私の 「活動日記」 です!
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     (2008年8月分)


●8月31日(日曜日)●

    区議会本会議の代表質問について整理しました。

 異常気象が続いた8月も今日が最後、明日から9月です。中旬から区議会定例会が始まります。
代表質問を行い、決算特別委員会に参加しますが、結構、多忙な一カ月になりそうです。今日は代
表質問に何を取り上げるか考えましたが、どうも整理ができません。問題意識として持っている課
題はいろいろありますが、代表質問として取り上げるべき対象かどうかということになると躊躇し
ます。もう少し、整理して第一番目の質問者にふさわしい内容にしたいと思っています。

 先日、私の後援会の「やまびこ会ニュース」を発送しましたが、この間、何人もの人たちから手
紙やはがきなどで激励していただいています。思いがけない人から連絡があったりして、私のほう
がびっくりしています。今日も溜まっていたお礼の返事を書きました。後援会に入ってくれる人も
何人かおりましたが、うれしい限りです。


●8月30日(土曜日)●

   使わない物、捨てるつもりの物を提供してもらっています。

 10月5日(日)午前10時から三栄公園で「第七回・生活と環境問題を考えるつどい」を開き
ますが、その一環としてチャリティバザーを行います。これまでも地域にお住まいの方々に不用品
を出してもらっていますが、今回もたくさんの方々の協力をいただいています。
 今日の午後、品物の提供してくれる人と連絡がんあった家々を、友人と共に車で回りました。途
中でとんでもない豪雨にあったりして大変でしたが、なんとか無事に終了しました。
 今後も何回かこうしたことを行って10月5日の開催に備えます。それにしても多くの方が品物
を出してくれるので、大変に助かります。集めた品物は全くの格安で販売するので売上額自体は、
労力の割には驚くほど少額ですが、使わない物や捨てようとしている物が誰かに再利用されるので
すから、大いに意義があるといつも感じています。


●8月29日(金曜日)●

   夜、西洋美術館で念願の「コロー展」を見ました。

 前々から行こうと思っていた国立西洋美術館で開催中の「カミーユ・コロー展」を見に行ってき
ました。6月中旬から開かれている展示会ですが、なかなか行く機会がなく延び延びになっていま
した。今月末で終了ですので残り少なくなりましたが、今日は夜8時まで開館なので6時半頃から
終了間際まで充分に鑑賞してきました。
 夜の時間帯なので空いている事を期待していましたが、最終日に近いこともあり、随分混んでい
ました。それでも昼の混みようとは大分違っていてそれなりにゆとりがあります。「コローのモナ
リザ」と言われ、ループル美術館でも人気のある作品の一つで代表作の「真珠の女」や風景画の傑
作「モルトフォンテーヌの想い出」、それに高い評価を受けている「青い服の婦人」などをゆっく
り見ることが出来ました。私は、これらの作品は何れも以前に見たことがあります。しかし、名画
があっちにもこっちにも山のようにあるルーブル美術館で見るのとは違って、集中して見れるだけ
に絵から受ける印象も全然異なります。世界の人たちから評価され、愛されて続けている作品は、
私のような素人が見ても、やはり、離れがたいすばらしさを感じます。

            カミーユ・コロー《真珠の女》

               カミーユ・コロー 《真珠の女》

 夕方、久しぶりに丸正前で一時間半ほど演説をしました。丸正前で話をする時は、いつもたくさ
んの知り合いに会い、声をかけてもらいますが、今日もいろいろな人に出会って激励されました。
飲み物の差し入れもしてもらいました。有り難い限りです。
 今日は、雨が降るのではないかと覚悟していましたが、全くの杞憂でした。演説中は雲の切れ間
から太陽が差し込み、汗びっしょりになりました。


