私の 「活動日記」 です!
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     (2008年1月分)


●  1 月30日(水曜日) ――――――――――――――――――――

          「中東の笛」 で一躍注目のハンドボール日韓戦。

  今夜、国立競技場で日本対ボスニア・ヘルツェゴビナのサッカー国際試合が行われました。日本
は後半に3得点をあげて勝利しましたが、わが家にも大歓声が聞こえてくるほど盛り上がっていま
した。今日はまた、オリンピック出場の切符をかけた日本対韓国のハンドボールが代々木体育館で
行われ、こちらも大いに沸いたようです。「中東の笛」の影響で私のようなニワカ・ファンを含め
てハンドボールは大いに関心を集めていますが、選手もやりがえがあると思います。マイナースポ
ーツが注目を集めることはいいことです。

  中国産の餃子で被害者が出ました。被害は全国的に広がっていく気配です。これによって中国製
品は更に評判を落とすことになります。ズサンな品質管理が原因ですが、こんな状態で中国国内で
は大丈夫なのでしょうか。


●  1 月29日(水曜日) ――――――――――――――――――――

       政務調査費について、監査委員との 「面接」 がありました。

 10時半から私たちが受け取っている18年度分の「調査研究費」について、監査委員による事
情調査のようなものがありました。私が借りている事務所の使い方の実態について質問があり、そ
れについて私から説明しましたが、「面接」そのものは短時間で終わりました。特別に問題点とし
て指摘されるようなこともありませんでした。

  正午から京王プラザホテルで韓国・民団新宿支部の新年会がありました。ここ数年、いつも出席
していますが、在日韓国人の政治的な課題は「地方参政権」と「年金受給」です。当然の主張だと
思います。「日本で生活して70年以上にもなる。(一貫して税金はおさめてきたが)一度も選挙
には参加した事がない。真似事でもいいから一人の納税者として投票したい」という在日韓国人の
挨拶もありました。国籍を問わず、地方政治に参加するのは、納税者として当然の権利です。


●  1 月24日(木曜日) ――――――――――――――――――――

          国鉄闘争裁判で、再度、国の責任が断定されました。


  昨日の東京地裁で国鉄闘争の新たな判決が出ました。いわゆる「全動労裁判」の判決です。北海
道の組合員ら57人が訴えを起こしていました。佐村裁判長は「所属組合を理由にして違法な差別
採用があった」と断定し、約3億1900万円の支払いを命ずる判決を言い渡しました。05年9
月15日に行われた別の判決でも、今回と同じように差別採用を認めて総額14億円の支払いを命
じていますが、基本的にはその流れを踏襲しています。昨年末に行われる予定だった判決が延長に
なったりしたので、今回の判決は不本意なものなるのではないかと懸念されていましたが、とりあ
えずはそれを払拭するような内容だったのでホットしました。

  昨夜(西部全労協)も今夜(新宿区労連)も、各労働組合の「新春のつどい(旗びらき)」があ
ったので出席しましたが、どこでもこの元気が出る判決のことが話題になっていました。


●  1 月20日(日曜日) ――――――――――――――――――――

     今日も町会の新年会に出席し、その後、ブリジストン美術館へ


  東京は、今夜遅くからこの冬初めて雪になるという予報ですが、日中はまあまあの天気です。昼
前から若葉二丁目町会の新年会が赤坂にあるホテルニューオオタニ新館の40階のレストランで行
われました。例年この場所で開かれますので、私も何度か出席をしていますが、実に眺望のいいと
ころです。
  この時期は、一日に何箇所か新年会が重なることもよくありますが、町会や商店会などの新年会
は組織の構成員よりも来賓の人の方が多いということがよくあります。「誰のため、何のため」の
新年会かと思ったりしますが、若葉二丁目の新年会の特徴は、町会員の方がたくさん参加すること
です。今日の集まりも当初予定していた以上の参加者があったということで本当に賑やかでした。
とてもいいことです。町会役員の真摯な姿勢を感じることが出来ます。

  新年会は一時過ぎに終わったので、赤坂から延々と東京駅近くの八重洲まで歩き、ブリジストン
美術館で今日が最終日の「所蔵展」を見ました。内外の著名な画家の絵がたくさん展示されていま
した。藤島武二の「黒扇」や岡田三郎助の「雪の発電所」などを久しぶりに見ることができました。

