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新潟の味2015
新潟市消費者協会の会員が普段作っているお料理を紹介するページです。
新潟の食材や新潟という郷土に伝わるお料理等もお伝えしていきます。

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 12月「伊達巻」と「かきあえなます」
 新潟市消費者協会巻支部では、12月にお正月料理の講習会を行いました。そのうちの2品、「伊達巻」と「かきあえなます」をご紹介します。簡単にできる作り方です。ぜひお正月に作って見て下さい。

伊達巻
≪材料≫  卵     4個    〈調味料〉  だし汁  大さじ2
      はんぺん  1枚           砂糖   大さじ3 
      サラダ油  少々           みりん  大さじ2

≪作り方≫
 1.ミキサーに角切りしたはんぺんと卵・調味料をすべて入れ、約30秒位なめらかになるまで混ぜる。
 2.卵焼き器にサラダ油少々ひいて中火で熱し、熱くなったら濡れ布巾の上に置いて冷ます。
   弱火にして火にかけ生地を流し入れ、蓋をして10分位火を通す。
   竹串を刺して何もついてこなかったら(ついた場合はさらに3分追加)ひっくり返して3~4分焼く。
 3.巻きすの上にラップをしき、きれいな焼き色の面が下になるように置き、手前に2~3㎝幅に3~4本、浅い切れ目に入れ、すだれごとくるくる巻き両端を輪ゴムで止め、しばらく置いて味をなじませる。好みの幅に切り分ける。

かきあえなます
≪材料≫  かきのもと  100g     〈調味料A〉  酢   大さじ2
      干しシイタケ 3枚               砂糖  大さじ1
      キャベツ   葉1~2枚            酒   小さじ1 
      人参     30g              塩   少々
      しらたき   1/2袋
      きゅうり   1本       〈調味料B〉  みりん      大さじ1
      玉ねぎ    1/2個             砂糖・醤油    各大さじ1/2
      レンコン                    シイタケの戻し汁 大さじ2

      白練りごま  40g      〈調味料C〉  酢   大さじ3
      白すりごま  30g              砂糖  大さじ2
                              醤油  小さじ2

≪作り方≫
 1.かきのもとは花びらを取り、酢を入れたお湯でさっとゆで、水にとって水分をしぼる。
 2.人参とキャベツは千切りにして一緒にゆでる。しらたきは、ざく切りにしてゆでる。
 3.きゅうりは小口切りにして塩をまぶし、しんなりしたら水で洗って水分をしぼる。
 4.レンコンは薄いいちょう切りにして、酢水をつけてあくを抜いてから、調味料Aで煮る。
 5.干しシイタケは戻して千切りにし、調味料Bで煮る。
 6.練りごまとすりごまに、調味料Cを加えよく混ぜる。
 7.1~5の材料に玉ねぎの薄切りを加えて、6の調味料であえる。
 11月111「サツマイモようかん」「はやとウリの浅漬け」
 豊栄はお芋も産地。北区にある新潟医療福祉大学の生徒さんとコラブをして作ったお菓子等、いろいろなサツマイモスイーツのお店も11月に豊栄にオープンしました。そんなサツマイモのお菓子を紹介します。会員さんからお漬物も教えていただきました。一緒に紹介します。

サツマイモようかん
材料
サツマイモ    400g
砂糖        80g
塩         少々
牛乳        300cc
粉寒天       4g
 
作り方
 ①サツマイモは皮をむき煮る。
 ②①に牛乳・塩・砂糖を入れて芋を潰しながら良くまぜる。
 ③柔らかくなったら火を止めて粉ゼラチンを入れ良くまぜる。
 ④水でぬらした容器に入れあら熱が取れたら冷蔵庫へ。
ポイント
・サツマイモは茹でるより煮た方が簡単でした。
 
はやとウリの浅漬け
材料
はやとウリ    2~3個
塩        少々
昆布       少々
作り方
①はやとウリは半分に切り中の種をとる。
②昆布を小さく切り塩と混ぜ合わせておく。
③①と②をジッパー袋に入れ良く混ぜ合わせて冷蔵庫へ。
 (翌日には食べれます。*塩麹や味噌漬けにしても美味しいです。) 
 10月 110「鶏肉炊き込みご飯
 当消費者協会白根支部の藤本さんは大勢の方々の食事を作ることが多いそうです。秋のある日の献立は炊き込みご飯ほか数品。その炊き込みごはんを紹介しましょう。

材料 : 米と鶏肉  「米は、一時間前にといで つけておきます」
味付 : ① 塩コショウ、 コンソメ、 オリーブオイル、
      ② ケチャップ、 トマトジュース、 トマト缶、
      ③ ミックスベジタブル、

