72 8月 「夏野菜のソーセージのスープ煮」 「シシトウとシラスのしょう油煮」 |
今年も暑い夏ですね。暑い夏を乗り切るために、食事はしっかり取りたいものです。そこで、今回は2品、巻支部・水沢家の新潟の夏野菜たっぷりレシピをご紹介します。 「夏野菜のソーセージのスープ煮」は、トマトが入って食欲が進みます。「シシトウとシラスのしょう油煮」は、カルシウムが取れ、シシトウを沢山食べられます。夏野菜を沢山食べて、暑い夏を乗り切りましょう! (^O^)// 夏野菜とソーセージのスープ煮 材料(4人分) ・ウインナーソーセージ 8本 ・じゃがいも 中2個 ・たまねぎ 中1個 ・人参 中1/2本 ・かぼちゃ 100g ・なす 2個 ・いんげん 16本 ・トマト 中1個 ・ズッキーニ 1/3本 ・コンソメスープの素 1個 ・水 400cc ・塩 少々 ・こしょう 少々 作り方 1. トマトを湯むきする。 2. いんげんは色よく茹でておく。 3. ズッキーニとなすは、所どころ皮をむいて5mmの輪切りにする。 4. その他の野菜は皮をむき、一口大の乱切りにする。 5. 厚めの鍋に、ズッキーニといんげん以外の野菜と水を入れ、弱火で10分位煮る。 6. じゃがいもに串が通る位になったらコンソメを入れ、塩とこしょうで味を調える。味をなじませるため、一旦火を止め少し休ませる。 7. 食べる直前に、ズッキーニといんげんを入れ一煮立ちしたら出来上がり。
シシトウとシラスのしょう油煮 材料(4人分) ・シシトウ 15本 ・シラス 80g ・だし汁 50cc ・七味とうがらし お好みで ・しょう油 大さじ2 ・酒 大さじ1 ・砂糖 大さじ1 1/2 ・みりん 小さじ1
作り方 1. 鍋にだし汁を入れ、煮立ったらシシトウと*の4つの調味料を入れ、5分ほど煮る。 2. 次にシラスを入れ、煮汁がなくならない程度に炒り煮する。 3. 好みで七味とうがらしを入れ、出来上がり。
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71 7月「夏野菜蒸し」 |
新潟の夏は実もの野菜の最盛期です。その夏野菜を使った白根支部の藤本家の簡単おつまみをご紹介します。 塩分控えめの料理ですので、ビールのつまみや、ごはんひかえめの時などに良いと思います。
<材料> 2人分 かぼちゃ 、 なす 、 オクラ 、 「夏野菜ならなんでも良い」 玉ねぎ 中 1/2 、 ピーマン 大1個 、 ちりめんじゃこ 30g <調味料> 油 大1/2 、 酒 大1/2 、 醤油 大1/2 、 塩 こしょう 少々
作り方 ① かぼちゃ、なす、おくらの順に時間差を少しづつずらして蒸す。 ② 玉ねぎ、ピーマンは、千切りにする。 ③ ②の野菜を炒めて、火が通ったら、ちりめんじゃこをいれて酒、こしょうをいれてかるく炒め、塩・醤油で味を調えて火をとめる。 ④ 蒸した夏野菜①に、炒めた③をのせる。
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70 6月「焼きなすそうめん」 |
豊栄特産の焼きなすですが、今が旬でその名の通り強火で焼いて皮をむいて食べるのが一番美味しいです(注 この「焼きナス」お料理は2005年7月にご紹介してありますのでご覧ください)が、今回はちょっと違った食べ方で、暑くなってきたこの時期にはお勧めです。以前料理教室で教えてもらったものだそうです。それでは船山家の焼きなすそうめんを船山家流で紹介します。 <材料> 焼きなす 1本(大きめが良い) 片栗粉 適量(多め) 麺つゆ 適量 薬味 ネギ、ショウガ
<作り方> ①ヘタを切り、皮をむく ②茄子を半分に切ってさらに薄く切り、そうめんのように縦に細く切る ③片栗粉をまぶす ④沸騰したお湯に③を入れて3〜4分茹でる ⑤ザルにあげて水にさらしあら熱をとる ⑥器に盛りつけ出来上がり
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69 5月 「長芋のもぞく和え」 |
新津支部の高橋家の簡単おつまみをご紹介します。このお料理は横越にお住まいの諸橋さんから教わったということです。横越は長芋の産地です。この時期出回っている生姜と合わせて、お酒のおつまみ又ご飯のおかずに、大変美味しいということです。 長芋は5cm長さで5mm巾にスライスしてその上にもずくをかけます、更にその上に生姜のおろしを載せて混ぜ合わせて食します。もずくの塩味と新生姜のピリッとした味わいでサクサクした食感はとても美味しいです。調味料なしで大丈夫です。
