第二章で述べましたとおり 安全管理を指導すべき安全課課長が 本来の任務と逆のことを繰り返していましたので、まずは 上司でありK地区の総括安全管理者代理でもある業務部長(2代にわたり前後二人の業務部長)に 実態を伝えて改善を求めました。


 しかし、それらの申し入れは すべて無視され、様々な不適切な安全管理は 放置され続けました。
 さらに上司の本部長(総括安全管理者)に 同様の趣旨の申し入れを行いましたが、不適切な安全管理は 放置 され続けました。


 申し入れに対して 一度だけ 返信がありましたが、それは本部長を含む安全委員会の運営委員全員に対し 不適切な安全管理の改善を求めた時のことでした。
 返信は、「安全委員会で認めているのだから、そんなことを言うのは労働組合に対し失礼だ」という数行の内容でした。


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