作り方   電気炊飯器に米を入れます。 ①を入れてよくかきこみします。
       次に ②を入れ、 通常の炊き込む状態の水分を加えます。
       ③鶏肉とミックスベジタブルを加えて、味加減を確認します。

* ガス炊飯器でなく、電気炊飯器をお勧めします。
9月 109「ゴーヤの砂糖煮(干菓子)」と「ゴーヤのチャンプル風」
 沖縄の名産品であるゴーヤですが、新潟でも大変よく育ち、最近は夏のグリーンカーテンとして省エネを兼ねて栽培している家庭も多いようです。採れすぎるくらいなので、いろいろと工夫したお料理も目にします。今回紹介の西潟家の砂糖煮は日持ちもするし、お茶うけにも適するので、よい利用法です。チャンプル風と合わせてご紹介します。
ゴーヤの砂糖煮(干菓子)
材料(1回分)
 
ゴーヤ(正味量)200g
白砂糖     120g

作り方
① ゴーヤは縦2つに割り種とワタを取り除き、5ミリ幅くらいに切り、厚手の鍋に入れ、水大匙3と白砂糖を加えて煮る。
② 砂糖が解け、ゴーヤからの水分と一緒になる。
③ 15分ほど煮ると、液が飴状になり、水分がなくなったら火を止めて、箸でほぐす。
④ 程よく飴蜜がついたゴーヤが乾くので、お皿にとり冷ますと、砂糖菓子に出来上がる。

ゴーヤのチャンプル風
材料 4人分
ゴーヤ (正味量)200g
トマト      200g
ピーマン(赤・青)200g
卵          4個
オリーブオイル   大匙3
味醂・塩・胡椒   少々
片栗粉       大匙1
作り方
① 材料は全部乱切りにしておく。
② 卵は味醂大匙1を加えて溶いておく
③ 鍋にオリーブオイルを大匙2杯入れて、②の卵を
さっくり炒る。大きな柔いほろほろにし器にとる。
④ その鍋にピーマンとゴーヤを入れて炒め、味付けし、トマトを加えて味を見て、水溶き片栗粉を流す。
⑤ 最後に炒り卵を加えて、出来上がり。
*材料は手元にあるもので、すぐできます。夏の疲れを癒し、体を温め、免疫力を上げる1品になるそうです。
 8月 108「夏野菜のラタトゥーユ」+野菜の保存の工夫
 
 
なす、トマト、かぼちゃ等々、年中お店の店頭に並びますが、太陽の光をいっぱい浴びた夏は味がよく栄養価も高くなります。そんな夏野菜たっぷりのお料理を山崎家から紹介していただきました。残り野菜がうまく処分でき、冷蔵庫で保存して朝の一品に加えると、簡単に多種類の野菜をとることができ、エコにもつながります。
ところで、家庭菜園をしている人はこの収穫時期、知り合いにおすそ分けしてもまだ余るというときもありますね。そんな時はこんなふうにしているという桜井家のやり方も紹介しましょう。

夏野菜のラタトゥーユ
 ○材料 (2人分)
  ・なす 1個  ・ズッキーニ 5㎝位  ・パブリカ 半分  ・ピーマン 2個 
  ・トマト 2個 ・オクラ 3本 かぼちゃ 少々 ・オリーブオイル 大さじ1 ・にんにく 少々

 ○作り方
  ・材料は2㎝角位の大きさに切る。なすは水にさらす。
  ・オリーブオイルでにんにくのみじん切りを焦がさないようにいためる。
  ・そこに野菜を入れいためる。トマトは最後に入れる。
  ・蓋をして野菜の水分で煮るが、水分が足りないようなら白ワインを少し足す。
  ・野菜に火が通ったら塩、コショウで味を整える

夏野菜の保存の工夫
干す 〇 (セミ)ドライトマト ミニトマトを天気の良い3日間、2つに切ってちょっと塩をふりざるに並べて干す。(雨の日はオーブン120~150度で20分位焼く。様子を見ながらやってください)できたものはそのままフリーザーパックに入れ冷凍庫に保存。他には瓶に入れ、オリーブオイル、バジル・にんにく等を入れて冷蔵庫に保存。スパゲッティー料理にも卵焼き、野菜炒め何にでも簡単に使える。
〇乾燥ハーブ 日陰で3日くらい干す。(陽が強いと黒くなるので注意)手でもんで細かくしてから瓶に保存(常温で大丈夫)
煮つめる  〇トマトソース にんにく(少し)をオリーブオイルで炒めてから玉ねぎと皮を湯むきしたトマト(大玉でもミニでもよい)ハーブ等を入れ、水分を飛ばし少し煮詰める。瓶に入れ冷蔵庫に。トマトベースの料理なら何にでも利用できる。
〇きゅうりの佃煮 2010年8月の「新潟の味参照。保存というよりお料理ですが、1年じゅう利用できます。
 茹でる いんげん、オクラ、ブロッコリー等、さっとゆでるのがコツ。 使いやすいように小房にしてフリーザーパックに入れて冷凍庫に。
 塩漬け  ズッキーニを半月切りにして塩をふり、水分を出してからフリーザーパックに入れ冷凍庫に。昨年乾燥させてみたが、元に戻りにくく、しかも苦みがあり、うまくいきませんでした。塩漬けはまあまあです。塩抜きしてからカレーや煮物に。
 
