花写真−ペラルゴニウム・ベロペロネ
ペラルゴニウム(フウロソウ科)
学名:Pelargonium grandiflorum
4〜6月に、アザレアのような大輪の花が咲く。花色は、赤・桃・白など豊富。
ゼラニウムの仲間だが、もっと花が大きく華やか。いちばんの違いは葉、ゼラニウムは縁がなめらかな丸葉だが、本種は葉の縁に細かい切れ込みが入り、フリル状に波打っている。
ペラルゴニウムはコウノトリの意。果実をコウノトリのくちばしに見立てたもの。英名は、fancy geranium など。
撮影地:鉢植え
年月日:'02/ 4/12
右は、ペラルゴニウム・インクラサツム。
学名:Pelargonium inculasatum
南西アフリカ原産の多年生球根植物。
夏に地上部は枯れるが、秋より生育し、春開花する。エンジェルスティックの名で出回る。
撮影地:鉢植え、年月日:'03/ 3/ 2
ベロペロネ(キツネノマゴ科)
学名:Beloperone guttata
知らなくても、一度見れば印象に残る。花穂の先がエビの尾のように曲がり、外側に赤い苞が重なり合うようについて、色も形もエビのよう。 花は白い唇状花で赤い苞に包まれている。
和名:コエビソウ(小海老草)。
(注)東京のTBSテレビ、大阪の毎日テレビの「はなまるマーケット」という番組('11/5/6放送)の中で、ユニークな名前の植物として
「ハンカチノキ」「ポーチドエッグ」とともに「コエビソウ」のこの写真が紹介されました。
撮影地:大阪府立花の文化園(温室)
年月日:'03/ 8/13
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− Photo : Yasuda Hiroshi −
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