私の 「活動日記」 です!
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(2007年12月分)
● 12月31日(月曜日) ―――――――――――――――――――
住職の言葉。「状況にふさわしい、的確な対応を」
今年の365日目です。いつものように一年を終えるにあたって、夜の11時過ぎに妻と娘の
三人で林光寺にお参りしました。この寺は>四谷では最古の歴史を誇る浄土真宗の寺で親鸞ゆかり
の名刹です。今回も住職の味わい深い話を聞きながら年をまたいで「除夜の鐘」突きました。
今年は次男の耕史も来年5月に結婚する千鶴さんと共に林光寺に来ていました。寺の娘さんと
耕史は同級生で、以前にも大晦日にはお参りしていました。
住職(私と同姓の山田さんです)はこんな話しをしていました。
「 〜 子供のころ、学校でお漏らしをしたことがあった。それも大きいほうのお漏らしだった
ので周りに悪臭が漂い、みんながくさいくさいと言った。当時は、食糧事情が悪く、多くの人た
ちは腹の中に回虫を飼っていたりしたので、大きい方のお漏らしをすることはそんなに珍しいこ
とでなかったが、私にとっては大変に恥ずかしいな出来事であった。しかし、その時に先生は、
山田のお腹の中の悪いものが出たのだからみんなで、「山田、良かったね」と言ってやろうとみ
んなを諭してくれた。あの時、先生も一緒に「くさいくさい」と言っていたら、自分は児童拒否
児童になっていたかもしれない。状況にふさわしい言葉がいかに大切か、状況に的確な対応がい
かに大事なことであるか、改めて思うこのごろである 〜 」という趣旨の話でした。
最近の政治状況を見ていると、住職の指摘とは全く逆のことがし日常茶飯事におこなわれてい
るような気がします。残念なことです。
今年もいろいろなことがありました。特に昨年から区議会議員選挙を目指し一年以上にわたっ
て周到な準備を進めてきました。4月の実戦では好成績で10回目の当選を果たすことが出来ま
した。多くの皆さんのご支援の賜物です。改めて心から御礼を申し上げます。
任期の四年間、研鑽を深め、地方議員としての確かな見識を持って、(性格的に余り愛想のい
いことは出来ませんが)、皆さんの期待にこたえられる活動をしたものだと決意を新たにしてい
ます。
● 12月26日(水曜日) ―――――――――――――――――――
清掃など、現業労働者の賃金を大幅に削減する臨時議会。
今日、急遽、臨時議会が開かれました。清掃や学校教職職員の給与を9パーセントも削減する
ための区長サイドと労働組合の交渉は難航していましたが、まとまったのを受けて条例改定をす
るため区議会開催です。私はこれまで、労使が交渉によってまとまった事案については議会で賛
成をしてきましたが、今回は反対しました。理由はいろいろありますが、最も大きな反対理由は、
労使交渉でまとまったとは言え、職員の中に不満が充満しているからです。一生懸命働いても評
価もされず、報わわれもしない給与改悪に賛同するわけにはいきません。
今日の議会では、まず本会議で議案が提案された後、私の所属する委員会で審議され、委員会
決定を受けて本会議で賛成多数で提案どおり議決されました。議案には社会新宿区議会議員団の
二人だけが反対しました。
● 12月22日(土曜日) ―――――――――――――――――――
「沖田和夫さんを偲ぶ会」、たくさんの方が集まりました。
沖田和夫さんが亡くなって一年近くになります。今日、飯田橋のSKプラザで「偲ぶ会」が開
かれました。沖田さんは私と同年齢ですが、思想堅固で自分にも他人にも随分厳しい人でした。
この10年間は新社会党東京都本部で一緒に仕事をしましたが、すばらしい人材でした。
● 12月18日(火曜日) ―――――――――――――――――――
都道府県別の平均寿命、わが青森県は共に最下位。
都道府県の平均寿命が発表になりました。5年ごとに作られているものです。新聞などの報道
によると、男性一位は長野県、女性一位は沖縄県ということです。私が驚いたのは、一位が何県
ということではなく、最下位の県です。男女とも私が生まれた青森県が「その地位」を占めると
いう結果になってしまいました。特に男性では、75年から7回連続して最下位ということです。
まさに「不動の地位を占めている」ような感じがします。
さまざまな要因があってこのような結果になっているのだと思いますが、さっと思い浮かぶの
は「食事」です。私が子どもだった頃の食事は、いま思うと、実に塩分が多かったと思います。
特に北国の名物とも言えるいろいろな漬物類は、「塩っ辛いほどうまい」「塩っ辛くないと漬物
ではない」といった感じでした。特に、雪に閉じ込められた冬の間、隣近所の人たちが集まり、
それぞれの家庭の漬物を食べ、お茶を飲むというのが当時の普通の生活でした。塩分摂取量が多
くなるのは当たり前です。
その後、徐々に「食育教育」が進み、昔に比べると塩分は随分少なくなったと思いますが、ま
だ以前の名残りがあるのは事実だと思います。