ミニトマトの干し始め

3日間干すとこんなに小さくなる 
 
オリーブ漬けこれで30個
 
フリーザーパック詰め。これで80個くらいある
 
ドライトマトほか夏野菜たっぷりのスパゲッティ
瓶に入れたものは1年経っても味が変わりませんが、パック詰めは冷蔵庫臭がつくので、早めの消費が大切です。
7月 107「キュウリの酒粕漬けと中華クラゲ」
 毎日暑い日が続き食欲が落ちてしまいます。そこで今回は、巻支部の長谷川さんの夕食を拝見しました。
どれもおいしそうです。簡単ですがちょっとひと手間かけた、夏にいっぱいとれるキュウリを使った料理を教えて頂きました。
キュウリの酒粕漬けと中華クラゲです。どうぞ、ご賞味あれ。

キュウリの酒粕漬け
材料   キュウリ4本 塩小さじ1 板粕大さじ1 みりん小さじ1 砂糖小さじ2
作り方  キュウリ1本を4等分くらいに切り、塩で下漬けする。(重しをして1時間くらいおく)
     酒粕とみりん砂糖をよく混ぜ合わせる
     水気を切ったキュウリと上記の調味料を合えて、出来上がり

中華クラゲ
材料   中華クラゲ1パック キュウリ1本 ショウガ1かけ 酒大さじ1 みりん小さじ1 醤油小さじ1 ごま油少々
作り方  キュウリは細切りにする。ショウガも細切りにし、調味料を合わせてキュウリとショウガを合えて出来上がり
 6月 106「焼きナスのオムレツ」
 今月はナスです。焼きナスは新潟の人たちが好んで食べるお料理の一つです。今回はちょっと工夫のあるお料理です。豊栄支部会員の服部さんのお嫁さんが作って下さいました。皆さんもお試しください。                              
新潟の味                          
 焼きナスのオムレツ
 材料  ・なす1本
     ・卵 2個
     ・調味料(塩・味の素・)(油)適宜
 作り方
     ① 茄子は焼いて熱いうちに皮をむく。
     ② 卵2個は調味料を入れよく混ぜておく。
     ③ 2の卵液に1の焼きナスを入れフォークで軽く押す。        (味をなじませるため10分ほどつけ置く)
     ④ フライパンに油をひき3を中火で両面をゆっくり焼く。
ポイント 
 ・卵は焦げやすいので焼く具合に注意。
 ・下味がついていますがお好みでドレッシング等でも美味しく戴けます。
 ・茄子はふんわりふっくら柔らかでお子様もご年配の方もどうぞ。
 ・茄子は豊栄笹山産のまる平の長なすを使用しました。豊栄のウオロク2店舗とベイシアでも販売しています。
 5月 105「ふきのキンピラ」
白根支部会員の藤本さんは、ボランテイアの人、数名とボタンティアランチを作り、32人ほどの方に食べてもらっているそうです。その料理のうち一品をご紹介していただきました。

材料です。 炒める順番です、 「人参、竹の子、ちくわ、ふき」当日は、ツヤコンも追加されていました。
味付けです。 「酒、みりん、しょうゆ」

それでは、作り方です。
フライパンに油を注ぎ、人参に火が通ってから、
上記の味付けを加え、 上記の材料を順番に炒める。
汁がなくなるまで煮含める。
唐辛子、ゴマ油をふって、火を止めて出来上がりです。フキが季節感を出し、皆さんに喜ばれているそうです。
 4月 104「草餅」
 新津支部会員の高塚さんの家で作っておられる草餅を教えていただきました。高塚さんのご家族は農業法人として幅広くお米や柿、たけのこ、ジャム等々季節毎に幅広く食品の加工品等作っておられます。秋葉区だからこその美味しい草餅です。

※ヨモギはご自分の畑の新鮮できれいなものを摘んできて茹でたものです。
もち米は“こがねもち”を杵つき餅として搗いています。
あずきは北海道産のものをこしあんにしています。

