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新潟の味2016
新潟市消費者協会の会員が普段作っているお料理を紹介するページです。
新潟の食材や新潟という郷土に伝わるお料理等もお伝えしていきます。

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 12月 124 「ゴマいっぱいの田作り」
 栄養的にも縁起的にもよく、おせちの一つになっている田作りを紹介しましょう。井上家では少し甘めでゴマたっぷりで作り、里帰り家族の子どもたちにいつも大好評とのことです。皆さんもお試しください。

材料
田作り(小さいカタクチイワシの素干し 40g1袋
炒りゴマ  大5杯位(さらに少し炒っておくとよい)
砂糖    大3~4位
しょう油   大1位
サラダ油  少々

作り方
1 フライパンに田作りを入れ中火で気長にカリっとするまで炒る。
  焦げそうなら電子レンジで少し熱を入れるとよい
2 田作りを皿に移し、空いたフライパンに薄く油を引き、砂糖としょう油を入れる。
3 火を付け、かき混ぜる。少し煮詰めて、大きく泡立ってきたら火を弱める。
4 すぐに一気に田作りを入れからめる。
5 全体に絡まったところで、今度はゴマを振りいれ、田作りに全て絡ませる。
6 全てからまったら皿に広げてさます。

ゴマを多くすると子どもに大好評です。手軽にできて、お酒のおつまみにも良いので、ぜひ作ってみてください。
 11月 123 「大根の和風ポトフ」
  立派な秋大根が店頭に並んでいます。大根といえば・・・ おでんですが、ちょっと趣を変えてポトフはいかがですか。季節の野菜の大根や里芋、彩りに人参、ブロッコリー。にんにくも入って体が温まります。
 材料(2人分)・・・大根 五分の一本
           人参 二分の一本
           里芋 4個
           ブロッコリー 少々
           ウィンナー 6本
           コンソメ 1個
           にんにく 少々
           塩(あればクレイジーソルト)、コショウ、醤油 オリーブオイル 適宜 
           水 400~500mℓ

 作り方 
①大根と人参は一口大の乱切りに、里芋は大きいものは半分にする。ウインナーに切り目を入れる。
②鍋にオリーブオイルを入れみじん切りのにんにくを弱火で炒める。
③香りが出たらウィンナー、野菜を炒め、軽く塩、コショウする。
④水を加えて野菜が柔らかくなるまで煮込んで、コンソメを入れる。
⑤茹でたブロッコリーを加え、もう少し煮込んだら醤油を加えて味を整える。 
 10月 122「新ショウガと銀杏の炊き込みご飯」「さつまいもとカボチャのサラダ」
 食欲の秋です。食材も豊富になってきました。今回は、西蒲区の巻支部、副支部長の長谷川さんのある日の夕食をご紹介します。
その中の「新ショウガと銀杏の炊き込みご飯」と写真上中央にある「さつまいもとカボチャのサラダ」の作り方を教えて頂きました。
皆さんも作ってみて下さい。おいしいですよ。
「新ショウガと銀杏の炊き込みご飯」
≪材料≫
米  4合(洗っておく)  ショウガ 1片(細切りにする) 銀杏 25粒位(煎って割って薄皮をむく)
A→ ごぼう小1本(笹がきにする) 油揚げ2枚(細かくする) 人参小1本(細切りにする) 舞茸1パック(細かくする)
≪作り方≫
①米は30分以上、水に浸しておく。
②Aの材料を、水1カップ・砂糖小さじ2・酒大さじ2・みりん大さじ2・醤油大さじ4で煮るが、お好みで加減して下さい。。
③米を普通に炊く。
④ご飯が炊きあがったら、すぐにショウガ・銀杏・②の具を入れ、かき混ぜ蓋をして20分ほど蒸らす。
 出来上がり

