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新潟の味2011

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 64 12月「ぶりのちり蒸し」
 12月の新潟は寒ブリの最盛期です。佐渡や新潟で水揚げされた天然ブリは、日本海の荒波でもまれて、身は脂が乗り、クセの無い爽やかな甘味は、この時期の天然寒ブリだけです。出世魚としても有名なぶり、お刺身にして食べるのが一番ですが、時には違った形で味わってみてはいかがでしょう。松原家のちり蒸しを紹介しましょう。

材料(2人分)
ぶり     2切れ   
シメジ   50g
ニンジン  20g
ねぎ(太)  20cm
しょうが 1/2本糸
三つ葉 20本
ポン酢(酢・しょうゆ・昆布だしそれぞれ大2、スダチまたはゆず小2)

作り方
1、ぶりはそぎ切りにし酒・しょうゆ各大1で下味をつけ、10分置く。
2、シメジは石づきを取り、小房に分ける。
3、ニンジン・しょうがは千切り、ねぎは5cmの長さ野白髪ネギに、三つ葉は3cmの長さに切る。
4 食卓用の器の周りにぶりが重ならないように並べて真中にシメジを置く。
5 蒸気の上がった蒸し器に入れ、強火で6分蒸す。。
6 火を止めてから、残りの野菜をよく混ぜ、ふんわりと載せ、ふたをし1分蒸らし、ポン酢でいただく。
 63 11月「ごぼうのみそきんぴら」
 栄養的にはあまり期待はできないものの、繊維が多く、おなかの調子を整える効果があるゴボウ。ごぼうは紅葉狩りの頃が一番おいしいと言われます。いつものきんぴらごぼうを変化球で、味噌味に仕立てて一風変わった料理で紹介してくださるのは石田家のきんぴらごぼうです。ぜひお試しください。

材料(2人分)
ごぼう      1本(150g位)
牛切落とし        50g
越後みそ       小さじ2
みりん        大さじ3
ごま油        大さじ1
赤とうがらし小口切り   少々

作り方
1. ごぼうはたわしで洗う。(皮を落としすぎない程度)斜め薄切りに切り(太い場合は縦半分に切ってから)、牛肉は食べやすい大きさに切る。
2. 越後みそはみりんで溶く。
3. フライパンにごま油をひき、弱火で赤とうがらしを炒め香りをうつしたら、中火にし牛肉を炒める。ごぼうを加えて強火でごぼうに火が通るまでいためる。
4. 2のみそを加え、全体を混ぜ合わせる。火をとめしばらくおいて味をなじませる。

みそは種類によって塩分が違ってくるので、量を調整してください。
62 10月「ふきのピール(砂糖煮)」
どこの地方でもとれるフキ。醤油と砂糖で濃い味の佃煮(2006年に紹介)にしたものは「きゃらぶき(伽羅蕗)」といい、これも保存食・常備菜となります。繊維質やミネラルが豊富で、昔は冬の野菜不足を補う一般的な山菜です。秋葉区中村家のフキのお菓子を紹介しましょう。お茶受けに最適です。

 材料ふき500g砂糖300g(60%)
水1/4カップ

作り方
1.ふきを塩少々(色出し)入れた熱湯に通し水の中で皮をむき、3.5p位に切り一晩位あく抜きをする。
2.砂糖と水を鍋に入れ、溶けたらふきを入れ、水分がなくなって、砂糖が白くなるまで煮詰める。
ポイント初めは強火仕上げは弱火ふきを鍋の中でかきまぜる時は木のしゃもじを使い大きく動かしながら煮詰めてゆきます。
 61 9月「白根もち豚のミルフィーユ風カツ」
 旧白根市は現在新潟市南区です。その白根のブランド食肉「白根もち豚」を使った1品です。厚さがあってもヘルシーで、経済的、たくさん食べられる点も魅力です。藤本家のミルフィーユカツを紹介しましょう。

