私の 「活動日記」 です!
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     (2008年6月分)



● 6月30日(月曜日)●

   自治基本条例制定へ。第一弾の地域懇談会は今日で終了。

  新宿区自治基本条例制定に向けて、5月はじめから区内10カ所で開いてきた「地域懇談会」
は、今日、下落合の清掃事務所会議室で開かれた戸塚地区で終了しました。現在、懇談会や広報、
インターネットなどで公募区民を募っていますので、応募してくれた公募区民の16人や団体代
表の16人などで区民会議を作ってもらい、一定の協議をした後、そこの代表6人と区長部局の
6人、議会代表の6人、学識1人の19人で「条例検討会議」をつくります。そして、いよいよ
具体的な条例案の検討に入ることになっています。今日、午後1時半から第8回の条例検討会議
が開かれましたが、公募区民は16人をオーバーする見込みなので、年齢や性別を考慮して最終
的には「選考」ではなく、「抽選」によって定数を選ぶことにしました。
  今後、私も議会代表の6人の中のひとりとして条例案の作成作業にかかわります。現在の予定
では、平成22年2月から3月にかけて開かれる第一回区議会定例会に「条例案」が提出される
ことになっていますが、新宿区にふさわしい「憲法」を作りたいものだと思っています。

● 6月29日(日曜日)●

         横堀正一さんを偲ぶ会、全国各地から参集。 

  午後2時から、神田一ツ橋の日教組会館で「横堀正一さんを偲ぶ会」が開かれました。
  横堀さんは高等学校の学校の先生でしたが、若くして日教組の活動にかかわり、千葉県教組の
書記長や委員長などを勤め、戦後の民主的な教育の確立と普及のために情熱的な活動を続けまし
た。特に教育基本法に沿った教育の実現を目指し、きわめて重要な役割を果たしました。
  また、そのほかの分野での活動も多彩でした。護憲運動や労働運動は言うに及ばず、特に朝鮮
問題には詳しく、朝鮮の自主的平和統一を実現する諸活動では常に先導的な仕事もしてきました。
幅広い人間関係にも驚きます。

  横堀さんは、新社会党の結成にも参加し、当初から執行委員を務めて党活動を支え、3年前か
らは党中央本部の書記長として全国各地を飛び回っていました。
 健康状態には不安があったと聞いていましたが、今年1月13日、極寒の盛岡で講演して体調
を崩し、帰郷した14日の午後8時に解離性大動脈破裂によって逝去しました。享年73歳。横
堀さんを知っている人には、人生これからまだまだという期待があっただけに、大変なショック
を与えています。新社会党にとっても大変な損失です。「死は、死ぬものにとって不幸なのでは
なくて、生き残るものにとって不幸なのだ」(エピクロス)という言葉があるそうですが、横堀
さんの死には、まさにそういう思いがします。惜しみても余りある人です。

  今日の「偲ぶ会」には、全国各地から実にたくさんの方々が参加していました。横堀さんの人
徳や活動の広さを如実に表しています。
  横堀さんは、大学先輩ということもあり、以前から何かと指導を受け、親しくさせていただき
ました。惜別の情、禁じがたいものがあります。改めて心を込め合掌。


● 6月28日(土曜日)●

      新社会党第13回定期全国大会が開かれました。 

  今日から2日間の予定で「新社会党第13回定期全国大会」が開かれました。場所は御茶ノ水
の総評会館です。総評会館は、以前はよく行きましたが、総評が壊滅したあとは、用事もなくな
ったので暫くご無沙汰していました。久しぶりです。総評はとっくになくなりましたが、総評会
館という名前だけは残っているのです。

  前回の党大会は、参議院選挙の関係で大幅に遅れて昨年11月に開かれたので、わずか半年余
りで、また、全国大会ということになりました。全国から集まった代議員が、それぞれの地域で
どのような活動をし、どんな成果があり、どんな反省点があったかなどといったことを報告しあ
いました。いつもながら、なかなか内容の濃い発言が続き参考になりました。

  先週の日曜日(22日)に、保守系候補との一騎打ちで圧勝し、再選されたばかりの千葉県長
生村長の石井敏男さんも特別代議員で参加していました。新社会党所属の首長の一人です。石井
村長は、生々しい選挙報告をしましたが、大変ユニークなものでした。会場全体から爆笑や大き
な拍手が沸き起こりました。
  大会は、明日朝9時から再開され、午後1時ごろまで続く予定です。


● 6月26日(木曜日)●

     第8回目の地域懇談会。今日は私が説明役でした。 

  新宿区自治基本条例を制定する前段の取り組みとして、5月はじめから区長サイドと議会サイ
ドが共同して「地域懇談会」を開催していますが、今日は朝10時から「大久保地域センター」
で第8回目の集まりを持ちました。午前に開くのは初めてです。こんな時間に人が集まってくれ
るのか心配しましたが、開会時間前には席がいっぱいになったため、担当者が、急遽、予備の椅
子を準備しました。この地域では、今までも午前中にこの種の集まりを設定しているということ
です。地域性を感じました。

