花写真−シーシェルインパチェンス・ジギタリス・シコタンソウ
シーシェルインパチェンス(ツリフネソウ科)
Seashell Impatiens、学名:Impatiens auricoma
インパチェンスといえば、アフリカホウセンカやニューギニアインパチェンスが、あちこちの花壇を賑わしているが、
本種(インパチェンス・アウリコマ)は異色。花の形が開いた貝殻に似ている。で、シーシェルインパチェンス。
地色が黄で下側にある翼弁の内側に赤色の筋が入る。
インコの顔を連想してか、インコインパチェンスの名もあるとか。
撮影地:神戸市立布引ハーブ園(鉢)
年月日:'04/ 6/24
ジギタリス(ゴマノハグサ科)
学名:Digitalis purpurea
有毒植物とは思えない、ピンクのかわいい釣り鐘のような花。花が鈴なりについたようすはまるで、クリスマスのベルがたくさん釣り下げられているように見える。
和名:袋状の花の形からキツネノテブクロ。英名:フォックス・グローブ。
18世紀の末、この花は画期的な貢献をした。といっても花の美しさではない。イギリスで初めて水腫の薬に葉を利用、その後、強心剤として心臓病の治療法が確立する。ただし、劇薬。
撮影地:浜名湖花博会場
年月日:'04/ 4/30
シコタンソウ(ユキノシタ科)
色丹草、学名:Saxifraga bronchialis
高山の砂礫地、岩場などに生える多年草。花は白色で、小さな花をアップで見ると紅色の細かな斑点が入っていて、見事な芸術作品のようである。
色丹島で最初に発見されたためこの名がある。
撮影地:六甲高山植物園
年月日:'01/ 5/30
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− Photo : Yasuda Hiroshi −
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