を本土で最も早く鑑賞した一人が、徳川家康。1614年、島津家久が琉球産を献上したそうだ。

撮影地:淡路花博会場
年月日:'00/ 5/16


ハイビスカス



左は、黄色系統の代表種で極大輪一重咲き、花径約15cm。
かば色がかる黄色で、花弁の幅は広く、中心部は暗紅色のぼかしとなる。花柱は太く、柱頭は鮮紅色で美しい。

撮影地:京都府立植物園(温室)
年月日:'01/ 4/23

こちらの珍しいハイビスカスの写真もご覧下さい。
フウリンブッソウゲもハイビスカスの一品種です。


お気に入りの花写真の目次へ    花名50音順索引へ         − Photo : Yasuda Hiroshi −