Rev.032



このページは、MEが普段使っている楽器&レコーディングシステムを紹介するコーナーです。


現在、DAW環境で使用しているソフトのパッケージやマニュアルの写真で、メインとなるDAWは「Cakewalk by BandLab」です。
最初はUSB Audio I/F「QUAD-CAPTURE」が同梱された「SONAR X2 POWER STUDIO QUAD」を購入しましたが、取扱がRolandからTASCAMに代わるということで、「R-MIX」が使いたくて「X3シリーズ」ではなく、「X2 Producer」にアップデートしました。その後、「Cakewalk by BandLab」に移行しました。
で、次に悩んだのがドラム音源。定番は「BFD3」かも知れませんが、容量が大きいのでパスすることにしました(人と同じソフトでは、同じ音になっちゃうし)。オプション音源も多い「EZdrummer 2」も考えたんですけど、自由なカスタマイズがしたくて、その上位版の「SUPERIOR DRUMMER 2.0」にしました。EZdrummerの拡張音源ライブラリーは、「LATIN PERCUSSION」、「THE NUMBER 1 HITS」、「Claustrophobic」、「ROCK」の4つです。
あとは、ボカロにソフトシンセですな。
ボカロは、「Vocaloid 3 Editor」に「巡音ルカ V2」と「BIG AL」で、Rewireを使って「Cakewalk」と同期させてます。
Cubase+ボカキューも考えてみましたが、今のところ、ボカロで使える(イメージが合う)英語のライブラリが他にないので、当分このままで行くつもりです。
ソフトシンセは、憧れのシンセである「Prophet-V2」(後に「V Collection 6」にアップグレード)、「TRITON taktile-49」にバンドルされていた「KORG Legacy Collection」(現在は、「KORG Collection 3」)。その中でも、実機(M1R-EX)を持っていて、その音色データを移行できる「M1」がメインシンセです。ドラム音源で足りない効果音やシンセドラム類、ラテン系パーカッションもM1でフォローしてます。
あとは、M1で出せない音を物理シンセのMS-2000RをDAWに取り込んだりしています。物理音源でドラムのR-8Mもあるけど、パラアウトしているものをたった2chのオーディオI/Fで取り込むのは現実的じゃないし、なるべくPCだけで完結させたかったから。
エフェクターは、フリーのTALのChorus&VocoderやBlueCatを入れてますけど、メインは「Calkwalk」付属のものと、「KORG Collection 2」の「MDE-X」かなぁ。
2018年の秋から気に入っているのは、このDOTEC-AUDIOさんのDeeシリーズです。シンプルな操作性と効果が絶大。ボカロはDeeTrimでレベルを一定化させ、ベースは、DeeFatで音を太くします。シンセ類は、DeeCrystalで高音強調させてMDE-XでステレオコーラスかけたものをDeeWiderでさらに広げます。各トラックの最終段にDeeMaxで軽く音圧を上げてレベルを一定化させて、マスターにDeeMMaxを入れて、最終音圧をCD並に上げています。
物理音源としては、右上からKORG MS-2000Rにパッチベイ、YAMAHAのMIDIパッチベイMJC-8、Rolandのドラム音源R-8M、最下段がKORG M1R-EXです。一応、ラックマウントしてあります。
音源ラックの左にミニミキサーBEHERINGERのXENYX 1202FX(12ch)があります。
でも今のトレンドは、物理から仮想へと言うことで、ソフトシンセや音源など、DAW(DTM)とVocaloidを駆使しての作品創りに完全移行したので、現在はほとんど出番がありません。(^_^;
モニターは、もっぱらヘッドホンです。ソニーの業務用ヘッドホンを3種類とも揃えました。(^_^; 打込みなどの作業時はステージモニターの「MDR-EX900ST」を、音作りやミックスダウンの時には、「MDR-M1ST」を使用しています(2019年8月下旬に購入)。
「MDR-CD900ST」を買う以前は、「MDR-Z900」を20年近く愛用してましたが、製造中止により保守部品も入手できなくなって、2011年末に業界標準で業務用の「MDR-CD900ST」に換えました。でも、「MDR-CD900ST」自体はサウンドの粗探しをするために、中高音が非常に強調されたヘッドホンであり、フラットなサウンドではない(ミックスダウンに使えない)のと、「MDR-EX800ST」と比べて低音が物足りないので、色々改造してみましが、今は電子ドラム用に使っています。