いずれにしても男女とも全国最下位ですから、生活改善や医療体制を強化して、少しでも上に
あがるしかありません。
ところで青森県八戸市にいる私の母親は、現在102歳と4ヶ月です。長寿です。青森県の女
性の平均年齢を高めるのに貢献している気がします。
あすから22日まで2泊3日の予定で長野県飯田市と岐阜県多治見市に行ってきます。この両
市は、ともに優れた「自治基本条例」を持っています。制定過程にも特徴があります。私はこれ
まで随分両市の調査をしてきましたが、明日と明後日は、実際に条例制定に携わった当事者のナ
マの話を聞きます。充分に参考にしたいと思っています。楽しみにしています。
● 12月13 〜15日(木〜土曜日) ――――――――――――
カゼ気味で体調優れず、13・14・15日は家で静養。
議会が終了したとたんにカゼ気味になり、体調は優れずに午後からはずっと、寝ていることに
なりました。14日・15日も全く同様です。どうしても欠かせない用事のために外出した以外
は、家で静養し、久しぶりに本を読んでいました。
● 12月12日(水曜日) ―――――――――――――――――――
これから20年後の新宿区を展望した 「基本構想」 議決。
今日は、今年最後の第四回区議会定例会最終日です。全部の議案の採決が行われました。最大
の焦点は区政の基本的な方向を決めた「新宿区基本構想」の議決です。
私はこの議案に対して、いくつかの点で不満はありましたが、基本的な理念や方針に間違いは
ないという立場から賛成しました。38人の議員の中で、共産党所属の8人は反対、そのほかは
すべて賛成という結果になりました。
「基本構想」は、今後20年ぐらいの大まかに区政のあり方を決めたものですが、ここで言及
されている基本的な理念や方針を、今後具体的にどう実現していくかが課題になります。
私も、一層、心して区政の課題と取り組んでいきたいと思っています。
● 12月11日(火曜日) ―――――――――――――――――――
公明変質・年金照合・地方2税、ビラ配布など、驚きの連発。
現在開会中の国会が一ヶ月ほど再延長されることになりました。昨日まで絶対反対といきまい
ていた公明党は、「解散はしない」という自民党側の甘言を受けて、再延長を容認したと報道さ
れています。要するにこの党は、国政課題の是非や国民の意思とは無関係に「自分自身のために
なるか否か」で国政の重要課題に対して賛否を決める政党であることが益々明らかになったとい
うことです。改めてでありますが、驚いてしまいました。
今日は、驚くことが(腹が立つことでもありますが)軒並みです。
その2は、年金問題です。総理大臣も厚生労働大臣も「最後の一人まで」調査すると言ってい
た年金照合問題は、とても不可能だと言うことです。総選挙の際にも、国民に対して「早急に、
最後の一人まで」を公約していました。桝添大臣は、繰り返し歌舞伎役者のように大見得を切っ
ていたけれども、あれは単なる大根役者でしかなかったとすると、さっさと責任をとって辞任す
べきです。出来もしない、出来るという確信もないのに、偉そうにでかいことを言うなという気
持ちです。
その3は、東京都などの「法人2税」の一部を国が取り上げることです。福田・石原会談で急
遽決まったようです。全くの便法です。ここには税財政政策の確固とした方針も理念も全然感じ
られません。石原知事も昨日までは「正論」を言っていましたが、今日の記者会見では「泣く子
と地頭と政府には勝てない」なんていう陳腐なことを言っています。共闘していた大阪知事や愛
知知事も「石原豹変」にびっくりしています。はしごをはずされるとは、まさにこのことです。
殊のほか執念を燃やしているオリンピックの誘致活動について、裏で政府の支援約束でもあった
のでしょうか。それにしても便宜的な政府のやり方や石原知事の節操のない対応には全く腹が立
ちます。
その3は、集合住宅へのビラ配布問題です。東京地裁では「無罪」になっていましたが、今日
の東京高裁では、信じがたいことに「逆転有罪」になりました。こんなことが有罪ならば、私な
どは、これまで1000回有罪になってもおかしくありません。
この判決は、政党ビラを配ると有罪でピザのチラシやピンクチラシは問題ないとでも言うので
しょうか。そうではなくて、共産党のチラシはダメで自民党や公明党のチラシだったら結構だと
いうことでしょうか。
チラシを入れられたマンションの住民の中には「起訴して罰するほどのことでもない」という
声もあります。検察内部でも起訴すべきかどうか躊躇する動きがあったということですが、東京
高裁の判決には、驚きを通り越して腹がたってしまいます。当然のことながら「被告側」は即日
控訴しましたが、最高裁では是非とも社会常識に合った「判決」を出してほしいものです。
● 12月9日(日曜日) ――――――――――――――――――――
国民をなめきったに事務次官、任命者の責任も重大。
永田町には、埋蔵金があるのだそうです。20兆円とか30兆円とか、とにかくとてつもない