●8月28日(木曜日)●

     区議会議員の勉強会「低炭素社会への挑戦」に出席。

 23区の特別区の区議会議員を対象にした勉強会が飯田橋の区政会館で開かれました。今日のテ
ーマは「低炭素社会に向けた挑戦」です。温室効果ガスを2050年までに70パーセント削減す
ることがなぜ必要か、どうすれば削減が可能かなどについて、国立環境研究所の藤野純一先生から
講義を受けました。
 温室効果ガスの削減は、世界的な課題であり地球規模の問題ですが、先進国と開発途上国間の対
立の元になっている重要問題にもなっています。しかし、削減に向けての即効的な対策はありませ
んし、抜本的な解決策もありません。最も重要なことは、環境の維持保全を考えて、絶えず、私た
ちの生活様式の一つ一つを丁寧に見直していくことであり、その積み重ねが最大の解決策に繋がっ
ていくのだ思います。

 アメリカの民主党大会でオバマ氏が正式に大統領候補に選出されました。事前の予備選挙でヒラ
リー・クリントンとの熾烈な指名争いがずっと報じられてきたので、何となく食傷気味になってい
ます。しかし、本当の大統領選挙はこれからです。共和党の候補者ももうすぐ正式に決まります。
どっちが大統領になってもブッシュ現大統領よりはましな政策選択をするでしょうが、果たしてオ
バマは、アメリカの市民が期待するような大統領になることが出来るんでしょうか。本番は11月
4日です。


●8月27日(水曜日)●

     第二回区民検討会議、運営方法などについて協議。

 夜、新宿区自治基本条例の制定に向けて、区民サイドで検討を進める「区民検討会議」が開かれ
ました。二回目の会議です。31人のメンバーのうち24人が出席していました。私もオブザーバ
ーの資格で参加しました。二時間にわたって、これからの会議の進め方などについて話し合いが行
われましたが、随分散漫な会議でほとんど何も決まりませんでした。
 これから毎月一回以上の日程で会議がもたれ、年末までにはこの中から6人が選ばれ、私たち議
員や区の担当者各6人、それに座長の13人で「条例検討会議」をつくり具体的に条例の内容を検
討しますが、共通の認識を持つまでには少々、時間がかかるような気がしました。 

 アフガニスタンで農業指導などで活動していた伊藤和也さんが誘拐され、銃殺されたということ
です。31歳です。ペシャワール会のメンバーです。現地の人たちの中に溶け込み、大変信頼を得
て活動していた人だったようです。治安の悪い地域での活動は、得てしてこのような事件に巻き込
まれることがありますが、貧しい人たち、特に毎日食べる物に困窮している子どもたちの笑顔のた
めに高い志を抱いて活動していた青年が、無常の事件の犠牲になるのは痛ましい限りです。


●8月24日(日曜日)●

     今日は母親の誕生日、何と103歳になりました。

  今日は私の母親の誕生日です。明治38年(1905年)8月24日生まれですから103歳に
なりました。昨日、母の面倒を見ている八戸の兄から電話がありました。必ずしも体調は良くない
けれども「まあまあ元気だ」ということでした。この一年間は大分体力も消耗し、随分弱ってきま
したが、それでも年のわりには意識もそれなりにしっかりしていて元気です。大変な長寿ですが、
それ自体、すばらしいことだと思っています。
 私は、9月5日に13年以上にわたって全国のトップを占め、関係者から注目されている八戸市
の「八戸市共通商品券協同組合」の視察に行きますが、その際、母のところにも寄りたいと思って
います。

 昼に慶応病院に入院している知人の病気見舞いに行きました。若いときから世話になっている人
です。一ヶ月前から入院しているということでしたが、昨日、初めて聞いてびっくりしました。元
気そうでした。安心しました。

 北京オリンピックも今日が最終日です。早朝に行われた男子マラソンは日本の高校を卒業し、実
業団に所属していたケニヤのワンジルが圧倒的な強さで優勝、私の後輩の佐藤敦之選手は76位で
完走選手中、最下位でした。もう一人の尾方選手も13位と振るいませんでした。今回のオリンピ
ックを象徴しているようなマラソンの結果でした。
 しかし、世界の最高水準のアスリートたちが満を持して覇を競うオリンピックは、やはり、すば
らしいイベントです。当たり前のことかも知れませんが、毎日テレビをにぎわしている薄っぺらな
タレントたちの「芸」とは全然、深みが違います。