「さつまいもとカボチャのサラダ」
≪材料≫
カボチャ 1/4個 さつまいも 1本 紫玉ねぎ 小1個 きゅうり 1本 缶詰のコーン 半分

≪作り方≫
①カボチャの皮を少しだけそぎ取り、さつまいもと一緒に、適当な大きさに切り蒸す。
②キュウリと紫玉ねぎを薄切りにし、塩少々で揉んでおく。
③蒸したカボチャとさつまいもをつぶし、②をしぼってコーンと一緒にかき混ぜ、マヨネーズであえる。
 お好みで仕上げに、酢少々を入れても美味しい。
 9月 121 「梨のコンポート」
 新潟市の郊外には野菜や果物の産地が多く存在します。その一つ北区豊栄地域の果物を使ったスイーツを紹介しましょう。
形がちょっと悪く売り物にならないものや、食べきれない美味しい梨を何とか無駄にせず食べる方法はないかと考えた「ねっとわーく福島潟」の倉島百合子さん、とっても冷たくておいしいスイーツに変身させました。
【材料】
新興梨       1個~数個
砂糖        種部分を取った梨の重さの15~20%(皮はつけたまま)
水         最初に梨を焦がさないためにほんの少しだけ

【作り方】
① 梨を半分に種と種の周りをスプーン等できれいに取る。
② ①の重さを量りその重さの15~20%の砂糖を用意する。
③ 鍋に梨と砂糖を入れてほんの少しだけ水を入れる。
④ 上からアルミ箔をしっかりと落としぶたをしてかぶせる。
⑤ 中火~弱火にかける(焦げないように注意)。水分が出て梨の皮にヒビが入ってきたらだいたいOKです。
⑥ 一晩そのまま冷ます。
⑦ ビニールの袋に1つづつ入れて冷凍しておき、食べたい時に写真のようにお皿に入れてどうぞ。

*残った梨シロップはクエン酸や酢で酸味をつけると美味しく飲めます。
福島潟の観光施設「ビュー福島潟」のコーヒーショップでもいただけます!
 8月 120「キ―マカレー」
  今年も暑い日が続きました。そんな時のスタミナ源はやっぱりカレー!というわけで今月もカレーです。暑さのせいか、とにかく面倒で調理もしたくありませんが、あえてひと手間かけたスパイスの効いたものを西野家からお知らせいたします。

材料 (5人分)
  サラダ油                大さじ  6
  クミンシード              小さじ 2/3
  玉ねぎ                 750g
  トマト(缶でも)              250g
「A 」 サラダ油              大さじ  1
   赤唐辛子              3本
   ニンニク(生)           1片
合挽肉                300g
「B 」 市販のスパイスセット        1セット
    生姜(生)             10g
    水                   5カップ
    塩                   小さじ 1 + 2/3
グリンピース(冷凍)          125g

作り方
①  ニンニク、生姜は、すりおろしておき 玉ねぎは、みじん切りしておきます。
②  厚手の鍋にサラダ油 大さじ5 クミンシードを入れ火をつけ、パチパチしてきたら、 玉ねぎを加え、30分炒めます。
③  玉ねぎがきつね色になったら、トマトを加え、10分位炒め取り出します。
④  その鍋に、サラダ油 大さじ 1 と 「A」のスパイスを加え 香りが立ったら、合挽肉を加え、色が変わってきたら 「B」の スパイスを加えながら炒めます。
⑤  ③を戻し入れ、水と塩、グリンピースを加え、沸騰したら、中火弱にして約 30分煮込みます。
 出来上がり直前に、塩 ・ ブラックペッパーで味を調えます。 

 7月 119「十六雑穀米入り、とろーりカレー」
 暑い夏を乗り切る安藤家の夏野菜カレーを紹介します。具だくさんでこれを食べると夏を元気に過ごせるそうです。安藤家では圧力なべを使って、簡単でおいしく仕上げ家族に好評とのこと、ガラムマサラ(ミックススパイス・インドのおふくろの味)を加えるので、本格風味が楽しめます。
材料(4人分)
A・ズッキーニ     2本
 ・赤・黄パプリカ  各1個
 ・茄子        3個
 ・トマト      中2個

玉葱         中2個
ニンニク        1粒
オリーブオイル  大匙2?3杯
カレールウ      80グラム
水          100ml
塩          少々

