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京都議定書に関する話題

この内容は省エネルギーセンター発行の「省エネアンバサダー」をもとに記しました。

1 「京都議定書」とは

1997年、地球温暖化防止に関する国際会議が京都で開かれました。その会議で、地球温暖化を防止するための約束事を話し合いました。それが「京都議定書」です。この内容は
「先進国が2008年から2012年までの期間に温室効果ガスの排出を削減する(削減率は国によって異なる)」というものです。
温暖化は、私たちの生活によって排出される二酸化炭素などの温室効果ガスが原因になっている事がわかっているため、それを削減して、温暖化を少しでも防ごうというものです。

この議定書の効力が発生(発効)するのは次の2点が達成された時と決めました。
@ この議定書に55カ国以上の国が批准すること。
A 批准した国の二酸化炭素排出量の合計が全世界の二酸化炭素排出量の総量の55%以上になること。

昨年11月大国ロシアが批准して上記の条件が満たされたので、批准から90日後の2月に発効となるのです。
日本は2002年6月に批准しました。日本は2008年から2012年の期間に1990年に比べて平均6%の削減を約束しています。

2 日本の現状は

日本は1990年から6%削減する約束しましたが、2002年の段階で、既に7、6%も増加しているので、実際には13.6%も削減しないと目標には到達しません。どのように努力するか、これからが大変です。企業はもちろん、私たち庶民もひとり一人が、自分の生活を見直し、13.6%の二酸化炭素の削減に向けての努力が必要になります。

3 二酸化炭素削減は具体的にどのようにしたらよいのか

こんな省エネをやってみてはどうでしょう。10項目で13%のCO2の削減ができるそうです。

@冷房温度を1℃高く、暖房温度を1℃低くする。 削減率 0.5%
A週2回往復8kmの車の運転をひかえる。          3.1%
B1日5分のアイドリングストップを行う。             0.7%
C待機電力を90%カットする。                   1.5%
Dシャワーを1日1分だけ家族全員が短くする。        1.1%
E風呂の残り湯を洗濯に使う。                  0.3%
Fジャーの保温を止める。                     0.5%
G暖房と照明の利用を2割減らす。                4.1%
H買い物袋を持ち、省包装の商品を買う。            1.0%
I1日1時間テレビの利用を減らす。                0.2%

(以上 省エネアンバサダー」より)

4 新潟市では「地球温暖化防止」のイベントがあちこちで開かれます。参加してみませんか。

@ ストップ温暖化フェスタinにいがた2005

日時 2005年2月12日(土)10:00〜16:00
会場 新潟ユニゾンプラザ
申込 入場無料ですが、申し込みの必要な内容もあります。
詳しくは025-280-5339
         新潟県県民生活・環境部 環境企画課
内容 ・ 柳生博氏基調講演
     「ストップ温暖化!新潟スタイルを探せ」    
・ 「ストップ温暖化!ワークショップ」
・ クイズでストップ!新潟の温暖化」その他多数。
主催 新潟県

A 市民環境講座「地球温暖化を防ぐために〜はじめよう!省エネルギー生活〜」

日時

2005年2月20日(日)13:30〜15:30

会場

新潟市万代市民会館(新潟市東万代町9番1号)

申込 事前の申込みは不要です。直接会場までお越し下さい。
内容
  1. 「地球温暖化の現状と解決策」

  2. 「地球温暖化防止に向けた取組み」

  3. 我が社は何故風力発電に取り組んだのか

主催

環境省北越地区環境対策調査官事務所

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