  今日は、私が区議会側の「説明役」を担当しました。なるべく噛み砕いて説明したつもりです
が、どれくらい参加者に理解してもらえたかは不明です。以前、別の会場での説明会にも出席し
たという方が幾つもの質問をしてくれました。
  また、比較的若い方から、最高位の条例として住民投票にかけるべきではないかという趣旨の
質問もありました。いい指摘だと思います。私も、自治基本条例を住民投票に付して、正式に成
立させるということは考えていますが、区民の意識や理解が必ずしも成熟していない今の段階で
住民投票をすることは、必ずしも適切ではないと思っています。しかし、今後、条例についての
理解が進み、自治意識が高揚した段階では、住民投票にかけてこの条例を仕上げるのが本筋だと
考えます。今後の課題になります。


● 6月25日(水曜日)●

    全国調査で「パブ・コメ」の周知度は、たったの一割。 

  今日の新聞報道によると、国や新宿区などの自治体が法律や条例・制度を作る際に、住民の意
見を聞く制度である「パブリック・コメント」について、約9割の人が「知らない」と答えたと
いうことです。

  「パプ・コメ」は、住民が政治や行政に参加する大きなツールと言われているものです。私も
この制度を新宿区で導入するために議会では随分積極的に発言しました。このためもあって、新
宿区は、23区の中では一番最初に、全国の自治体の中でもごく早い段階で制度構築にこぎつけ、
以来、新宿区は区政の重要課題については積極的に「パプ・コメ」を行って区民の意見を聞いて
きました。行政に対する住民の接参加のルートは、この制度導入によって大きく拡大したと言え
ます。
  私も、まだこの制度が区民に広く周知されているとは思っていませんが、それにしても9割の
人が知らないとは驚きました。全国の調査なので新宿区の周知状況は定かでありませんが、平均
より高いとしても、そう極端には高くはないような気はします。

  「パプ・コメ」は、制度としては優れているところがありますので、今後は区民に政治参加の
一形態として気軽に使ってもらえるようにすることが大事です。そのためには、区民から寄せら
れる建設的で積極的な意見については、形式的に受けとめるのではなく、最大限、これを尊重し、
行政のあらゆる分野に反映させるという姿勢を行政として堅持することも重要です。こうした努
力を通して、この制度は、次第に成熟していくのだと思います。
  粘り強く育て上げていかなければなりません。


● 6月24日(火曜日)●

     秋篠寺の技芸天、中宮寺の半跏思惟像などを鑑賞。 

  奈良3日目。朝食後、バスで秋篠寺へ。この寺の技芸天は、数ある仏像の中でも私が最も好き
な仏さんのひとつです。苔で覆われた境内の風情も実に情緒があります。朝早かったために、寺
全体が閑散としていました。私たちが今日の第一番目の訪問者です。誰もいない堂内で、ゆっく
りと長身の技芸天を鑑賞することができました。実にいい時間でした。
  その後、唐招提寺、薬師寺へ。つい先日、東京で大変な人気を博した薬師寺の「薬師三尊」も
今は寺に帰っていました。日光菩薩・月光菩薩とも表情豊かな美しい仏像です。皆から好かれる
のが良くわかります。
  昼過ぎ、大和郡山を通って法隆寺へ。世界遺産の第一号ですが、ここはさすがに観光客でいっ
ぱいです。夢殿を通って中宮寺にも寄りました。中宮寺は、これまで何度も訪問した寺です。初
めて訪れた学生の頃には、国宝の「観世音菩薩・半跏思惟像」は顔が付けられるほどの間近で見
ることができました。しかし、現在は、大分遠くからでなければ拝顔することができません。保
存のためとはいえ、残念な気がします。途中、修学旅行生と一緒になりましたが、埼玉の中学生
でグループ単位で行動しているということでした。楽しそうでした。
  この三日間で予定していた大体の場所には行くことができましたが、聖林寺だけは時間が合わ
なくて行くことができなかったため、国宝の十一面観音は見ることができず、残念でした。
  午後7時前の新幹線に乗車、夜10時前に帰宅。明日からはまた、日常の生活です。


● 6月21日(土曜日)●

      久しぶりに、連れ合いと奈良旅行に行ってきます。 

  明日から24日まで、2泊3日の予定で連れ合いと一緒に個人的な旅行に行ってきます。奈良
です。年に何回か何かのついでに奈良に寄ることはありますが、まとまった時間をとって奈良の
各所を訪ねるのは久しぶりです。
  どれぐらいのところに行けるか分かりませんが、私の希望としては、三日間で浄瑠璃寺、岩船
寺、東大寺(戒壇院・三月堂・二月堂・大仏殿など)、春日大社、興隆寺、新薬師寺、志賀直哉
旧居跡、長谷寺、室生寺、秋篠寺、法隆寺、中宮寺、薬師寺、唐招提寺、聖林寺、談山神社、そ
れに奈良国立博物館(法隆寺金堂の壁画や薬師三尊を公開中)など、修学旅行のコースのような
寺めぐりをしたいと思っています。
 私には特に好きな仏像があります。戒壇院の四天王、秋篠寺の伎芸天、聖林寺の十一面観音な
どです。これまで、何度も何度も会っていますが、久しぶりに拝顔できるとの思うとうれしくな
ります。肝心の天気は、残念ながらあまり良くないようです。

