K地区では 大震災等の災害に対処するため【災害対策本部マニュアル】が準備され、それに基づいて 秋に避難訓練が行われていました。
そのマニュアルには、対策本部の責任者や情報収集班・自衛消防隊の班長・隊長や担当者など氏名やそれぞれの役割などが記述されています。
2014年4月の人事異動後、責任者や班長・隊長や担当者が変更(任命)されておらず、それに気づいた方が安全掲示板でその旨指摘を行いました。
その指摘に対して、安全課課長からの返答は、タイトルに「【差替え完了】大変申し訳ありませんでした」のみでした。
α社では、問題が発生した場合は「その原因を源流まで遡って究明し、根本的な対策を行い、再発防止を図ること」を社是としていましたし、特に安全に関しては K地区でも そのことを厳しく実行してきたはずでした。
ところが そのことを率先垂範すべき安全課課長が その場しのぎの対応で 終わらせてしまったわけです。
災害対策本部の責任者や情報収集班・自衛消防隊の班長・隊長や担当者などが変更になった場合は、新たに任命された当人のみならずK地区全体にも速やかに周知することが必要なわけですがそれも行われていませんでした。
指摘のあった掲示板で、「原因を究明し、根本的な対策を行い、再発防止を図るべきではないか」と訴えましたが、無応答のままでした。
この件以外にも、ルールが変わり安全手帳の内容を改定すべき事項があっても改訂していなかったり、K地区内で起こった“ヒヤリ”情報をイントラネット内の別のデータベースと一体化して関係者しか閲覧できなくしたり、数多くある試験室・エリアの管理データベースを作ってそれぞれの管理責任者や管理すべき事項などの情報を記述できるようにしていながら 一旦作った後は放置していました。
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