作り方(圧力なべを利用します)
① Aは、好みの大きさに切って置く。
② ニンニクはつぶし、玉葱は乱切りにする。
③ フライパンにオリーブ油を熱し、にんにく・玉葱を加え香りを移しながら強火で炒め、圧力なべに。
④ フライパンにオリーブオイルを入れAの材料を炒め、塩少々する。
⑤ 圧力なべに④を加えて水を入れ、低圧で3分煮てピンが下がったら、カレールーを加えてよく煮溶かす。
⑥ 「弱」で煮込み、塩で味を調える。
⑦ 好みでカレー粉又は、ガラムマサラ)を加えて出来上がり。
 6月 118「My・身欠きにしんの山椒漬け」
 庭先の山椒の木の若芽が芽吹き、実を付けるシーズンになりました。食欲の落ちるこの梅雨時に香辛料の効いたニシン料理はいかがでしょう。身欠きにしんの山椒漬けは、福島、会津の郷土料理ですが、瀬下家では漬け汁を本来の醤油ベースから、塩味だけに変え、シンプルなわたし流にして楽しんでいるということです。にしんの歯ごたえと山椒の若芽の香りはお茶請けに、お酒のつまみに最高だということです。

材料
  身欠きにしん(本幹)    10本
  山椒の葉          片手に一杯くらい
  塩             10~15g

作り方
1.身欠きにしんは米のとぎ汁に一晩つけ戻し、にしんの渋みを取り除く。
2.柔らかくなった身欠きにしんのうろこ取り、一口大に切る。
3.容器に山椒の葉、にしん、塩の順に2~3回重ね、上に山椒の葉をかぶせ軽く重石をのせる。ここに山椒の実を少々加えると、山椒独特の辛さが加わりますが、お好みに合わせてください。
4.5~6日冷蔵庫に保存し熟成させて出来上がりです。
 5月 117「卯の花」
 このコーナーは毎月、5つの支部のHP担当者が、ご自分の地域の皆さんが日頃作っているお料理を紹介してくださっています。今回は巻支部の担当です。HP部担当の堀さんが野菜をたっぷり使った、「卯の花」を紹介してくださいました。おからを砂糖と塩で味付けしますので、白い色をしています。是非作って見て下さい。
材料
卯の花 150g  
野菜 人参(千切り)70g   長ネギ(小口切り)1本  キャベツ(ざく切り)2枚 葉物野菜など適量
きのこ類 しいたけ(千切り)2枚やしめじ 半株
豚ひき肉 100g
油 小さじ1  砂糖 大さじ3  みりん 大さじ1  酒 大さじ1  塩 小さじ1

作り方
1.鍋に油をひき、豚ひき肉を炒め、次に人参などの野菜やきのこ類を入れて炒める。
2.野菜がしんなりして水分が出てきたら、砂糖、みりん、酒を入れ、混ぜる。
3.2の中に卯の花を入れ、かき混ぜたら、塩を入れ味を調える。

とにかく、野菜をたっぷり入れる事で、出てくる水分でしっとりしたおからになります。
好みにより、砂糖を多めに入れると、お茶請けにもなります。
   
 4月 116「イカとアサツキの酢の物」
 春は山菜が食卓を彩ります。筍、ワラビなど代表的なものから、コゴミ、ノビルといったものまで、たくさんあります。アサズキは家庭でも作っていますが、山で採ってくるという人もいます。そんな春の味を豊栄支部会員の風間さんから紹介していただきました。
【材料(4人分)】
    イカ    1ぱい(300g)
    アサズキ   30g
    卵黄    1個
    酢     大2
    味噌    大2
    砂糖    大2
  【作り方】
    ①生イカは塩で良く洗ってから番茶で茹でる。
     皮を取り除き食べやすい大きさに切る
    ②調味料の卵黄、酢、砂糖、味噌をすり鉢に入れとろとろなるまでする。
    ③アサツキはサット湯がき細かく刻む。
    ④②に①のイカとアサツキを入れ混ぜ合わせ味を調える。
 3月 115「春の五色丼」
  白根支部の藤本さんら、食事を作られている会場に寄せてもらいました。春の食材を使ったさわやかな一品です。試食もさせてもらい、とても美味しかったです。「春の五色丼」をご紹介します。

