花写真−キショウブ・キソウテンガイ・キフゲットウ
キショウブ（アヤメ科）
黄菖蒲、学名：Ｉｒｉｓ ｐｓｅｕｄａｃｏｒｕｓ
アヤメやハナショウブに似るが、黄花が鮮烈。
濃い緑色の細長い葉の上に､８〜１０ｃｍもある鮮やかな濃い黄色の花を咲かせる。アヤメの仲間で黄色い花は珍しく、その姿は英名（Ｙｅｌｌｏｗ ｆｒａｇ）どおり黄色い旗のように見える。
庭などに植えられているほか､水辺に野生化しているものも多い。
撮影地：利尻島
年月日：'００/ ７/２３
キソウテンガイ（ウェルウィッチア科）
奇想天外・ウェルウィッチア、学名：Ｗｅｌｗｉｔｓｃｈｉａ ｍｉｒａｂｉｌｉｓ
南西アフリカのナミブ砂漠の限られた地域にのみ生育する裸子植物。一生に２枚の葉しかださないという､まさに奇想天外な植物。
寿命も大変長く､一番長生きしているものはなんと２０００年も生きているものがあるといわれている。
（注） 大阪の毎日テレビ「ちちんぷいぷい」という番組（'０５/１/３１放送）の中で、面白い名前の植物として「アアソウカイ」
「ヘクソカズラ」とともに「キソウテンガイ」のこの写真が紹介されました。
撮影地：大阪花博記念公園・咲くやこの花館
年月日：'０３/ ７/２４
ゲットウ（ショウガ科）
月桃・アルピニア、学名：Ａｌｐｉｎｉａ ｚｅｒｕｍｂｅｔ
月桃。美しい名である。左の写真は､「キフゲットウ（黄斑月桃）」。ゲットウ（右下）の斑入り種。葉は葉脈にそって黄色または淡黄色の斑が入る。
花は茎の先から大きな房状に垂れ下がる。瀬戸物のような光沢があり､内側の模様も複雑で特徴的。
撮影地：宇治市植物公園（温室）
年月日：'０２/ ４/１４
− Photo : Yasuda Hiroshi −
−画像の無断転載はご遠慮下さい−