材料
長芋 150~200g
もずく:カップ入もずく又は もずくスープ
おろしショウガ少々
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68 4月「菜の花と筍の酢味噌和え」 |
菜の花真っ盛りの4月です。新潟市内福島潟でも黄色の菜の花が観光客の目を楽しませてくれています。どこの家庭でもこの時期一度は菜の花のお料理が食卓を飾りますが、新潟では菜の花はアブラナだけとは限りません。新潟ブランドの女池菜をはじめ、葉を食する物のとうが立って花が咲く前のものや咲いたものならどんなものでもおいしくいただけます。、やはり旬の筍と一緒に酢味噌で和えた一品を、松原家から紹介していただきます。
材料 菜の花(穂先) 70g(女池菜、白菜菜などの菜花) 筍(茹でてあく抜きしたもの) 70g 塩 しょうゆ、サラダ油 それぞれ少々 酢味噌(みそ20g 練りからし小2分の1 砂糖小2 酢大1)
作り方 ①菜の花を塩小々を入れ熱湯でゆでる。ゆであがったら氷水に取り、素早くざるにあげる。水気をとり、しょうゆ小々でしょうゆ洗いをし、絞っておく。 ②筍は形よく切り、刷毛でサラダ油をサッと塗り、グリルで焼き、焼き目を付ける。 ③酢味噌の材料をよく混ぜ合わせる。 ④ ①と②を形よく盛り合わせ、酢味噌を添える。 |
67 3月「アサツキとタケノコのあえ物」 |
山菜のノビルに似た アサツキは、春のあえものの代表です。球茎を食用とするために栽培されるのですが、まだ球茎が小さいうちは葉も柔らかく、あえものや汁ものの実として使われます。藤本家のお酒の一品を紹介しましょう。 材料 (4人分 ) アサツキ 3わ タケノコ (アク抜きしたもの) 100g ゴマ カップ 1/3 調味料 味噌 30g みりん 大さじ2 醤油 少々 砂糖 大さじ2 酢 大さじ3
作り方 ① アサツキは根を切り、外皮を取りよく洗って3cmに切りゆでる。 ザルに取り、うちわであおいでさます。 ② 筍 2cm位の千切りにする。 ③ ゴマをすり鉢でよくすり、調味料を入れてさらにすり、 ①②を混ぜる。
ポイント あえものは、手であえる。 |
66 2月「漬菜汁」 |
豊栄地域(現在の新潟市北区)で昔から食べられている懐かしい味の漬菜汁を紹介しましょう。取材をした船山さんがお料理大好きな風間さんのお家で出来たての漬菜汁をご馳走になりました。「身体が温まり、とても美味しく感激しました」とのことです。
漬菜汁 (約10人分)
〈材料〉 大根の漬菜 3株 大根 200g 人参 100g ごぼう 100g 里芋 150?200g 油揚げ 2枚 こんにゃく 1枚 煮干し 5尾 つぶし豆 50?100g 酒かす 好み 味噌 少々 ちくわ 1袋
〈作り方〉 1 漬菜は一晩塩抜きする 2 大根、人参、ごぼう、里芋、コンニャク 各2?3㎝の長さの短冊切り、大根菜も2?3㎝の長さに切る 3 煮干しと②の野菜を入れ、少しやわらかくなったら、酒かす・油揚げ・ちくわ・味噌を入れ味を整える(ちくわは輪切り、厚揚げは好みの型でも良いが、短冊切り) 〔工夫の一品〕 ☆残った漬菜汁に雑炊☆ 前の晩に残った漬菜汁にご飯を入れたり、粉餅を入れたり、野菜くずを入れて雑炊にすると最後まで大変美味しく飽きることなく食べられます。 当時は、この出来上がった雑炊の上に卵を落として食べるというのが大変贅沢な時代でした。 |
65 1月「なまぐさゴウコ」 |
新潟市西蒲区角田地区では、地域の伝統料理で「なまぐさゴウコ」という漬け物があります。地域限定 期間限定 作る人も少なくなっている貴重な食べ物です。少しクセのある味ですが、一度食べると病みつきになるというたくあん漬け。今回紹介してくださる阿部家では、地域の伝統を大切に守りたい気持ちも込めて毎年漬けるということです。 材料 ・いわし 30匹 ・大根(大) 4本 ・食塩 1.2k
1、4~6月頃、イワシの頭と腹わたを取り除き、 重石で塩漬けにする。 2、12月上旬寒くなってきた頃、漬けたイワシと 漬け汁を弱火で形が無くなるまで煮る。 *水は入れない。 3、大根をよく洗い水気を切る。 上下5㎝位を切り落とす。真ん中だけ使う。 4、樽に大根を並べ、煮たイワシを大根にかけて 漬け込む。 5、重石を上に乗せたら、1週間くらいごとに上下 かき回す。1ヵ月くらい漬ける。 べっこう色になったら、出来上がり! |