  昨日は、新年会の新年会の合間に時間があったので、渋谷のbinkamuraで開催されてい
る「アルベール・アンカー展」を見ました。いままで私はこの画家については名前も聞いた事があ
りませんでしたが、娘から強く鑑賞を薦められていました。「故郷スイスの村のぬくもり」という
サブタイトルもついている日本初の回顧展ですが、スイスでは没後約100経った今でも絶大の人
気を誇っている画家です。ほのぼのとする美しい作品ばかりで心が洗われる思いがしました。


●  1 月17日(木曜日) ――――――――――――――――――――

    新宿御苑の散策路に 「玉川上水を偲ぶ水路」 が建設されます。


  今日午後、新宿御苑のインフォメンションセンターで「玉川上水を偲ぶ流れの基本計画」につい
てのシンポジュームが開かれました。会場はいっぱいの参加者で埋まりました。「復活事業」は来
年度からか本格的に始まり、新宿御苑北側の約540メートルの散策道に水路を整備します。新年
度予算には実施計画費として約900万円計上し、2011年度までに完成させます。総事業費と
しては約6億4000万円を見込んでいます。

  玉川上水は、東京都羽村市の羽村堰から四谷大木戸までの約42キロの水路です。1653年、
幕府の命を受けた玉川庄右衛門、清右衛門兄弟が僅か8ヶ月余りで建設したものです。上流と下流
の高低差は100mにもなりませんが、武蔵野の大地を巧みに貫いて四谷大木戸に至り、そこから
江戸市中に命をつなぐ水を350年にわたって供給し続けた「土木工学上の傑作」です。
  玉川上水は当時、世界の一大都市として発展していた江戸市民の生活や商工業の発展に多大の貢
献をしましたが、同時に、流域の各地にも分水・用水を供給したことにより、周辺の農業や工業の
発展にも大変な貢献をしています。

  玉川上水は、全体の数路のうち、上流部分の約30キロ余りは開削され、水が流れて当時の面影
を今に伝えています。東京都の文化財にも指定されていますが、下流の約10キロは暗渠のままに
なっており、これの復元が長い間の課題になっていました。特に、20年前には「四谷大木戸に玉
川上水を復活させる会」が地域ぐるみの運動を展開しました。「復活させる会」の事務局長は私が
勤めましたが、顧問には、玉川庄右衛門の唯一の子孫にあたる玉川雅子さんに就任していただき、
盛大に開催したシンポジュームなどでも講演や挨拶をしてもらいました。当時、「復活」へ向けて
の機運は大いに高まりましたが、事業主体等の問題がネックになって進展せず、残念ながら頓挫し
ました。

  今回の復活の動きは、中山新宿区長と小池環境大臣の対談がきっかけになり、国・都・区が連携
して取り組みを進めた事により、今日に至っているものです。玉川上水という優れた文化的遺産を
偲ぶ事ができる水路がもうすぐ復元することになり、嬉しい限りです。


●  1 月16日(水曜日) ――――――――――――――――――――

   新宿御苑で自衛隊がPAC3の実地調査。区長に要請書を提出。


  新聞にも一斉に報じられていましたが、14日夜から15日の早朝にかけて自衛隊が新宿御苑に
物々しく装備した車両を運び込み、隊員50人が無線の通信状況などを確認する実地調査をしまし
た。弾道ミサイル防衛システム(BMD)の一翼を担うPAC3の配備を進めるための調査です。
  新宿御苑を「軍事基地」にするための事前調査ですが、とんでもない行動です。

  今日午後、私は社会新宿区議会議員団として、区長に対して、このような軍事行動を新宿御苑で
行う事に強く抗議し、反対するようにという内容の「申し入れ書」を提出しました。
  この件については、新宿区に対して事前には連絡がなかったという事です。また、これまでのと
ころは、実地調査を行った後にも情報提供を含めて何もないということでした。

  新宿御苑は、四季を通して新宿区民や東京都民の憩いの場として親しまれている日本では数少な
い「国民公園」です。御苑の北側には、かつて江戸市中に命をつなぐ水を約300年にわたって供
給し続けた「玉川上水」がありました。私は、この貴重な文化遺産を継承するために、長い間復元
の運動をしてきましたが、ようやくその面影をしのぶ水路の復元が具体化し、17日には新宿区長
も出席して、御苑のインフォメンションセンターでパネルデスカッションも開かれる事になってい
ます。このような場所に、常時配備しなければ役割を果たせないPAC3を配置するというのは、
新宿御苑を「軍事基地」にするということであり、絶対に認められることではありません。

  私とインターネットで交流している人の意見によると、PAC3が首相官邸や首都の中心部を防
衛するという名目であるならば、皇居のど真ん中に「基地」を置くことがいちばん効果的だ諧謔的
に言っていますが、それはとにかくとして、いずれにしても新宿御苑配備には断固として反対して
いきたいと思っています。