  今日で通常国会は閉会になりました。道路特定財源問題や年金問題、新テロ特別措置法、自衛
隊の海外派兵恒久法など、さまざまな問題がありましたが、何といっても国民から総スカンをこ
うむったのは、高齢者いじめの「後期高齢者医療制度」です。政治の焦点になりました。政府は、
「後期高齢者医療」を「長寿医療」と読みかえ、目先を変える手直し作業を始めるなど、相変わ
らず、国民を馬鹿にした「衆愚政治」を行っていますが、こんなことに騙されるようなく国民は、
いたとしても随分少ないのではないかと思います。この制度は「見直し」ではなく「廃止」する
しかありません。

  今日午後、新社会党板橋総支部の定期大会があったので、都本部を代表して会場のある板橋区
常盤台まで挨拶に行ってきました。

  夕方、メールを開いてみたら、明治大学の川島ゼミから「地方政治に関して」というアンケー
トが届いていました。日常的な政治活動において、インターネットなどのメディアの利用に関す
るものです。ゼミの学生が作ったものらしく、質問項目としてどうかと思うものもありましたが
丁寧に記入して、返送しました。


● 6月20日(金曜日)●

  「漱石山房」の復元に向けて、推進議員連盟結成の提案。 

  四谷三丁目の丸正前で「区政報告」をしました。午後3時半から一時間ほどです。毎週、金曜
日に行うように心がけていますが、議会や他の会議などと重なり、しばらく中断していたので久
しぶりの演説になりました。演説の最中に、10数年ぶりに会った方から、いつも「区政報告」
や「後援会ニュース」など、いろいろなものを送っていただいているので、その通信費だといっ
て過分なカンパをいただきました。びっくりしました。
  夜は、午後7時から落合第一地域センターで開かれた新宿区自治基本条例制定に向けての制定
に関しての地域懇談会に出席しました。30人ぐらいの方が参加しました。

  昨日、夏目漱石の終焉の地である「漱石山房」の復元に関して、議員の一人として果たすべき
役割はないかいろいろと思案しましたが、以前から考えていたように有志の議員が集まって「漱
石山房の復元を進める議員連盟」のようなものをつくりたいと思って、今日、文章を作ってみま
した。そして早速、それに各会派の責任者に検討をしていただくために手渡しして歩きました。
議長と副議長にも渡しました。 その「全文」は、以下の通りです。



        ご  検 討  の  お  願  い
       
     ( 「 漱 石 山 房 」 の 復 元 に 関 連 し て  )

  近代日本文学界を代表する文豪の夏目漱石は、ご存じの通り、喜久井町で生まれ、最後にはま
た、わが新宿に帰って早稲田南町でその偉大な生涯を閉じました。
  私たちは、このことを新宿区民の一人として大変誇りに思っています。

  漱石が多くの代表作を発表した終焉の地の「漱石山房」は、現在、区立漱石公園になっていま
すが、ここにかつての「漱石山房」を復元させようという機運は、年と共に次第に高まってきて
います。
  新宿区が漱石の研究者などと手を携え、さまざまな叡知を結集して完成にこぎつけた漱石公園
のリニューアルも、「漱石山房」の復元へ向けての大変大きな第一歩だと思います。

  全国の漱石ファンは、多くの文士が集い、当時の文壇の中心的な存在であった「漱石山房」が、
かつての姿で蘇ることを期待し、待ち望んでいますが、私たち新宿区議会議員も、漱石を生んだ
自治体の議員として、「漱石山房」の復元に向けて、なにがしかの推進役を担ってはどうかと思
います。

  そこで、(仮称)「漱石山房の復元を進める新宿区議会議員の会」の創設を提唱します。このよ
うな「会」を創り、できる範囲で有効な活動を行い、「漱石山房」の復元に向けてその機運を高
める一翼を担うことは、漱石の地元自治体の区議会議員として、大いに意義のあることだと考え
ます。
  「会」の組織や運営方法については、現在、全く白紙ですが、任意の組織ですので、当たり前
のことですが、参加するかしないかは議員個人の自由です。ただ、全国の人たちが注視している
「漱石山房」の復元を願い、その実現に向けて取り組む地元の議員の集まりですので、できれば
全議員の参加が理想的だと思っています。それが不可能な場合には、とりあえず、賛同する議員
だけで「会」を発足させ、その後、順次、ご参加をお願いするということになるのではないかと
思います。

