私の 「活動日記」 です!
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(2008年3月分)
● 3月 31日(月曜日)
年度末、今日この日を最後に 「人生に一区切り」 の人も。
今日は年度末です。全国各地で多くの人たちが、長い間携わってきた自分の仕事に一区切り付
ける日です。新宿区役所でも何人かの人たちが今日を限りに区役所を退職しました。雨の日も風
の日も、暑い日も寒い日も、文字通り、カラダを張って第一線で働き抜いた清掃事務所の何人か
の職員も「晴れて」卒業になりました。
朝、新宿区役所で区長から「退職辞令」を受け取るために来庁していた人たちと会いました。
長い間、本当にご苦労様でした。
明日の新年度から適用される新宿区の関係条例を改正するために、今日は「臨時議会」が開催
される予定でした。しかし、国会審議が進まず、いわゆる「つなぎ法案」も、今日、ぎりぎりの
段階まで成立しそうもないので、時間的にも区議会の開催は不可能になりました。
私たちは、区長が議会議決をせずに首長権限で決定する、いわゆる「専決処分」には常に反対
してきました。しかし、今年は、専決を回避するためには明日、区議会を開くしかありませんが、
常識的に考えても無理でなことです。「専決反対」を唱えてきた私も、今回はやむをえないと思
っています。ただ、情報によると私の友人が議員をしている三鷹市では、明日、臨時議会を開く
ということです。恐らく彼が強く主張した結果だと思います。議会としては、全く正当な対応で
す。
● 3月 30日(日曜日)
福島県矢祭町は、議員の報酬を廃止し、日当制を実施。
福島県の矢祭町で町議会議員選挙があり、選ばれた新議員には、全国で初めて「報酬」ではな
く、議会に出席した実績によって「日当」が支払われることになりました。これによって一人当
たりの議員の報酬は年額約330万円から90万円程度に大幅な減額になるということです。
この矢祭町議会の試みについての評価は、賛否様々です。以前から外国の例を引いて、ボラン
ティア的な議員を選出すべきだという主張は出されておりますし、昨日の新聞には国
会議員も日当制にすべきだという投書が載っています。
私も、議員が単にボランティア的な仕事をすればいいということならば、日当のようなもので
充分だと思います。ろくろく発言もしない議員や発言しても生徒が先生に「これは何ですか」と
いうみたいな質問しか言わない(言えない?)議員、あるいは首長の提案に対して「立派」だと
か、「正しい」だとか、「賛成」だとかいう趣旨のことしか言わない(言えない?)議員には、
そもそも「日当」を支払う必要もないような気がしますが、しかし、議員の役割は、当たり前の
ことですが、単に首長提案の「追認機関」ではありません。
膨大な住民の税金を中心にして構成される自治体財政を的確に判断し、効率よく運営・執行す
ることに議会が充分にその役割を果たすならば、議会に要する経費や議員報酬は決して割高とは
言えません。
大事なことは、「議会の経費を、ただ縮小すればいい」という安易な「安上がり議会」だけを
追求するのではなく、もっと重要なことは「巨額の財政を充分にチェックする議会(議員)を選
び出すこと」だと思います。このことこそが、常に私たち有権者には「見識」として問われてい
るのです。もし、議員の発言や提案で「冗費」が徹底的に節約されるならば、この方が自治体に
とっては遥かに大きなメリットになる可能性があるからです。
矢祭町の新たな試みは、話題を呼んでいますし、議会の費用は可能な限り削減するという考え
方は当然のことですが、「議会の経費削減」という面だけではなく、「議会の本質的な任務」が
果たされているのかどうかという面からも注目し、検証していく必要があります。
● 3月30日(月曜日)
「与党の椅子確保」 に都民の税金400円を投じた公明党。
昨日、都議会予算委員会で自民・公明の賛成多数で注目されていた「新銀行東京」へ400億
円を追加支出する議案が可決されました。多くの都民が反対していたにもかかわらずこのような
採決になってしまい、全く納得できないことであり、残念なことでもあります。
この銀行は、既に「半死」の状態ですが、400億円もの「人工呼吸器」を取り付けて形式的