( 材料 )
①  卵              適量
②  鶏肉             適量
③  人参             適量
④  菜の花           適量
⑤  きざみのり、紅ショウガ  適量

( 作り方 )
①  卵は、炒り卵にする。
②  鶏肉は、そぼろに、醤油、砂糖、酒で味付け、甘辛い味にする。
③  人参は、細切りで、塩、みりんで薄味にして煮る。
④  菜の花は、塩ゆでにして、2~3センチに切っておく。
⑤  材料一品づつ作り、ご飯の上に「菜の花畑のように」して盛り付けます。
 2月 114「越後の煮菜」
 越後の煮菜は雪深い冬の野菜不足を補う漬け菜の料理として伝えられた郷土の逸品です。栄養豊富な具材が家族の好みに合わせて盛り込まれます。今回は、西潟家の昔づくりの煮菜を紹介します。西潟さんの育った三条市では、漬け菜の量が7割くらいで後の3割くらいが具材だったということです。
材料と作り方 5〜6人分 (沢山作って温めるとさらに味が染みて美味しくなります)
体菜の漬け菜     300グラム(野沢菜・大根の葉を漬ける地域もあります)
打ち豆 牛蒡     各50グラム((打ち豆は必須))
糸こんにゃく     300グラム
大根・人参・里芋  各150グラム
油揚げ3枚      100グラム
みそ・オイル     各大匙3
削り節(又は煮干10匹) 20グラム
作り方
① 体菜は漬け桶から出し、沸騰した湯で、数分茹でて火を止める。冷めたら水洗いし、水にさらして塩抜きする。薄味になったら5センチ位に切って置く。(洗ってから煮ると煮るのに時間がかかる。最初に熱湯で塩抜きする)
② 大根・人参は3センチくらいの拍子木に切っておく。里芋は乱切りにしておく。
③ ゴボウはささがきにし、糸コンは茹でて大きく切っておく。
④ 鍋に① ②、③の具材を入れて洗った打ち豆を加え、ひたひたの水で煮る。
⑤ 全体を混ぜてコトコト煮る。最後に味噌と削り節・オリーブオイル入れて味を整いて出来上がり。(煮干しのだしの方が、味が濃くなる)
注:2から3回分大量に煮込むと味がよくなる。その時は里芋の煮すぎに注意。
新潟の冬は煮菜の香りが食欲をそそる逸品として好まれています。
1月 113菊芋の「梅和え」と「キンピラ」
時々菊芋を目にすることがあります。まるでしょうがのような外形です。
 
 
 

菊芋には天然のインシュリンといわれる「イヌリン」が多く含まれていて、血糖値を下げるのに効果があるといわれています。
生でも食べることができ、しゃきしゃきしてほのかな甘みがあります。そんなしゃきしゃき感を生かした簡単な2品を山崎家のお料理でご紹介します。

1. 生で使って「菊芋の梅和え」
  菊芋・・・・・2~3個
  梅干し・・・・1~2個
  ⑴ 菊芋の皮をむき2ミリくらいの薄さに切る。
  ⑵ 梅干しをたたいて細かくする。
  ⑶ 菊芋と梅干しをまんべんなく混ぜ和えたら出来上がり。好みで鰹節など入れても美味しい。

2.少し加熱して「菊芋のきんぴら」(写真:菊芋③)
    菊芋・・・・5個(200g位)
    人参・・・・適量
    酒・・・・・大さじ2
    みりん・・・大さじ2
    醤油・・・・大さじ1
    ごま・・・・大さじ2
    こま油・・・大さじ半分
 ⑴ 人参、菊芋は千切りに。
 ⑵ フライパンにごま油を入れ、人参を炒め、全体に油が回ったら菊芋を炒める。
 ⑶ 酒を入れたら水分がとぶまで炒める。
 ⑷ みりんを入れ、その後醤油を入れて炒める。
 ⑸ ごまを入れる。