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府中市郷土の森
作者「あんず」が街道歩きを始めるきっかけとなったのは、ここの博物館の出口のところに展示されていた甲州街道を歩いた記録である。(街道歩きのページ参照) よって、思い入れもあり、最初に紹介をする。
場所は、東京都府中市の多摩川の近くにある。最寄駅は府中本町、分倍河原などであるが、いずれも徒歩20分くらいの距離がある。旧甲州街道から伸びる緑道からも歩いて20分くらいである。無料駐車場もあるが、梅まつりのときなどはかなり混雑する。
公園への入園は大人100円が必要。現在はこの券で博物館の常設展にも入ることができる。別料金だがプラネタリウムもある。
開園時間は、午前9時から午後5時で、休園日は第1月曜日(祝日の場合はその翌日)と年末年始である。
最初に訪れたのは、2000年3月5日で、「梅まつり」が目的であった。公園内には年中何らかの花が咲いているようだが、梅園が一番面積を占めている。梅は牡丹なども含め1300本あるそうで、見頃は2月から3月上旬。
(写真左2枚)
もちろん桜もかなりの本数がある。他にアジサイやポピー、コスモスなども多いようだ。県木園というゾーンには都道府県の木が全てそろっている。みなさんは自分の住んでいる県の木って知っていますか?
公園内には「あんずの木(写真右)」も数本植わっている。
園内を歩くと、花々の観賞だけでなく街道を歩いているような雰囲気も味わえる。道端には道標や庚申塔(写真左端)があり、国府の町に作られた井戸の復元(写真中)、水車小屋(写真右端)などもある。
また、府中市指定文化財にもなっている旧家(右写真)や旧府中町役場庁舎、旧府中郵便取扱所なども建ち並ぶ。
芝生広場や水あそび池(写真左)などもあり、家族連れで楽しめる公園である。
博物館2階の常設展示室では、甲州街道や宿場町など府中の歴史と民族、周辺の自然に関するものを紹介しています。プラネタリウムでは日本最大級、直径23メートルの平面床ドームに映像が映し出される。