●  1 月 14 日 (月曜日) ―――――――――――――――――――――

     今年の新宿区の新成人は3144人、うち外国人は17.6%


  今日は成人の日です。新宿区の新成人をお祝いする「はたちのつどい」は、例年通り新宿駅西口
の「京王プラザホテル」で行われました。大きな会場がいっぱいになるほど、多くの新成人が参加
していました。女性はほとんどが着物姿でしたが、チマチョゴリやサリーの服装も人もいました。
新宿区の今年の新成人は3144人です。このうち、外国籍の成人は552人(男=216人、女
=336人)で全体に占める比率は17.6パーセントにもなります。新宿区の特徴です。この特
質を生かしていくような区政づくりがいっそう求められています。
  ついでに言うと、12月1日現在の新宿区の人口は約31万人ですが、このうち外国人は3万1
715人です。ちょうど一割、すなわち10人に1は外国人区民ということになります。
  外国人の国籍は、韓国・朝鮮、中国が全体の7割を占めますが、総数では、112か国にもなり
ます。とにかく世界のいたるところにある国の人が新宿区には住んでいます。すごいことです。


●  1 月 12 日 (土曜日) ――――――――――――――――――

       冷たい雨の国立競技場でラグビー大学選手権決勝戦。

  昨夕からあいにくの冷たい雨ですが、雨でも雪でも、天候に関係なく実施されるのがラグビーで
す。伝統の大学ラグビー選手権の決勝が、午後2時から冬の雨が激しい国立競技場で行われました。
今日は特別の会議も会合もなかったので国立に観戦に行く予定でしたが、冷え込む中でカゼでもひ
いては困るので、テレビで我慢する事にしました。
  伝統の「早慶戦」ですが、両校が決勝で対決するのは実に13年ぶりです。前回は14対14で
引き分けましたが、抽選で勝った慶応が日本選手権に進みました。
  今回は早稲田が圧倒的に優勢という下馬評です。確かに実績ではその通りです。秋の対抗戦では
40対0で勝っています。試合前半は7対3で接戦でした。いらいらしながら見ていましたが、こ
こが面白いところです。後半は風上になった早稲田が徐々に優位に立ち、最終的には26対6で圧
勝しました。実にいい試合でした。早慶両校は日本選手権大会に進みますが、実業団チームに勝利
することを目指し、好試合を展開してくれることを期待しています。


●  1 月11日(金曜日) ――――――――――――――――――――

     何でこんなに、インド洋上で無料の油をくれてやりたがるのか。

  今日の国会でインド洋上の給油支援法案が可決されました。参議院では否決されましたが、57
年ぶりに衆議院で再議決されたものです。政府や自民公明は、何かというと「テロとの闘いで国際
的な責任を果たさなければならない」ということをバカの一つ覚えのように唱え、あらゆる批判へ
の口実にしています。しかし、莫大な国民の税金をつぎ込み、インド洋上でアメリカなどに無料給
油することだけが国際的な責任を果たすことでないのは「国際的な常識」です。
  もちろん、憲法上の問題もあります。

  先日、テレビの討論会で寺島実郎さんが「日本政府はすぐに国際的な世論に基づいて応分の責任
と言うけれども、ブッシュ大統領とその取り巻き以外は、ほとんどそうは思っていない。日本外交
が依然として世界から信用されないのは、ブッシュの懐の中の発想でしか政策を打ち出せないでい
る事にある」と述べていましたが、まさにその通りだと思います。

  今日も法律成立後に自民党や公明党の幹部が、「これで国際的な責任を果たす事ができる」と得
々として言っていましたが、ついついその人の顔を見てしまう陳腐この上ない発言です。この人た
ちは、ブッシュとの約束を忠実に果たすことが、番犬のような日本のとるべき外交政策だ勘違いし
ているのではないでしょうか。

  そういえば、今日の朝刊の隅っこに、ある外交官(有力な国の大使だそうです)の発言が載って
いました。「日本がインド洋で給油していた事は、日本に来て始めて知った」。
  要するに世界の本当の常識はこの程度のことです。テロ対策では、平和憲法を持つ日本が、民事
的な分野で果たすべき国際的な任務は山ほどあるのです。



  久しぶりに四谷三丁目駅付近の丸正前で一時間半程、街頭演説をしました。前にも書きましたが、
今年は、東京15区のひとつとして1878年に四谷区が成立してからちょうど130周年目にあ
たりますので、それを紹介しながら、区政の主要な課題について訴えました。今日は手伝ってくれ
る人もいなかったので、一人だけで一時間の予定でしたが、余り時間を気にしないで演説していた
ら、30分もオーバーしてしまいました。たくさんの知り合いとお会いしました。