材料(2人分)
豚肉薄切り    8枚
スライスチーズ  2枚
キャベツ      1枚
小麦粉・卵・パン粉・油  適量
付け合わせに季節の野菜など

作り方
@薄切り肉を2枚ずつ重ねる。
Aキャベツの葉1枚を2つに切り分ける。
Bスライスチーズを2つに折りたたみ、さらに3つ折りにする。
CキャベツでBを包む。(チーズが溶けだすのを防ぐため)
D@に小麦粉を振り、Cを@の間に挟む。(サンドイッチのようにする)
E小麦粉→卵→パン粉の順につけ、油でカラリと揚げる。
 60 8月 「豚肉のトマト煮」
 豊栄トマトを使った料理を北区の船山さんからいただきましたのでご紹介します。
「豊栄トマト(桃太郎)は生で食べるのが一番ですが、少し手を加えて、肉と一緒に煮る料理を教えてもらいましたので船山家流で作ってみました。生のトマトがにがてな人には、ぴったりかと思います。旧豊栄では学校給食にも地場産トマトを使ったメニューがたくさんあってカレーライスに肉じゃがにスープ等々子供達も喜んで食べています。又ジューシーで大きな焼きナスもありますので是非食べて味わって下さい」
豚肉のトマト煮(4人分)
豚肉200g  
トマト(大)4個 
玉ねぎ(中)1個
ワインか酒 少々
サラダ油  小2 
塩こしょう 少々 
コンソメ 1/2個
パセリ   少々 

作り方
(肉にワインか酒ふっておく)
1、トマトは皮をむき、種をとり2センチ位にカットする(種も入れると水分が出る)
2、玉ねぎは半分にし、うすくスライスする
3、豚肉と玉ねぎを炒める、塩こしょうする
4、トマト3個分とコンソメを入れて15分〜20分煮込む 
5、残りのトマトを入れ味を整えパセリをちらして出来上がり
59 7月「ししとうのしそ巻」と「夏の果物のヨーグルト合え」
 新潟の夏はおいしい野菜と果物の最盛期です。合併で新潟市が広がって、郊外に位置する北区、秋葉区、江南区、南区、西蒲区はその作物の宝庫です。その一つ西蒲区にお住まいの長谷川家の夏のおいしい2品をご紹介しましょう。

@「ししとうのしそ巻」
 
<材料>
・大葉
・ししとう
・みそ ・砂糖   ・酢   ←この味の酢みそをつくる               _
・あげ油
・小麦粉
<作り方>
ししとうの種を取り、その中に酢みそを入れて大葉で包んで楊枝で止める。これをサラダ油でカラッと揚げる。
 
A「夏の果物のヨーグルト合え」
 
<材料>
・メロン ・ヨーグルト ・イチゴジャム ・アップルミント
・スイカ ・干し柿のゆず巻(干し柿の中にゆずを巻いて冷凍したものを切っておく)
<作り方>
果物を食べやすい大きさに切って ヨーグルトで合え、ジャムとミントをのせる。
58  1月「しょうがの佃煮」(2011.1
 香辛料としてだけでなく、いろいろな使い方があり重宝なしょうが、体を温める作用があるので冬こそ利用したいものです。しょうが湯はポピュラ―ですが、しょうがの佃煮はご存知ですか。今はやりのご飯がすすむ1品の一つに加えてはいかがでしょう。常備菜として一年中利用しているという薄田家の「寒さに対抗!しょうがパワー!!」の作り方をどうぞ。

材料(適量)
しょうが 100g
酒 砂糖 しょうゆ  各 大さじ2
削りかつお 3〜5g
ごま  大さじ1

作り方
1 しょうがを繊維に沿って1.5〜2Cm位の千切りにする。
2 1とごまを除く他の材料をなべに入れ、さっとひと混ぜした後、煮始め、煮汁がなくなるまで焦げないようかき混ぜながら煮る。
3 煮汁がなくなったらごまを混ぜ、後は自分好みの佃煮色になるまで煮て出来上がり。

※調味液はみりんを使ってもいいですし、分量も自分好みに調整してください。かつお節のほか、アミ、シイタケ、貝柱、ジャコ等加えるとまた違った感じになります。工夫して楽しんでください。、