な体裁を整える意味合いは全然ありません。そもそもの設立の趣旨である「市中銀行では対応さ
れない中小企業・零細企業に融資する」という目的は、もはや放棄せざるを得ない状態になって
いるからです。
自民・公明は、可決に当たって「更なる追加支出は認めない」など三項目の付帯決議を付した
そうですが、問題は将来の追加支出ウンヌンではなく、400億円そのものの是非です。公明党
は最後まで賛否を検討したようなポーズをとっていますが、「与党」にしがみついていたいこの
党の結論は最初から明らかです。まさしく、都民の税金400億円を投じて「与党の椅子」に居
座ったようなものです。新銀行東京が破綻した場合の責任は、当たり前の事ですが、石原知事と
共に、「400億円で椅子を確保」した公明党にも必ず取ってもらわなければなりません。
● 3月25日(火曜日)
新宿区立小学校、早稲田大学の卒業式に出席しました。
今日は、新宿区立の全部の小学校で卒業式が行われました。私は、四谷第六小学校の卒業式に
出席しました。この学校は、私の三人の子供が卒業し、私自身も一時PTA会長を務めた馴染み
の学校ですが、随分子どもが少なくなりました。校長先生を中心にして、いろいろな努力をして
いますが、「学校選択制」の中で苦戦しています。学校が学区域のはずれにある事も苦戦してい
る原因のひとつですが、こればっかりはどんなに努力をしても学校を地区の真ん中に持ってくる
ことは出来ませんから、どうしようもありません。
「学校選択制」は、公平な学校間競争を前提にしていますが、そんなことは机上の空論みたい
なところがあります。学校にはそれぞれ立地の特徴や違いがありますから、「公平な競争」など
ということはそもそも存在しません。四谷第六小学校は、そういう点では非常に不利な立場にた
たされている学校ということができます。
今日は早稲田大学でも卒業式が行われました。前述の四谷第六小学校を卒業した娘の潤子が、
晴れて(?)早稲田大学を卒業したので、私も妻と共に初めて大学の卒業式に出席しました。二
人の息子の卒業式(入学式も)には早稲田にも中央にも一度も出ていませんし、思い出してみた
ら、私自身の卒業式も、どこかでアルバイトをしていたか、労働争議か学生運動の支援に行って
いた筈で出席していません。従って、今日は卒業式の初体験ということになります。女子学生は
ほとんど和服姿です。その華やかな雰囲気にはびっくりしました。
今日、各学部の卒業式が行われて「早稲田大学記念会堂」には、実に40年ぶりに入りました。
学生運動をしていた時に、私は主役ではありませんでしたが、この場所で当時の大浜総長と大変
厳しい「公開討論」をしたことを思い出しました。大きく新聞で報道され、早大学費値上げ阻止
闘争のひとつの象徴として語り継がれました。
今日の卒業式そのものは実に淡白なものでしたが、ただ、最後に「都の西北」を卒業生と共に
歌うことが出来、感無量なものがありました。
● 3月23日(日曜日)
新宿御苑大木戸門脇の「コヒガンザクラ」、もうすぐ満開に。
新宿御苑大木戸門前に信州高遠町から新宿区に贈られた「コヒガンザクラ」が植えられていま
すが、さっき通ったらピンク色の綺麗な花が大分咲いていました。あと2、3日もすると満開に
なるような感じです。門外不出と言われている「コヒガンザクラ」は、高遠の名物ですが、大木
戸門脇にあるこの一本の桜も、毎年、多くの人に親しまれている美しい花です。
新宿御苑は、もうすぐ一年で最も華やかな時期を迎えますが、つい2ヶ月前にはここで迎撃ミ
サイルの実地調査が行われました。私は、先日終了した区議会で繰り返しこの問題を取り上げ、
二度とこのような調査が新宿御苑で行われないようにと主張しましたが、日本に三か所しかない
「国民公園」でミサイル配置の軍事行動が行われるなんて信じがたい事です。断じてこのような
ことをさせてはなりません。
夕方、5月に結婚を控えた次男が久しぶりに家に来て、子どもの頃の写真をひっくり返してい
ました。結婚式の際にスライドにして使うという事です。ついでに私も写真の選択を手伝いまし
た。当たり前のことですが、子どもが小さかった時は、私たち夫婦も若かったわけですが、何年
かぶりに子どもと一緒に写っている若いときの写真を見て、今と余りにも違うことに驚いてしま
いました。改めて、人の顔は年と共に違ってくるものだと実感しました。ただ、私たちの周りに
