世の中で熱中症対策が大きく取り上げられるようになったころ、K地区でも安全課主催で製薬会社による熱中症対策講座が開催されました。
その際、イオンサプライ飲料はじめたくさんの商品が配られ、講義では 熱中症に関係のない商品も含め 商品紹介が10分以上 続きました。
来ていただいている専門家は その会社の社員の方でしょうから 数分間の商品説明はやむをえないと思っていましたが、あまりに長いので 本題に入ってほしいと 商品説明を遮って お願いしました。
ようやく本題に入り、熱中症の危険性と対策について、自社の商品の活用を含め説明がありました。
世の中では、イオンサプライ飲料に含まれる塩分(ナトリウム)や糖分の副作用(高血圧・糖尿病・虫歯など)についても注意が喚起されていました。
つまり、塩分は必要な場合(塩を吹くような重作業・運動時等)にのみ摂取し、通常は水分を補給するよう言われるようになっていましたが、本講座では副作用の説明はなく、一方的に自社の商品を推奨する内容でした。
K地区の全員に出席を求める講座で、不適切な内容の講義が行われたことに抗議をしましたが、本件についても 安全課の担当者が 「事前に資料をチェックしておくべきだった」 と その場で反省の弁を述べただけで、なぜ そのような講座が 開催されてしまったのか の原因究明もなく、再発防止策が議論されることもありませんでした。
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