新潟の味2008
7月「ナスのけんちん」 |
地物の季節の野菜がたくさん出回りはじめました。、安価、おいしい、栄養豊富と良いことづくめです。ナスもその一つ、新潟県にはたくさんの種類のナスがあることは「新潟の味2005」のところでお伝えしました。今回はそのナスを使った時くらいにしか呼ばない料理、「けんちん」を紹介しましょう。ナスなどを油を使って炒めたり、炒め煮にしたような料理ですが、新潟市の中でも地域によって呼び名がいろいろあるようです。今回は成田家の「ナスのけんちん」を紹介します。 材料(2,3人分) |
6月「梅干」「梅酢」 |
観賞用の梅を入れると梅の種類は300種にもなるということですが、新潟にも、多くの品種が植えられています。中でも「藤五郎」は亀田のブランド梅です。その梅を使って毎年作るという白井家の「梅干」と、特に品種にはこだわらないが、毎年作り重宝しているという加藤家の「梅酢」を紹介します。 梅干の作り方 梅酢の作り方 利用の仕方 サラダ、玉ねぎのスライスなどにかける(昆布も一緒に)。蜂蜜に入れ、冷水やお湯で薄める。疲れなおしに最適です。 |
1月「真鱈の卵の巣籠り風煮付け」 |
粉雪が降り、相変わらずの新潟の冬ですが食べ物もおいしい季節です。魚市場に行くと一本ものの真鱈がならんでいます。今日はその真鱈の卵のお煮付けはいかがでしょうか。 真鱈は頭と胴がらで味噌汁、身は生きがよければ刺身、こぶじめ、煮付け、なべものの具と利用範囲がひろく楽しみな食材です。先月に引き続き千原家の家庭料理を紹介しましょう。 材料 真鱈の卵 中位の大きさ 一腹分 しらたき 一袋 ふき 一把 調味料 こぶだし 4カップ 酒 50t しょうゆ 50t みりん 50t 上記調味料はお好みにより加減してください。 1、真鱈の卵は2〜3cmくらいの輪切りにする。 2、しらたきは適当に手でちぎります。そして熱湯をかけます。 3、ふきはなべに入るながさに切り、お湯を沸かしふきを入れゆでます。 すぐ冷たい水にとります。3,4cmに切ります。 4、上記調味料をなべに入れ煮立てます。 5、しらたきを最初にいれ、続いて真鱈の卵をいれます。パアーと花が咲いたように卵がひらきます。 卵に味が染みるまで10分ほど煮含めます。 6.最後にゆでておいたふきをいれてさっと煮立てたら、火をとめます。 好みですが、そのまま冷ましてふきに味が含むまで待ちます。 食べる直前にもう1回煮立てて召し上がってください。 |