諏訪2丁目マンション建替えの概要
写真説明
完成したブリリア多摩ニュータウンのC棟で、向こうがD棟になります。
正面に見えるのは、共用スペースで、右が吹き抜けで、左は2階建てです。
写真には見えませんが、左にコミュニティカフェがあります。
これはB棟の北に張り出しておりで、これも共用スペースの一部です。

撮影地点は多摩市の児童公園です、以前は、公園、歩道、団地と段差がありました。
段差を解消して、ご覧のようにフラットで、市、UR、管理組合の広場が連たんしています。
住民が行う、団地の建替え事業には「「優良建築物等整備事業が適用されたが、
この事業には、多摩市が申請していた「住宅市街地総合整備事業」が適用されて、市と住民が共同した事業だった。

          目次
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1章 多摩ニュータウン初入居の混乱期を乗り越えて
(1) 1971年の団地への初入居からの混乱
(2) ニュータウン建設と、多摩村の歴史・風土
(3) 管理組合の自主管理への動き

2章 マンション建替え運動の始まり
(1)1988年に建替え「有志の会」が発足
(2)1991年の建替え委員会設置と、その後の紆余曲折
(3)1998年にコンサルタントを公団に委託する

3章 2004年・建替え運動の再出発
(1)新たな基本計画の策定に着手する
(2)圧倒的多数で「建替え決議」が成立する
(3) 管理組合の清算と訴訟について


           はじめに
 マスコミでも大きく報道された、多摩市諏訪2丁目の建替え事業が完成間近になった。
今年(2013年)10月末には住戸の引き渡しがあり、11月より引越しが始まる。
この事業の概要と、諏訪2丁目住宅管理組合の歴史のあらましを書きます。
1章と2章は管理組合の清算結了時に合わせて発行した、
「諏訪2丁目住宅管理組合 住民自治の歴史」作成で、私が執筆担当した部分に、加筆したもの
です。

 以下は、建替え決議での再建建物の設計の概要です。
2新たに建築する建物(以下、「再建団地内建物」という。)の設計の概要
 (計画概要)
  主要用途     共同住宅
   構造規模     鉄筋コンクリート造 地上11・14階、一部地下1階 
   建築面積     21,435.15㎡
   建ぺい率     33.28%
   延べ床面積    121,353.30㎡
   容積対象面積   96,590.91㎡
   容積率      149.99%
   専有面積     91,054.06㎡
   総戸数      1,235戸
   駐車台数     883台 (住民用870台、カーシェアリング用3台、
                    付帯施設用10台)
※ただし、これらの設計の概要等に関しては、今後、変更となる場合があります。
 事業については、建替え決議成立を知らせる新聞報道がよくまとめてあるので、
そのコピーを載せます




続いて同日の東京新聞の社会面の報道のコピーです。

 



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