花写真−オオセンナリ・オオバキスミレ・オオミスミソウ
オオセンナリ(ナス科)
大千成、ニカンドラ、学名:Nicandra physaloides
ペルーとチリに分布する耐寒性一年草で1属1種からなる。
茎はよく分枝して直立し、草丈60cm〜2mになる。葉は互生し、卵形から長楕円形。
夏から初秋、中心が白い淡紫青色の、直径3cmくらいの花が咲く。花冠はカップ状で、先端が浅く5浅裂する。
蕾 (花の左下奥に見える) は、 ゴレンシ(スターフルーツ) の実のような五稜形。
撮影地:京都府立植物園
年月日:'06/10/27
オオバキスミレ(スミレ科)
大葉黄菫、学名:Viola brevistipulata
名前のように葉が大きく、鮮やかな黄色の花が咲く。
主に日本海側の低山から亜高山にかけての林の下や草地などに生える。葉は茎の上部に3〜4個つき、長さ5〜10cm卵形で、先は急に短くとがり、基部はハート形。
撮影地:六甲高山植物園
年月日:'01/ 4/ 9
オオミスミソウ(キンポウゲ科)
大三角草、学名:Hepatica nobilis var.japonica
日本海側の多雪地帯に多く、花色の変化が豊富で群生する。花弁はなく萼片が弁化。
まだ雪の残る時期に、雪の中から花を咲かせるので、ミスミソウ、スハマソウとともに「雪割草」の名でも知られる可憐な花。
撮影地:京都府立植物園
年月日:'03/ 3/14
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− Photo : Yasuda Hiroshi −
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