は、顔が変わるのと同様に、思想信条もくるくると変わっててしまう器用な人もいますが、これ
はどうかと思ったりしています。
● 3月21日(金曜日)
「生きるのならば、自己責任の範囲の中でどうぞ」。
目前に迫った4月1日から「後期高齢者医療制度」が始まります。先日の区議会予算委員会で
も発言し、反対しましたが、調べれば調べるほどとんでもない制度です。今日の新聞にも、高齢
者の方が投稿していました。その通りだと思いました。投稿はこう述べています。
〜 役所から、「資格取得」ということで被保険者証が送られてきた。努力した結果として何
かの資格を得るのは嬉しいが、申請もしていないのにこんな資格を受け取るのは嬉しくない。さ
りげなく「死期が近い事」を悟らせ、「そろそろ死に支度をしなさい」と促されているようだ。
後期高齢者という言葉から感じるのは、過去の残照にすがって、無為にいつまでも生きていら
れると、後に続く人たちの生活が成り立たない。生きているのならば、金銭的にも、肉体的にも
自分のことを自分で出来る範囲にしてほしい−−、命名した人はこう考えたのではなかろうか。
以下は省略しますが、まさに、自己責任を強要する典型的な制度だと思います。とても認める
ことが出来ません。
この制度の基本的な問題点については、このホームページの「私の主張」欄に簡潔に見解をま
とめてありますので、ぜひ、ご覧下さい。
別のことになりますが、今日、新宿区役所で4月1日から新しいポストに就く管理職の「人事
移動」が発表になりました。組織が相当大幅に変更になりますから、移動もいつになく大規模で
す。私は、会社勤務の経験がほんの少ししかありませんので、このような人事移動を体験したこ
とはありませんが、恐らく、当事者にとってはそれぞれの思いが交錯し、すんなりと受け止めら
れる人やそうでない人、といろいろあるのだ思います。今日の新しい人事配置を見ても、私がも
し人事権を持っていならば、部課長として仕事をしてもらったら、と思
うところが随分ありました。当事者の気持ちは如何ばかりかと思います。>
● 3月19日(水曜日)
議会最終日。「反対討論」 をして締めくくりました。
2月19日からちょうど一ヶ月にわたって開催されていた第一回新宿区議会定例会は、今日最
終日を迎え、午後2時から開かれた本会議で全ての議案の採決が行われました。私たちは、予算
案の五議案など数議案に反対し、また、共産党区議団が提出した予算修正案など幾くつかの議案
には賛成しましたが、しかし、私たちの主張は通りませんでした。
私は、今日の本会議で「予算案反対」の討論をし、道路特定財源の暫定税率の維持や一般財源
化の反対を主張している23区の区長会の態度を批判しました。また、新宿御苑で行われた迎撃
ミサイルの実地調査について地元自治体として防衛省に対して毅然とした姿勢をとることや新宿
駅東西自由通路の建設に新宿区が約35億円を支払う事については、明確な支払いの根拠がなく、
区民の理解も得られないとして反対しました。
区立中学校で 「厳粛」 で 「無個性」 な卒業式>
3月や4月は、別れと出会いのシーズンです。今日午前、区立中学校の卒業式の一斉に行われ
ました。私は、四谷中学校の卒業式に出席しましたが、110人余りの卒業生が神妙な面持ちで
卒業証書を受け取っていました。
ただ、最近の卒業式は、ほとんど全ての学校で「厳粛さを保つため」に拍手してはだめだとか、
どこでも通用するお祝いの言葉とか、変に優等生らしい全くありふれた「送辞」や「答辞」など
が続きます。全然、個性に富んだ「卒業生が主役」という当たり前の卒業式が行われている感じ
がしません。面白みのない無個性の「式典」が淡々と行われていて、私は残念に思っています。
なぜ、もっと生徒たちの思いを全面に取り上げた卒業式にしないのか、不思議でなりません。
教育委員会も「国歌」とか「国旗」には異状に程に熱心ですが、卒業式はこれでいいとでも思
っているのでしょうか。それとも、このような「厳粛」で「無個性」の典型のような卒業式を推
奨し、礼讃しているのでしょうか。
● 3月18日(火曜日)
予算委員会の全質問がインターネット録画中継で見れます。
2月26日から3月10日にかけて開かれた「予算特別委員会」の全ての質疑の状況が、今日
