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唐伯虎點秋香2 之四大才子★★★☆☆ |
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![]() 面白いことは面白いです・・・。“豆腐渣工程”など現代的な話題もふんだんで、中国語の勉強には、いいかも(笑)。 「新・上海滩」「神雕侠侣」のイメージが強いせいか、黃曉明にはガッカリしました。彼演じるところの唐伯虎が、「風声」の神経質な日本人将校役を、無理やりに陽性に変換したようなキャラクターになってしまったのが残念です。黃曉明って人は真面目な“カタい”人なのでしょう。なぜこんな役を受けちゃうのか、わからない。 また、本編は「唐伯虎という才人が、秋香という美女に恋して追い駆ける」という前作の続編のようです。内容は、前作に至るまでのそもそもの成り行きをストーリー化にしたものです。 唐伯虎という人物は、15世紀、明の時代に実在した、詩や画で名を馳せた四大才子の一人。中国では誰でもその名を知るほどの著名人です。この物語は、彼と他の三人の才子たちが、まだ若く無名で、しかも互いに“損友(sun you)≒悪友”と呼んでいた頃を設定したお話です。 さて、ストーリーですが、 大金持ちの商家の坊ちゃん、唐伯虎(黃曉明)は幼少より知能明晰、武術にも長けていますが、何せ悪戯好きで喧嘩好き、ちっとも勉学に興味を示しません。業を煮やした母親は大金を積んで、“清風寺”という修練所に修行に出します。ところが、この寺、修練所とは名ばかりで、裏では坊主を語った大盗賊一派に牛耳られ、詐欺商法や霊感商法で老百姓から金を巻き上げていたのでした。 これに気づいた唐伯虎と彼の悪友、のちにともに四大才子と呼ばれた、賭けと女好きの祝枝山(陳百祥)、絵描きの文征明(周立波)、おかしな発明家徐昌谷(任賢齊)が、彼らの強みを発揮させてドタバタ陽気に、大悪党たちを退治して、チャンチャンというお話です。 のちに唐伯虎が追い駆けることになる美女秋香(張靜初)との馴れ初めも、大盗賊と戦いの中にありました・・・。 一昔前「マツケンサンバ」なんていうのが流行ってたけど、黃曉明が「暴れん坊将軍」の松平健にかぶってしまうのは、最後の集団ダンスのせいでしょうか・・・。 香港映画の骨頂といえば言えるかもしれません。黃曉明以外の才人三人は、有名な喜劇役者らしく、すごくはまっています。 |
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監督: 主演: |
李力持 黃曉明 周立波 任賢齊 陳百祥 張靜初 etc. . |
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