  どのような組織にするか、どのような活動をするかなどは、これからみんなで相談して決める
ことです。例えば、世話人のような方が何人かで「素案」のようなものをつくり、ある程度、煮
詰まったところで発足総会を開いて確認するということではいかがと思っています。
  世話人は、各会派から一人出してもらうということも考えられます。


  ● いずれにしても、以上のようなことを考えていますので、是非、ご検討のうえ、7月
   上旬ぐらいまでにご意向をお聞かせいただければと思ってます。


                ( 2008年6月20日 )   提案者・ 山 田 敏 行




● 6月19日(木曜日)●

     今日『桃桜忌』。郷土の大文豪・漱石については 〜 

  きのうで新宿区議会第二回定例会が終了したので、今日は、その残務整理をしました。
  机に積んである本や資料を整理していたら、夏目漱石に関して書かれた論文が出てきました。
漱石が「徴兵忌避」のために北海道に本籍地を移した話は有名ですが、それに関するものです。
  当時の北海道は、人口が少なかったために、人口規模を維持し、開拓を進めるために、国策と
して徴兵制は敷いていなかったようです。漱石が、そもそもどんな考えで北海道に本籍を移し、
「徴兵忌避」をしたのか、私は余り詳しいことは知りませんので、この機会に調査してみたいと
思っています。

  話は全然違いますが、今日は「桃桜忌」です。太宰治は、自殺マニアのようなところがありま
したが、三鷹を流れる玉川上水に恋人と紐で手を結び飛び込み、何回目かで「念願」の自殺を果
たした日が今日で、例年「桃桜忌」として全国のファンを集めています。
  その舞台になり、墓所の禅林寺がある三鷹市は、今日、太宰ファンで随分賑わったようです。

  太宰は青森県金木町の大地主の息子ですが、金木町は、平成の大合併によって津軽平野の中都
市・五所川原市や私が生まれた市浦村と、一市1町一村の合併を行い、新・五所川原市として生
まれ変わりました。従って、私は、いつの間にか、太宰治とは「同郷」ということなになってし
まったということです。

  太宰の「桃桜忌」は、樋口一葉の「一葉忌」などと並んで文壇の中でも最も有名なイベントで
す。それはそれで結構なことでが、私自身は、新宿区に住む人間として、また、新宿区のひとり
の議員として、この郷土の大文豪である夏目漱石に関する動きにかかわりたいと思っています。
例えば、以前から「漱石山房」の復元について関心を持ち、発言してきましたが、このようなこ
とについても議員として何かできればいいなあと思い、今日、いろいろなことを考えて見ました。


● 6月18日(水曜日)●

      区議会定例会閉会。指定管理者導入で「反対討論」。

  今年第二回目の新宿区議会定例会は、今日が最終日です。2時から開かれ、全ての議案につい
て採決が行われ、閉会しました。私は、昨日の日記に書いたように、区立図書館への指定管理者
導入(民間委託)の議案に反対し、本会議場で「反対討論」を行いました。
  討論の全文は、私のこのホームページの中の「議会の動き」の冒頭に掲載してありますので、
ご覧下さい。合わせて、定例会の冒頭に行った「一般質問」も掲載しました。また、新宿区議会
のホームページで、これまでの本会議質問は「録画」ですが見ることができます。映像は不鮮明
で、ずっと見ていると乱視にでもなってしまいそうですが、何となく、新宿区議会の本会議場の
雰囲気は感じ取ることができます。こちらのほうもご覧下さい。

● 6月17日(火曜日)●

   区立図書館の民間委託に反対し、明日、討論を行います。

  今日は区議会の予備日です。特別の会議予定はありません。前々から予約していましたが、午
前、定期的に行っている東京女子医大で「健康診断」をしました。年齢と共に血糖値が高くなっ
てきていますが、どういうわけか今日の結果は、ほぼ、正常値の範囲でした。先生に「日ごろ節
制の賜物だねぇ」と言ったら、逆に笑われてしまいました。

  明日、区議会は最終日です。新宿区は、区内に9館ある区立図書館のうち、8館を順次、民間
に委託(指定管理者)しますが、私はこれには反対をしてます。
  図書館は、地域における「知の拠点」として、自治体が人的配置を含め、責任を持って管理し、
運営すべきと思っているからです。

  世界の図書館先進国の関係者の主要な見解だそうですが、図書館サービスは主として三つの要
因があり、それは、@設備・施設の状況、A図書・資料の充実度、B職員の能力だと言うことで
す。そして、それぞれの占める割合は、@は約一割、Aは約二割、Bは約七割だと言われていま
す。すなわち、図書館サービスでは、職員の能力がサービスの是非を決める決定的な要因を占め
ているということです。このような意見・見解は、よく解る気がします。