からインターネットの録画中継で見る事が出来るようになりました。
「新宿区議会」から簡単にアクセスできるので、改めて今夜、私の発言の場面をいくつか拾っ
て見てみました。自画自賛になりますが、結構、いい観点に立った質問、自己主張のある質問を
していると感じました。ただ、状況によってはもっと洗練された質問をする事も必要なので、更
に意識的にそうするように心がけなければならないとも思いました。
長丁場の区議会も明日の19日が最終日です。今日はもともと「予備日」で議会の会議はあり
ませんが、代わって新宿自治基本条例制定のための「連絡検討会議」が1時半から開催されまし
た。区長部局と議会側からそれぞれ6名が参加し辻山座長(自治総合研究所長)のもとで基本的
な議論を行っていますが、結構、いい具合で進展しています。5月から6月にかけて区内10箇
所で制定に向けての住民説明会を行いますが、それが終わったら住民代表や地区協議会の代表な
どにも「検討連絡会議」に入ってもらい、共通のテーブルで更に議論を進めることにしています。
先進的な自治基本条例を作りたいものだと思っています。
● 3月16日(日曜日)
大先輩の元区議会議員・舟木兼三さんが亡くなりました。
舟木兼三さんが亡くなり、今夜お通夜が執り行われました。日本社会党時代の私の大先輩です。
私が初当選した時は、すでに大ベテランの区議会議員として縦横に活動していました。北海道の
網走市の出身でもともとは高校の英語の先生をしていました。ただ、舟木先生の英語は外国人と
話しても全然通じないといつも冷やかされていました。なぜか選挙はめっぽう弱く、2度続けて
最下位当選という「離れ業」を成し遂げた実績もあります。効率がよく最小限の得票以外は求め
ないとでも言うような選挙でしたが、人生そのものは、無駄だらけのような愛すべきところがあ
りました。誰からも好かれる所以はこんなところにあったのかも知れません。
いずれにしても本当にお世話になりました。
今日午後2時から同郷の民謡歌手・伊藤喜仁さんの「35周年記念リサイタル」が中野サンプ
ラザで開かれました。多くのファンが参加し、大盛況でした。私たちの出身地の前の高松市浦村
長も出席していました。久しぶりにお会いし、いろいろな話をする機会がありました。高松さん
はみんなから好かれ、その業績は高く評価されていた人格者です。
私たちの市浦村は、平成の大合併で近所の五所川原市と合併して地図から消滅してしまいまし
たが、かえすがえすも残念な事です。
● 3月15日(土曜日)
新宿区成立61周年、区民招待で「狂言」の集い開催。
新宿区は1947年3月15日に当時の四谷区、牛込区、淀橋区の三区が統合して誕生しまし
た。従って、今日は新宿区が成立して61周年目に当たる誕生日です。
新宿区では文化活動の拠点ともいえる新宿文化センターの改修をしていましたが、このほど完
成したので、今日は区成立記念日と文化センターのリニューアルオープンを兼ねた集いが、午後
1時前から文化センターで開かれました。今日の目玉は13世茂山千五郎を筆頭に、ベテランの
茂山あきらや若手ホープの茂山正邦などよる「狂言」です。いずれも有名な出し物である『千鳥』
『末広がり』『仏師』の三作品を鑑賞することが出来ました。
久しぶりだったので、実に楽しいひと時を送ることが出来ました。
区議会も終盤に近づいてきましたが、私は19日の最終日の本会議場で予算特別委員会の採決
においで留保した「少数意見」を発表することになっています。今日は、区議会の議員室でその
原稿書きをしました。
● 3月13日(木曜日)
花粉の飛散が多くなり、マスク姿が随分増えました。
しばらく前から区議会(新宿区役所)には歩いて行くようにしています。自宅から区議会まで
は約2キロほどありますが、ちょうど20分で行きます。ちょっとした運動になります。最近、
花粉の飛散が多くなってきていますが、今朝、気晴らしに歩きながらマスクをしている人の数を
数えたら家から区議会に着くまでに74人もおりました。一ヶ月ほど前は10数人でした。格段
に増えています。みんな私の仲間という感じがして親近感が沸きます。
昨日と今日は区議会で常任委員会が開催されました。いくつかの議案が審議され、採決されま
したが、私は、国民健康保険の保険料値上げ条例には反対しました。毎年、年中行事のように国