それでは作り方です。
“もちくさ” を摘んで洗って、重曹を入れて煮立てる。直ぐに火を止めて休ませておき、その “ もちくさ ”を水にさらして重曹けをとる。黒い水が出て真緑になります。
軽く絞ってこれをフードプロセッサーにかけ、搗きたての餅の中に入れます。きれいな緑色の餅になります。
餅を千切ってこしあんの中にまぶします。
餡は、茹でて柔らかくなった餡を皮を取って“こしあん”にしたものです。これが、草餅に合うのです。  
      
とても柔らかくて、でも、コシがあって美味しいお餅にヨモギの香り一杯の餡がたっぷりかかった美味しい一品です

毎年4月25日に地区の神社の春まつりがありますが、それにあわせて、この草餅を作るのが習わしだそうです。そして花や野菜苗の大きな園芸販売所「花夢里」の中の“新鮮組“に出しておられますが、開店ですぐに売り切れる人気の商品です。作るもよし、買うもよし、ぜひ味わってください。
 3月 103「黒にんにく」
 黒にんにくはにんにくを熟成させたもので、プルーンのようなフルーティな味わいがあります。生のにんにくより風邪予防、疲労回復などの効果ははるかに高いようです。新潟支部の牧さんは大病をされた後、この黒にんにくで体力を回復なさり、健康増進に役立てていらっしゃいます。牧家の黒にんにくの作り方をご覧ください。

準備するもの
 ・電気炊飯器
  ・生ニンニク
 ・キッチンペーパー

作り方 
 ・にんにくは生のままでも、バラして粒にしてもよい。汚れた外皮は取る。

 ・炊飯器の底にキッチンペーパーを敷いて、にんにくを入れる。上にもかぶせる。
 ・炊飯器の保温のスイッチをオンにする。保温した状態で1週間おく。
 ・7日目に取り出して半日~1日風にあてる。
 ・再び、保温状態にして約1週間置く。時々ふたを開けて中身の状態をみる。 
 ・中が黒くて甘酸っぱくなっていれば完成。

注意点
 ・においが発生するので、換気がよく風通しのいいところで作る。
 ・炊飯器はにおいがつくので中古品を使用。
 ・1日1~2片を食べる。おいしいので食べ過ぎに注意。
 ・冷蔵庫で保存する。

 2月 102「マーボだいこん」
 大根は冬の代表格の野菜の一つです。新潟市西蒲区も大根の産地です。西巻支部倉澤支部長より、「簡単で美味しいよ!」とマーボーだいこんを紹介していただきました。カルシウムが摂れ、骨と筋肉を強くするお料理です。ぜひ作って見て下さい。

材料(4人分)
大根   600g    大根の葉   50g
豚コマ  200g    サラダ油   大さじ1
ニンニク ひとかけ    長ネギ    30g
豆板醤  小さじ1
A  赤みそ・大さじ1弱  砂糖・大さじ1と1/2 酒・大さじ3
水    260CC   しょうゆ   大さじ1と1/2
B  片栗粉・大さじ2   水・大さじ4
ごま油  小さじ1

作り方
① 大根は縦4等分に切ってから、一口大の乱切りにし、さっと下ゆでする。 
  同じお湯で葉もさっとゆでる。
② ニンニクと長ネギはみじん切りにする。
③ 鍋にサラダ油を熱し、中火で豚コマを炒める。
  肉の色が変わったら大根を加えて炒め、油がまわったらニンニク、長ネギを加えて炒める。
④ 豆板醤を加えて炒め、Aを加える。
  水を入れ、煮立ったらふたをして弱火で15分ほど煮る。
⑤ しょうゆを加えてさらに10分煮る。
  大根の葉を入れ、Bを回し入れとろみをつける。
  仕上げにごま油をふる。
 
1月 101 「アートグリーン(雪白体菜)の簡単サラダ」
アートグリーン(雪白体菜)は北区(旧豊栄の横土井)で採れる野菜です。えぐみもなく子供も喜んで食べる野菜の一つです。あくが無いため茹でこぼしもせずに美味しく食べられますので、温野菜としても良しお味噌汁良し、又ホタテなどの魚介などとガーリック炒めも美味しくいただけます。今回はアートグリーンを使った北区の大槻家の簡単サラダを紹介しましょう。

 材料
アートグリーン    3株
人参         50g
卵          1個
レモン汁、塩、胡椒  適量

 作り方
①アートグリーンはさっと茹で食べやすい大きさ(3センチ位)に切る。
②人参は千切りにして茹でる。
③①と②を混ぜあわせ彩りにゆで卵などを飾る。
④レモン汁、オリーブオイル、塩等のドレッシングで食する。      (写真は簡単サラダとアートグリーン)