自 習 室 東京港区 中国語サークル 北京倶楽部

よく 「読む」「書く」「聴く」「話す」の順に苦手意識がないと言いますが、中国語は逆かも…。
あなたの中国語はいかがですか?

一人ひとり学習方法は違います。
ここでは、さまざまな自習法を紹介いきたいと思います。
興味が持てそうで楽しめそうな方法から試してみてください。

なお、当ページは先生とみなさんの意見をランダムに掲載するものです。
今後、少しずつ内容を増やしていきたいと思います。あなたの勉強法も是非教えてください。


聴く 速聴★★★☆☆
この方法、ウソだと思っても一度試してみる価値ありです。
中国語でも日本語でも英語でも結構です。内容がわかる、できるだけスピーチ速度の速いテープを聴きます。内容は何でも構いません。再生速度を変えられるプレーヤーがあれば、2倍速くらいが効果的。数年前から中国では英語攻略法として活用されているそうです。
私たちの頭の解析速度は「慣れ」による訓練で高められます。騙されたと思って5分速聴した後すぐ中国語のテープか映画を見てみてください。何だか「そんなに速くないな、大丈夫」と思えるはずです(笑)。

国際ニュース★★★★☆
インターネットを通して世界中の通信社から世界中の言語でニュースやトピック、さまざまな生の音声や映像が聴いたり見たりできるようになりましたね。これを利用しない手はありません。
中国のものも今後紹介しますが、まずは取っつきやすい日本発のNHK国際ニュース「新聞(ニュース)」から。
ラジオで毎日昼夜放送しているもので、10分の番組に6~10項目の国内・国外ニュースが編集されています。好きな時間に勝手に聴ける、読めるのが最大のメリット。全部聴かずに興味のある項目一つだけでもいいかもしれません。最初は全然聞き取れなくても半年くらいで、聞き取り能力アップはもちろん、単語数も増えるでしょう。

話す 度胸★★★★★
中国語の上達法は、二人の先生もおっしゃってます。
多听多说」(たくさん聞いてたくさん話す)。
旅行やビジネスで中国語圏に行かれたら、片言でも「你好」だけでも中国語を話してみるとお互いに親近感が湧いてきます。ショッピングでも運が良ければオマケしてくれるかもね(笑)。
それにはまず教室では先生の一番近くに座ること
休憩中とか雑談の時間をつかまえて、何でも中国語で先生にトライしてみましょう。
北京倶楽部の先生はお二人とも、こういう会話は大歓迎だそうです

大きな声で★★★★☆
『話す」上達法は、まずしっかり声を出すこと。また、自習用テキスは教室でみんなで学習するものとは分けた方が効果的です。市販のテキストには「教師が教室で補足しながらみんなで学習する」ために編集されたものも多いからです。
自習用テキストとして下記もお薦め。非常に短く簡単な日常会話800例が日本語、中国語2枚のCDにも収められていています。簡単といっても侮らないでください。
「仕事、忙しい?」「変わりないです」、「今度の日曜日もし晴れたら遊びに来てください」「どうも、ぜひ伺います」、「もっと召し上がれ」「はい、もう十分いただきました」
工作忙?」「还是老样子」,「下星期天,要是天气好,请到我家来玩儿」「谢谢,我一定去」,「请再来吃一点儿」「谢谢,我已经吃饱了」etc.
ネイティブスピーカーの語速、語調と、こういった短文が反射的に口から出てくるようになりたい。テキストの作者曰く「同じスピードで話せる言葉は、同じスピードで聴き取れる」とか。ゲーム感覚でチャレンジしてみては、いかがでしょう

通訳メソッド応用した中国語短文会話800」長谷川正時著

読む 多読 ★★★☆☆
本当は「話す」ことより、「読む」「書く」ことの方がずっとむずかしい。でも、「話す」ためには、たくさん読んで中国語の語順や言い回し、何よりも単語数を増やさなければなりませんね。
好きなもの、必要なものから読み始めましょう。旅行に行くなら、中国語で地名を検索してみれば現地の中国語案内が出てきます。
中国映画のオフィシャルサイトや情報も中国語のものが見られますよ。試しに「レッドクリフ」、中国語の原題は「赤壁」でしたね。これで検索してみると、http://www.chinafilm.com/theme/chibi/ へのリンクができます。現在台湾で人気の「海角七号を検索するとhttp://cape7.pixnet.net/blog/category/1325950 へのリンクしますね。
ニュースを読んでみたかったら、http://news.cn.yahoo.com/ へのリンクも。試しに左記の紫字部分をクリックしてみて

字幕 ★★★★☆
映画のDVDもいいですね。もちろん中国語の字幕でね 先の「レッドクリフ」のセリフは、なかなかきれいな普通話(putonghua)で、しかも現代語です。年配の正真正銘の中国人の方には、偉大なる三国志演義の周瑜や诸葛亮が「こんな話し方するか」とかとか、さまざまご意見あるようですが、中国語学習者にとっては、またとない映画です。

書く 日記 ★★★☆☆
言葉は、文字通りには伝わりません。日本語だってむずかしいのに、中国語でなんて!! 皆さんも同感じゃないですか 面と向かって話す場合は、語調や顔の表情も手伝ってくれるし、言い間違えてもその場で訂正できるでしょまずは誰にも迷惑が掛からない「日記」から始めましょう。
話題の台湾映画「海角七号」で主役を演じた田中千絵さんのブログを参考にしてみては 彼女、撮影に入る前は中国語3級だったそうです、ホントかな 私たちも頑張れば彼女くらいに話せるかも(笑)。彼女のブログは下記です。
http://yaplog.jp/challechie/monthly/200611/ へのリンク

文法書★★★★☆
究極むずかしいのが「書く」ことだとしたら、ここで初めて「語法」(文法)の知識があった方がスムーズかなと思います。そもそも文法って、中国人にしろ日本人にしろ誰かがごく最近になって分析したものでしょ
でも一冊目を通しておいてもいいですね。言葉は「生き物」。文法学者も分析に間に合わない言葉や言い回しがたくさんあります。あまり神経質になることはありません。北京倶楽部には、自分で文法を解析している長老もいらっしゃるくらいですから(笑)。要は「気持ち」が伝わればコミュニケーションは成り立ちます。