 言うまでもないことですが、図書館の業務は、単なる本の貸し出しとか、閲覧室の提供ではな
く、知的情報の収集であり、その情報の地域への提供です。そういう点では、図書館は、他の区
設施設とは全く別の性格を持っているのです。図書館が人的資源に依拠するということでは、学
校教育と共通する側面があると言ってもいいのかも知れません。

 こうした図書館の本来的な役割や使命を受け止め、その上で図書館事業を活性化させ、新宿区
が図書館行政で先進的な自治体を目指すということであるのならば、私は、経費削減を重視する
余り、安易に指定管理者へ管理をまかせるのは、正当や政策選択ではないと思います。時間をか
けてもより優秀な区の人材を育成し、直営で業務執行をすべきだと考えます。

  明日の本会議で委託議案の採決が行われますが、私は、以上のような考えから、利潤追求を本
来の目的とする指定管理者に管理を委託すという条例には反対し、本会議場で「反対討論」を行
う予定です。

  今日午後、「反対討論」の原稿書きをしましたが、すいすいと書いていたら4000字にもな
ってしまいました。明日、討論の直前までには3分の2ぐらいにカットしたいと思っています。 


● 6月15日(日曜日)●

      岩手の大規模地震、実態が明らかになり被害も拡大。

  岩手県と宮城県の県境を震源地とする大規模地震は、各地の状況が明らかになるに従って、被
害も増えています。改めて、自然災害の恐ろしさを実感しています。
  今回の地震では、発生直前に緊急地震情報が発せられました。私は、たまたまテレビを見てい
ましたが、発生直前の地震情報に初めて接して驚きました。わずか数秒の間にいろいろな対応す
ることは難しいことですが、ガスや石油ストーブの火をを消すとか、テーブルの下に避難すると
かはできますし、何よりも、直後に発生する地震への心構えができます。貴重な情報だと思いま
した。

  青森県の八戸市から、たまたま、地震前に兄の娘が上京していて、昨夜、杉並に住んでいる妹
と一緒に私の家を訪ねてきました。二人とも170センチ以上の長身ですが、美人姉妹です。私
の娘も身長が165センチぐらいあるので、三人並ぶとちょっとした壁のような感じになります。
久しぶりに会ったので、夜の12時過ぎまで私たち家族といろいろな話をしていました。姉は、
今朝、八戸に帰りました。地震被害の点検で地震発生以来、運休していた東北新幹線も、今日は
通常通りに運転したようです。

  今日、私は特別な予定ももなかったので、朝から、たまっていた「区政報告」などのチラシを
近所に配って歩きました。夜は、NHKの大河ドラマ『篤姫』を見ました。主人公のユニークな
キャラクターの相俟って、面白いドラマです。



● 6月13日(金曜日)●

    「地下鉄・副都心線」開通へ。バス路線の廃止が心配。

  今日は、午前中に地下鉄「副都心線」のオープンセレモニーが行われました。約9キロの池袋
駅と渋谷駅を11分(急行)で結ぶ新路線です。明日、正式に開通になります。池袋駅からは有
楽町線、渋谷駅からは東急東横線にそれぞれ接続し、埼玉と神奈川を結ぶ路線にもなります。
  副都心線は、六駅が設置されましたが、新宿区内には、西早稲田、東新宿、新宿三丁目の三駅
が親切されました。区内の交通網はますます充実し、便利になります。
  一方、地下鉄の新設により、従来のバス路線にも影響が出てきます。「地下鉄ができたのだか
らバス路線は廃止」というのがこれまでのやり方です。利用者の実態を無視した対応です。高齢
者や身体の不自由な方に与える影響は深刻ですが、私は、バス路線存続のために力を尽くしたい
と思っています。
  マスコミなどは、この路線の開設で、高島屋や伊勢丹など周辺にある大手の主要なデパート・
大規模店で顧客争奪合戦が激しくなり、この地域の経済情勢にも影響を及ぼすことになるのでは
ないかと盛んに報道しています。どういうことになるか、注目しています。

  午前は地下鉄関連の行事があったので、今日の区議会は午後から開催されました。私が所属す
る自治・地方分権特別委員会」では、先日答申があった「第一次分権推進提言」について報告が
あり、質疑が行われました。提言は、政府の「推進計画」に反映されることになっていますが、
中央の役人は、自分たちの権益を守るために、いつものように提言の骨抜きに躍起になっていま
す。従って、「推進計画」は、例によって、提言よりは大分後退したものになりそうです。
  地方分権の時代ですが、中央官庁の役人の頭の中には、分権を推進するなどという発想は全然
ないようです。
  この国の中央官庁・役人は、居酒屋タクシーなど、次々と明らかになる不正問題にも示されて
いるように、何とも次元の低い意識で仕事をしているようです。自ら積極的に分権を進め、国民
から信頼される制度を作り、それに基づいた行政を展開するという発想がどうして出てこないの
か不思議です。自分たちの権益を守るために、こせこせと姑息な工作をするのは、中央役人の常
道ですが、実にいやなことです。仕事に対する高邁な自負心はないのでしょうか。