機種名 | 購入時期 | 備考 |
---|---|---|
MDR-Z900 | 1993年頃 | 廃棄済み |
MDR-CD900ST | 2011年12月末 | 電子ドラム用(予備) |
MDR-EX800ST | 2014年頃 | 打込み用(サブ) |
MDR-M1ST | 2019年8月末 | モニター用(メイン) |
モニタースピーカは、2019年秋に奮発してGENELECの「8020D」を導入しました。
K&Mの「24161B」を使ってPCラックにGENELEC「8020D」を固定し、サブモニターの下にあるALLEN&HEATHのアナログミキサー「ZED-6」で音量調整をしています。
DAW用のMIDIキーボードと、レイテンシのないキーボード音源として、KORGのTRITON taktile-49を使用してます。実は、以前Roland A-300PROを使っていたけど、32Keyではやっぱり、少なすぎました(^_^;。それに、コードの確認用に、それ自身で簡単に音が出せるものが欲しかったので。
テプラで色々貼ってあるのは、「Prophet-V3」を使いこなせるようにと、よく使いそうな物理スイッチやノブをトリガーパッドまで割り当てたので、それが分かるように。まだ、キーとなるPOLY-MODが使いこなせてないし、オシレータのFREQやWHEEL-MODとか、日本のシンセとは考え方が違う部分がなかなか馴染めなくて使いこなせてない。(^_^;
そうそう、TRITON taktile-49の後ろには、我が家の歌姫のフィギュアも飾ってあったりします。
前出の物理シンセのサウンドを取り込むのには、RolandのQUAD-CAPTUREを使用。4入力4出力でMIDIの入出力もあるが、入出力の半分はCOAXIAL(DIGITAL)であるため、実質2入力2出力。
それでもこの機種を選んだ理由は、SENS 1と2の入力レベルに合わせ、その周囲に放射状にレベルメータが配置されているのが綺麗で使いやすいのと、入力レベルのAUTO-SENS(自動調整)機能が便利に思えたから。
主に、MIDIコントロールしたKORG MS-2000Rのレコーディングに使用している。
最も最近に入手したのが、V-Drumsの愛称で有名なRoland TD-1KPX。
V-Drums Tutorこと"DT-1"を使って、ドラムのトレーニングをしたり、MP3やDVDに合わせて自由にドラミング。あくまでもお遊び&練習用なので、これでデータ入力や演奏自体をレコーディンすすることはないのだが。
それでも、演奏に妥協したくなかったので、パッドがメッシュ・ヘッドの"TD-1KPX"をベースに、防振対策としてセッティングマット"TDM-3"の上にノイズイーター"NE-10"を載せ、その上にキックペダル"KT-10"を使用している。
ドラムスティックは、言うまでもなくTAMAのSignature Sticksシリーズの高橋幸宏モデル"H-YT"(Φ15mm、長さ406mm)を使用。しかし、V-Drumのゴムで黒く汚れてしまうので、ほぼ同じ太さのΦ15mmで長さ405mmのTAMAの"M-NYAN"(にゃんごすたーモデル)を普段は使用。
音源モジュールもドラムセットが15種類のみの"TD-1"から25種類190音色を自由に選べる"TD-11"への変更を実施。最初から"TD-4KP"を選択しておけば、音色は自由に設定できたのだが、メッシュ・ヘッドだけは妥協できなかった。で、音色の変更やシンバルの追加を考え出して、音源リプレースを実施した。





これは、大学時代(1987年)に勢い余って作った自主制作ミニアルバム「Wor
Chan Que(我唄歌)」です。331/3回転の12cmレコードで、曲目は、「仮面の陰に」、「1.9.8.7.」、「落ち葉」、「雷神」、「我唄歌」の5曲です。機材は今とは全く違います。4トラックのカセットMTR(マルチトラックレコーダ)を中心に、シンセ1台とシーケンサ、ドラム音源による多重録音です。

ポイントは、レコーディング系のラックが19インチサイズで作ってあり、ミキサーの向こう側にはパッチベイがあって、ミキサーの入力やエフェクタの入出力を自由にアサインできるところ。



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