●  1 月10日(木曜日)――――――――――――――――――――

          連日、新年会や旗びらきに参加しています。


 いつものように1月はほぼ連日諸団体の「新年会」や「旗びらき」が続きます。一日に数回重な
る場合もあります。昨日は国労中央支部の「旗びらき」、今日は新宿三歯科医師会の「新年会」と
清掃中央本部の「新春のつどい」が開かれました。清掃の集まりには、急遽、知人のお通夜に出席
する事になったので、時間がとれずに出席できませんでした。


●  1 月 8 日 (火曜日) ―――――――――――――――――――

         約800枚の年賀状を整理し、返事を書きました。


  今年もこれまで年賀状を800枚ぐらいいただきました。今日は会議などの予定もなかったので、
整理をしながら年賀状の返事書きをしました。年一回、年賀状で消息を知らせたり、また知ったり
するという関係の人もたくさんおりますが、年賀状をいただき、その中に書かれてある「消息」を
拝見すると、やはり特別な感慨を覚えます。

  夜、四谷四丁目町会の新年会に出席しました。随分、盛会な集まりでした。四谷地域の区議会議
員を代表して挨拶をしてほしいと言われたので、今年は旧四谷区生誕130周年にあたるという事
を紹介しながら、地域分権の重要性について話をしました。区長も出席していました。


●  1 月 7 日 (月曜日) ―――――――――――――――――――

        昨日から、地域のさまざま団体の新年会・名詞交換会


  今日が今年始めの月曜日。実質な活動が今日から始まります。一月は、ほぼ連日、新年会があ
ります。昨日の荒木町会新年会から2月の始めまで、諸団体の新年会類が延々として続きます。
日本のよき風習かも知れませんが、やり方によっては随分、無駄な様な気もします。特に「○○
団体の詞交換会」という名目であったとしても、団体の構成員の出席は僅かで、議員や地域の有
力者といわれる「来賓」が大半を占めるということもあります。こんな事では、何のための集ま
りか全然解りません。しかし、結構、こんな集りが多いのです。

  携帯電話を買え変えました。久しぶりです。機種は同じメーカーですが、操作に慣れて、使え
こなせるまで時間がかかりそうです。

  上野の松坂屋で「現代書道20人展」が開かれています。今日の午前、あわただしく行って見
てきました。この催しは、最近は毎年、鑑賞しています。私は書道にはほとんど無知ですが、い
つも感動を覚えています。


●  1 月 3 日 (木曜日) ―――――――――――――――――――

        2泊3日の予定で北陸旅行、久しぶりに永平寺にも。


  実に久しぶりに妻と一緒に2泊3日の予定で北陸旅行に行ってきます。安宅関や那耶寺、兼六
園、永平寺などの北陸の名所を訪ねてきます。山代温泉と山中温泉に宿泊します。


● 1 月 2 日 (水曜日) ―――――――――――――――――――

         快挙、12年ぶりに母校が箱根駅伝で往路優勝。


  一日中、テレビを見たり年賀状の整理をしたりして過ごしました。今年の箱根駅伝では、実に
久しぶりに母校が往路優勝を飾りました。新宿区の同窓会(稲門会)には、地元という事もあっ
て大学の総長がよく出席しますが、その際、たわいない事としてよく話題になるのは六大学野球
やラグビーや箱根駅伝の事です。同窓生からは、「新年早々箱根で惨敗したのでは意気が上がら
ない。勉強は出来なくでも良いから、早く走れる選手を入れて、箱根で勝ってほしい」という要
望が総長にあびせられます。いつも苦笑している総長を始めとする大学関係者もこのような同窓
生の気持ちはよく解っていたわけですが、今日の勝利でようやく「古豪復活」という事になりま
した。たいしたことではないのかもしれませんが、今日の勝利は同窓生の一人として溜飲が下が
る思いがしました。


●  1 月 1 日 (火曜日) ―――――――――――――――――――

           あけまして  おめでとう  ございます。


  新しい年があけました。いつもそうですが、新年があけるような「区切りの時」には、私は常
に希望を持ってきました。今日ももちろんもそうです。政治的な問題では、これまではほとんど
期待は裏切られてきましたが、しかし、今年も大いに希望を持って新年を迎え、それが少しでも
叶えられるような生き方をしたいものだと思っています。



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                          ( 1月以前の分は、この冒頭に記載してある該当の月をリンクしてご覧ください。)