● 6月12日(木曜日)●

       陳情・請願の審議。中には理解に苦しむものも 〜 。

  昨日に引き続き10時から総務区民委員会が開かれました。各議案の採決が行われましたが、
私は、区立図書館の管理を民間に委託する予算を計上した議案には反対しました。区内各地の図
書館が「知の拠点」として、知的な情報を広く地域に発信する役割を図書館は持っています。こ
の任務は、いまだに不充分にしか果たされていませんが、指定管理者への全面的な管理委託は、
図書館の本質にかかわるこの問題を不充分な状態のまま覆い隠してしまう危険性をはらんでいま
す。従って私は民間委託には反対です。しかし、議案そのものは、私と共産党議員の二人が反対
しただけで、自民・民主・公明・無所属議員の6人が賛成し、可決されました。これについては
少数意見を発表する機会がありますので、会期の最終日に本会議場で「反対討論」を行うつもり
です。

  議案採決の後、陳情・請願の審査をしました。区議会にはいろいろな人や団体から陳情・請願
が提出されます。中には、ちょっと理解に苦しむようなものもあります。ただ、新宿区議会の場
合は、一応体裁が整っていれば、内容の如何を問わず付託された委員会で審査することになって
います。誰かが委員会に付託される前に「門前払い」することはないということです。これは新
宿区議会のよき伝統だと思います。

  今日審査した陳情の中には、新宿区役所をどこかに移転し、その跡地に大きな建物をつくり、
その建物の上に「新宿タワー」を建てて新宿区の「観光名所」にしてほしいというものもありま
した。どうやら「京都タワー」をイメージしているようです。
  陳情した提案者は真面目に考えているのだと思いますが、とても賛同してまともに検討しなけ
ればならないような提案ではありません。そもそも「京都タワー」については、私は、いまだに
いいとは思っていません。それに私は、新宿区役所をいま建て替えるべきだとも思っていません。
他の委員も、ほぼ、同じような考え方を持っていたようです。従って、この空想的ともいえる陳
情は全員一致で不採択になりました。

  定例会のたびごとに、いろいろな陳情・請願が寄せられます。中には支離滅裂なものもありま
すが、しかし、議会に自分の考えを投げかけることや働きかけをすること自体は、区民の大きな
権利のひとつです。従って、どのような意見であっても、今後もどしどし寄せてもらいたいもの
だと思っています。



● 6月11日(水曜日)●

      区立図書館を指定管理者に委託することには反対。

  今日、10時から区議会では四つの常任委員会がいっせいに開かれました。私は、総務区民委
員会に所属していますが、補正予算と条例改正、それに工事関係の契約案件の審議が付託されて
います。補正予算には、信濃町児童館・保育園に隣接する土地の買収費として1億3900万円
も計上されています。信濃町保育園は園庭が狭いので、この土地買収によって貴重なスペースが
確保されることになります。

  また、今回の補正には区立図書館9館のうち、3館を指定管理者に管理を委託するための予算
も初めて盛り込まれています。9館のうち、3年計画で8館は指定管理者に任せるという方針で
すが、私は、図書館の指定管理者委託には反対です。あくまでも区立図書館は、直営でサービス
の質と量を高めていくべきだと考えています。従って、この補正予算には反対するつもりです。

  今日、参議院で福田首相の「問責決議」が可決されました。史上、初めてのことだそうです。
後期高齢者医療制度や道路特定財源問題などについて責任が問われたものですが、当然のことだ
と思います。政治は沈滞しています。国民に対して責任を感じるのならば、即刻、辞任するか衆
議院を解散すべきですが、全然、その気配はありません。責任を感じる「感度」もどこかに行っ
てしまってのでしょうか。何とも困ったものです。


● 6月10日(火曜日)●

   本会議場で「江戸城外濠」の保存と復元について質問。

  昨日から新宿区議会第二回定例議会開催。18日までの予定。昨日と今日は本会議場で「代表
質問」と「一般質問」が行われました。
  私は今日、一般質問を行い、今年3月、千代田区・港区・新宿区の三区で作成し、文化庁に提
出した「江戸城外濠の保存と復元」について質問をしました。

  江戸城外堀は1609年からおよそ30年間にわたって各大名のいわゆる「大名普請」によっ
て築かれたもので、総延長約14キロに及ぶ長大なものです。複雑な構成になっており、歴史的
な価値は誰しもが認めるところです。現在、牛込濠、新見付濠、弁慶濠は水面をたたえ、往時の
姿を部分的にとどめています。しかし、四ッ谷駅がある四谷見附一帯は埋め立てられ、すっかり
形状が変わっています。上智大学がグラントとして使用している「真田濠」は、土手や傾斜地の
形状はよく保存されています。東京都が上智大学に20年更新で賃貸しているものですが、みん
なが知っている通りの空濠です。この真田濠が水面を取り戻すことにでもなったとしたならば、
外堀全体のイメージも大きく変わってきます。そうなることを期待しています。