金額です。日本の特別会計の仕組みは、こんな膨大な「埋蔵金」が見えにくい仕組みになってい
るのです。国の会計は、一体、どうなっているのでしょう。税金を払う気にもなりません。
今日は朝から各テレビ局が守屋元防衛省次官が、大規模災害などで自衛隊が出動している緊急
事態の前後にも、何度も北海道などでゴルフに興じていたことが繰り返し報道しています。全く、
国民をなめきっている態度です。とんでもない事務次官ですが、これを任命し、監督する立場に
ある総理大臣や防衛庁長官が、なぜ、事務次官の不謹慎な態度を許していたのか不思議でなりま
せん。公務員ですから給料は税金です。こんなやつのために税金が使われているのかと思うと、
全くイヤになってしまいます。ますます税金を払う気持ちが薄れます。一方では、生活保護費を
削減する画策が進んでいるのに、こんなことが日常茶飯事に起こっているのですから 〜 。
今日は、昨日に引き続き「区議会報告」の12月号を近所に配って歩きました。2日間で大体
4000枚配布しましたが、私の担当している割り当てはこれで全部終了ました。
● 12月5日(水曜日) ――――――――――――――――――――
私にとっては初めての 「連合審査」 がありました。
今日、区議会は常任委員会の二日目ですが、総務区民委員会と環境建設委員会合同の「連合審
査」が行われました。議題は基本構想を受けた10年間をスパンにした「総合計画案」の審査で
す。私は長いこと議員をしていますが、連合審査は初体験です。両委員会あわせて19人もの議
員が構成員なので発言するのも大変です。10時から始まり、昼の休憩を挟んで3時半ごろまで
かかりました。
私は総務区民委員会に所属していますが、付託されている条例のひとつに区役所の組織改変が
あります。区役所の組織の中には「男女共同参画」を推進するセクションが、現在は「総務部」
の一部門になっています。新組織案ではこの部門が「こども家庭部」に移行することになってい
ます。この移行については、さまざまな異論が噴出しています。私も男女共同参画の重要な問題
が、「こどもと家庭」の問題として矮小化されることには反対です。
明日、10時から開かれる委員会で議案の採決が行われますが、何人かの委員と「修正案」を
出すか「付帯決議」にするか相談しました。「付帯決議」にしようということでほぼ煮詰まりま
したが、最終的な対応は明日朝の委員会前に開かれる理事会までに決めることになります。
夜、新宿農協会館で「西部全労協」の定期大会が開かれたので出席しました。顔なじみの人た
ちがいっぱい参加していました。
● 12月3日(月曜日) ――――――――――――――――――――
定例区議会2日目。私は 「一般質問」 を行いました。
金曜日に引き続き本会議場で代表質問と一般質問が行われました。私は一般質問を行いました
が、「歴史的・文化的資源の活用し、自治意識の向上に役立てる施策の充実」というテーマで五
項目ほどの質問をしました。区長部局や教育委員会の答弁はほぼ想定したように当たり障りのな
いものばかりでした。ただ、今日の答弁はとにかくとして、私が指摘した提言はこれからの自治
体における自治意識の高揚という側面だけでなく、地域社会のの活性化やまちづくりの観点から
も見ても重要なことなので、今後も繰り返し発言していきたいと思っています。
新宿区の教育委員として7年余にわたって活動してきた内藤頼誼さんが任期を一年残して辞任
することになりました。別の分野での仕事に多くの時間がとられるようになったため、というの
が辞任の理由です。残念です。
● 12月1日(土曜日) ――――――――――――――――――――
新社会党東京都本部の第12回定期大会が開かれました。
師走です。今年もあと一ヶ月を残すだけです。ものの本によると時間が早く過ぎていくと感じ
るのは、トシをとったせいだと言うことですが、それはとにかくとして時の流れが速く感じられ
ます。
今日、新社会党東京都本部大会が飯田橋のSKプラザで開かれました。一年半ぶりの大会です
が、この間の自治体選挙や参議院選挙の闘いの総括や都内各地で続けられてきた活動の総括を行
いました。
私たちにとっては、依然として厳しい状態が続いていますが、憲法第九条は堅持するというこ
とを中核にした護憲活動の重大な任務をきちんと担っていきたいと思っています。
大会には多くの大衆団体、市民団体から連帯のメッセージが贈られてきました。小さいながら
も党の活動の実態や各地で運動を担っているそれぞれの党員の動きを知っている人からは、大き
な期待が寄せられていることを実感しています。
今大会では役員の改選があり、新しい委員長には私たちが強く推薦をした北区議会議員の福田
実さんが選出されました。私は引き続き都本部副委員長をつとめることになりました。
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( 12月以前の分は、この冒頭に記載してある該当の月をリンクしてご覧ください。)