保の保険料は値上げされ、低所得者の負担が強まっています。だんだん使いづらい制度になって
います。
今日の夕方、時間が取れたので「確定申告」の申告用紙を書きました。例年、医療費や政党へ
の寄付金があるので確定申告をしますが、今回の医療費は実に120万円を超えました。私たち
夫婦も結構医療費を使いますが、大口は昨年の春に病気で倒れて入院し、特別養護施設に入所し
た義母の分です。私はよく「介護保険の利用料負担が重いのでサービスが利用できない」という
ことを聞きますが、確かにそれなりの所得がないと介護の負担も並大抵のことではありません。
● 3月11日(火曜日)
統合新校の 「西早稲田中学校」 で開校式。
新宿区でも少子化の影響を受けて学校の統廃合が進んでいますが、今日、統廃合によって誕生
した西早稲田中学校の開校式がありました。早稲田大学理工学部、学習院女子大学、戸山高校な
どがすぐ近くにある明治通りに面した立地条件に恵まれた場所です。五階建ての校舎は近代的で、
特に特別室などは目を見張るようなすばらしい施設です。いま、新宿区は中学校では通学区域を
自由化し、どこの学校に通うかは生徒や保護者の選択に任せていますが、学校施設に限って言う
ならば、このような立派な学校が誕生すると正統な「学校間競争」はますます成立しなくなるだ
ろうと感じました。
日増しに花粉が多くなってきました。今年は早め早めに「万全の対策」を講じてきましたが、
残念ながら大分ひどくなってきました。憂鬱な日々が続きます。
後期高齢者医療会計に民主党区議団が賛成、びっくりした。
答弁が保留されていた賃貸契約問題に関する見解が区長側から示されました。これは旧四谷第
五小学校を吉本興業に貸し付ける際に、賃貸契約上では「事務所」として使用することになって
いましたが、吉本興業は施設の一部を「カレッジ」として使用することが判明し、私が「契約上、
疑義がある」と指摘していたものです。区長側からは「カレッジ」とは呼んでいるけれども実態
は社内研修のようなもので事務所として使用する事と対して違わない、という答弁がありました。
しかし、不特定の一般市民を200人募集し、入学金や授業料を取って研修授業をするのに、
「実態は事務所仕様です」などという答弁がそもそも
通用する筈がありません。質疑をする時間がほとんど無かったので、結論的に「私は全然納得で
きない」と最後に発言して終わりましたが、今後の状況を監視していきたいと思っています。
予算委員会はその後、各党の最終的な質疑が約6時間ほどおこなわれ、午後6時前に予算関係
の全ての議案の採決が行われました。私は、討論で基本的な問題点を指摘し、全ての議案に反対
しました。
4月1日からは「後期高齢者医療制度」が実施される予定ですが、国会では民主党などの野党
四党がこの制度はとても認められないとして「廃止法案」を提出しています。従って区議会でも
民主党は「後期高齢者医療特別会計」には反対するものと思っていましたが、「区独自の配慮が
されている」というわけの分からない理由で賛成したのにはびっくりしました。この党はどこま
で信頼すればいいのか全く分からない政党であることが改めて分かりました。
● 3月9日(日曜日)
優れた才能のある選手の完全な「敗北」を見ました。
ここ一週間はずっと区議会の予算委員会で朝から夜まで議会に詰めっきりでした。日曜日の今
日も、明日開かれる予算委員会最終日のしめくくり的な質問の準備のためにずっと区役所に『出
勤』していました。ただ、少々疲労気味なのでほとんど作業が進みません。午後は名古屋女子マ
ラソンを見ていました。本命視され、北京オリンピックへの切符を勝ち取るものと思っていたの
高橋尚子選手が早々と後退したのにはびっくりしました。あれほどの選手でも実際の戦いではコ
ントロールのきかない状態になるのかと思うと勝負の世界がいかに過酷なものか少しは分かるよ
うな気になります。
妻と娘はそろって旅行中なので久しぶりにしばらくは「一人暮らし」です。気楽なものですが、
食事を作るとかあるいはそれに類するものは一切できません。見事なまでに出来ない自分の無能
さをしみじみと実感しています。
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( 3月以前の分は、この冒頭に記載してある該当の月をリンクしてご覧ください。)