  私は、今日の質問で強調したのは、歴史的な文化遺産である外堀を、時間がかかってもいいか
ら、方針や目標をきちんと持って、かつての外堀の姿を目指して計画的に復元していこうという
ことでした。そして、次の世代に可能な限り復元された外堀を引き継いでいくことこそが私たち
の任務ではないかということでした。そのために、自治体としてきちんとした構えを持つべきだ
ということも訴えましたが、区長サイドの答弁は、それなりに評価できるものでした。


● 6月7日(土曜日)●

  米大統領予備選挙終了。民主主義制度として優れた側面。

  予測し難いが起こるのは世の常ですが、米民主党の大統領候補を決める予備選挙も、まさにこ
のようなことの典型といえます。予備選挙がスタートした昨年秋(?)の状況は、誰の目にもヘ
ラリー・クリントンが最有力でした。当初、何人かの候補者の中の一人に過ぎなかったオバマが
闘いの中であのような勢い得、予備選挙のゴールになだれ込むことになるとは、信じがたいこと
でした。今日、クリントンが正式に撤退を表明したということです。
  この民主党の予備選挙の状況は、女性候補や黒人候補に加え、激戦ということもあり、随分仔
細に報じられました。本番の選挙の前に、こんなにも長期間、厳しい予備選挙戦を闘い抜くこと
は大変なことだと、私はずっと思っていました。ただ、アメリカの大統領選挙のやり方は、民主
主義制度としては、優れた側面があると感じました。自民党の数人のボスが寄り集まって次の総
理大臣候補を決めるという日本の「密室政治」「裏取引政治」とは、対極にあるからです。
 先進的な制度はよく租借して受け止め、自分たちの社会の中に適用していくことが必要です。
地方自治にも、そのような柔軟な対応が求められていると思います。
  四谷地区は先週の花園神社の例大祭に引き続いて、今日からは須賀神社の祭りです。私たちの
大京町には須賀神社関連の大京神社がありますので、ここでお祭りをします。子どもも随分少な
くなりましたが、神輿や太鼓を先頭にして、2時からみんなで町内を一周しました。


● 6月6日(金曜日)●

   議会前段の議案説明会。地震対策で「講演会」も実施。

  9時半から「全員協議会」開催。9日からの定例議会に提案される議案事前説明会です。実質
的には、今日から区議会定例会開始です。6月議会は、毎年そうですが、補正予算の規模も改正
条例の本数も、そんなに多くはありません。今年もほぼ例年通りの規模です。私は10日(火)
に「一般質問」をします。
 新宿区議会は、全員協議会が終わった後、議会としての勉強会を開いていますが、今日は「間
違いだらけの地震対策」というテーマで、東大の目黒公郎先生の講演を受けました。実に示唆に
富む講演会でした。

     天寿を全うし、消え入るように静かに旅立ちました。

  稲城市の「ひらお苑」という施設に入所している連れ合いの母は、一週間余り前から意識がな
く、飲食もできず、いわゆる「みまもり看護」の状態でしたが、おとといの4日午後1時前に息
を引き取りました。最後は、まさにろうそくの火が静かに静かに消えるような穏やかな状態でし
た。意識がなくなってから8日間もつらい「見守り状態」が続きましたが、この間、三人の娘、
8人の孫と孫の連れ合い、そして次女の夫と三女の夫の私がそれぞれの地から駆けつけて、おば
あちゃんを見舞い、お別れをしました戸籍上の誕生日は6月5日なので97歳になる直前の死
でした。ただ、本当の誕生日は5月21日ということなので、実際は97年と14日生きたこと
になります。長寿でした。

  本人の強い意向もあったので、ごく内輪で見送りました。ちょうど落合斎場との日程が合った
こともあり、翌日の5日の午後には火葬に付しました。そして引き続き夕方から、おばあちゃん
を偲び、四谷のすし屋で「精進落とし」をしました。
  香川県善通寺市にある菩提寺に納骨しますが、お寺と相談した結果、9月末にみんなで連れて
行くことにしました。それまでは、これまで通り私たちと一緒に過ごします。

 おばあちゃんの子どもや孫は、京都(長女家族)でも浦和(次女家族)でもそして私たちの新
宿(三女家族)でも、みんな大変世話になりました。特に、私たちは共稼ぎだったこともあり、
子育てなどで特別に援助をしてもらいました。それだけに、天寿を全うしたとは言っても、惜別
の情禁じえないものがあります。
  私たち夫婦と3人の子どもたちは、みんなおばあちゃんに心から感謝しています。



