2015年初めから 1年近くかけて、順次 K地区における不適切な安全管理問題の改善を、“安全を守る”また“リスクをチェックする”ことを任務とする部署や役職者の方々に 改善を求めてきましたが、埒があきませんでした。
そこで 最後の手段として、2015年12月半ばに 社長宛のメールで これまでの経緯を報告し、改善を求めました。
社長は 就任以来、安全に関する力強い SLQDCメッセージ(参照:1節) を発信しておられましたので、社長なら 適切な判断をされるだろうと 期待していました。
幸いに すぐに社長から、
「安全に関する懸案につき連絡を頂きありがとうございます」
「ご報告いただきました内容につきましては、適当な部署にて
実態調査を進めます」
という返信をいただきました。
しかし、その2週間ほど後 年末の仕事納めの日の夕方 打合せ室に呼ばれ、「手渡すようにと文書を預かっています」と 業務部長と総務課長の二人から一通の封書を手渡されました。
中身は、上司である所長と人事部長との連名の警告書で、そのタイトルは、【度重なる安全に関する意見具申・特定個人の言及への警告書】でした。
社長にまで 意見具申をしたこと、また、安全課課長の数多くの不適切な安全管理を指摘したことで 警告書につながってしまったようでした。
社長からの返信が届いてから2ヶ月ほど後に、実態調査結果伺いのメールを出しましたが、社長に届かなくなり、返信はありませんでした。代わりに来たのは、上司である所長と人事部長からの再警告書でした。
社長 と 人事及び安全管掌取締役・人事部長・上司の所長 との間で どのようなやりとりがあったのか 分かりませんが、社長への依頼は 尻切れトンボに なってしまいました。
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