● 6月3日(火曜日)●

  台風接近の雨の中、反核平和の火リレーが実施されました。

  台風接近で朝から激しい雨。今日は、20年前から続いている「反核平和の火リレー」が区内
で行われました。私も若いときに何度か参加したことがあるイベントです。今年も、私たちの何
人かの若い仲間が参加しています。
  雨の中、12時過ぎからリレーの中継点になっている新宿区役所正面で新宿区に対する「平和
事業への取り組み」に対する要請活動が行われました。区長代理として総務課長が参加し、実行
委員会の要請文を受け取ってくれました。集会では私も挨拶をする機会がありましたが、最近の
憲法をめぐる情勢について簡単に考えを述べました。このような平和に対する継続的な行動や取
り組みは実に貴重です。


       「江戸城外濠の保全と復元」で一般質問。

  来週の9日から区議会第二回定例会が始まりますが、今日は代表質問と一般質問の概要の提示
日になっています。私は一般質問を行いますが、午後から少しだけ原稿の整理をしました。
  今年3月に江戸城外堀の保全と活用に関する報告書が、文化庁の依頼を受けた千代田区、港区、
新宿区の三区から提出されました。私は常々、外堀については関心を持っていたので、今回は、
この問題を取り上げ、「江戸城外堀の保存と復元について」というテーマで質問をします。
  江戸城外堀は、歴史的な文化遺産ですが、江戸・東京へと時代が流れる中で行われてきた街づ
くりの過程で、かつての形状がその面影を喪失させる状態が次々と出てきています。今回の明ら
かにされた報告書は、このような現状に警鐘を鳴らし、価値ある遺産として外堀の保全を強く求
めていますが、私たちは、真摯にこのような指摘を受け止めなければならないと思います。
  私は、自分自身の認識を深めると共に、多くの人たちに一緒にこの問題に関心を持ってもらい
たいという思いを込めて、外堀保存と復元について質問をしたいと考えています。
  あした中には原稿を完成させるつもりです。



● 6月2日(月曜日)●

   国鉄闘争で注目の「葛西尋問」。夕方からその報告集会。

  今日、東京高裁において国鉄闘争を審議している「鉄建公団訴訟控訴審」で、国労を差別し、
1047名のクビ切りを進めたその張本人である葛西敬之氏(のちにJR東日本社長)の尋問が
ありました。注目の「葛西尋問」ですが、その報告会が6時半から全水道会館で行われたので参
加しました。主任弁護士の加藤晋介、尋問担当弁護士の清水建夫、萩原健太、更に、補助・支援
の何人かの弁護士から、尋問の状況や注目すべき視点、成果、今後の展望などについて詳細な報
告がありました。この尋問が今後の裁判にどのような影響を与えるかは不明ですが、原告にとっ
て大いにプラスになるであろうという強い印象は持ちました。
  会場は、開始前から立錐の余地がないほどいっぱいでした。いかに多くの人たちが注目してい
たかよく分かります。私は、開始時間の若干前に会場に行きましたが、最初から最後まで一時間
半ほどずっと立ちっぱなしでした。



● 6月1日(日曜日)●

        久しぶりに『資本論』の連続学習講座に出席。

  何人かの有志で実行委員会を作り、「資本論」の連続講座を開催することになりました。私も
その発起人の一人ですが、第一分冊を約半年、以後、第二分冊と第三分冊を約一年で学習すると
いう長期日程の学習講座です。講師は、経済学者で元東大教授の塚本健さん。新社会党理論委員
会の委員長も勤めているマルクス経済学の大家です。

  今日が初日ですが、中野の会場には約60人の受講生が集まり、2時から5時前までじっくり
と初講義を拝聴しました。「資本論」を開くのは実に久しぶりです。持っている岩波文庫の「資
本論」は大分褪色して時の流れを感じます。いっぱい書き込みがありますが、これは若い時、こ
の大著に挑戦した際、メモったものです。確か、30代の初め頃ですが、3〜4人でほぼ毎朝集
まり、一時間ほど読み合わせをし、報告や議論をしあい、とにかく膨大な「資本論」を読みきっ
たことがありました。書き込みは、恐らくその時のものだろうと思いますが、ほとんど理解して
いないくせに、実にすがすがしい充実感があったことを思い出しています。

  これから、毎週日曜日の午後に講座は開かれます。日曜日には、結構、地域の集まりや行事が
集中するので皆勤とはいきませんが、出来る限り出席し、何とか最後までたどり着きたいと思っ
ています。楽しみです。

  夜6時から「四谷ひろば」の開設記念セレモニーが開かれました。旧四谷第四小学校の校舎や
校庭を活用し、地域のコミニティー・センターとして開放しているものです。新宿区では初めて
の取り組みになります。4月1日から開設されていますが、実績も上がっています。「東京おも
ちゃ美術館」も併設されていますが、この施設も大評判です。
  今夜は四谷地域の諸団体の代表の方々が多数出席し、門出を祝いました。私も区議会議員を代
表してお祝いの挨拶をする機会がありました。盛会でした。



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                ( 3月以前の分は、この冒頭に記載してある該当の月をリンクしてご覧ください。)