●8月23日(土曜日)●

     四谷少年野球大会と北京オリンピック野球チーム。

 南元町公園で四谷地区少年野球大会が開かれました。開会式に出席しましたが、四谷地域の3チ
ームだけでは通常のトーナメント戦ができないためか、市谷地区から1チームが招待されていまし
た。かつては、四谷地区にもほぼ町別に10チームぐらいの少年野球チームがありましたが、少子
化やサッカープーなどその後の社会状況の変化によって、現在のような状態になっています。
 開会中のオリンピックでは、監督が金メダルの獲得を高言し、それを期待していた人も随分いた
と思われる野球チームが、何と三位決定戦でも敗れました。これが勝負であり、全力を尽くした結
果ですから何も言うことはないと思いますが、私は、監督を含めたあのようなチームの体制や雰囲
気には、どうも好感を持つことは出来ません。女子のソフトボールムチームとは、随分違うような
気がします。

 夕方から夜にかけて「大京町納涼まつり」。今日はむしろ涼しい位の天候の上に小雨にもたたら
れたために、人出もいつもの半分以下、私が担当した「生ビール」も昨年に比べて激減でした。


●8月22日(金曜日)●

    夏の虫の鳴き声も、以前とは随分違うということです。

 明日とあさっての二日間、大京公園で「大京町納涼まつり」が開かれます。少々時期遅れの「盆
おどり」です。明日からの開催に向けて、今夜、午夜8時から何人かで開催に向けてのいろいろな
準備をしました。この地域恒例のイベントでいつも盛会ですが、天気が悪くなってきており、両日
とも雨模様になりそうです。心配です。
 準備作業が終わった後、夜の公園の一角で、いいおじさんたちが輪になって昔話に花を咲かせま
した。今は水が流れていない渋谷川に、以前には蛍が乱舞していたとか、ザリガニを取ったとか、
夏には蚊帳の中に入って寝ていたとか、日本を代表する新宿のデパートの天井でぐるぐると扇風機
回っていたとか、夏にはいつもおばあちゃん蚊取り線香をたいてくれたとか、虫の音色が昔と比べ
てアアだとかコウだとかというような話でした。懐かしい話題でした。

 今日午後、定例の新社会党の在京執行委員会が日本橋の党事務所で開かれました。機関紙などの
党勢拡大について協議をしました。


●8月21日(木曜日)●

    多文化共生プラザとふらっと新宿のふたつの施設を視察。

 全国自治体運動委員会に所属している地方議員研修会のひとつとして、10時から新宿区の二つ
の施設の視察が行われました。「ふらっと新宿一号店」と「しんじゅく多文化共生プラザ」です。
高松市議、大和市議、富士市議、熊本・荒尾市議、習志野市議など9人が参加しました。最初に区
議会会議室で担当者から説明を受け、質疑をした後、徒歩で両施設を回りました。
  共生ブラザは新宿区独自の施設ですが、地方都市でも新宿区と似たような問題を抱えているよう
です。たとえば、富士市では、市内にある工場で「出稼ぎ」として働いているブラジル人がたくさ
んおり、言葉の問題を筆頭にして、保育園や学校、日常生活に関する問題など課題も多いというこ
とでした。人口に占める外国人の比率の違いはありますが、外国人に関する施策をどう構築するに
ついては、それぞの自治体が頭を悩ましているようです。
 「ふらっと新宿」も障害者の職場確保ということで議員の皆さんに大変興味を持ってもらいまし
た。いっぱい買い物もしていただきました。

 オリンピックも終盤です。夜、ソフトボール決勝戦を観ました。接戦を制して初めてアメリカに
勝利し金メダルを獲得しました。「一球入魂」の上野投手は、気迫をこめて413球を投げ通しま
した。すばらしい勝利でした。


●8月20日(水曜日)●

     恒例の研修会、今年は元釧路市長・山口哲夫さんの講演。

 午後1時半から全国自治体運動委員会の研修会が神田で開かれたので出席しました。毎年一回行
われている恒例の勉強会・交流会ですが、全国から約30人ぐらいが参加しました。
 今年は、釧路市長や参議院議員を務めた山口哲夫さんと医師の小林誠一さんの講演と公契約条例
の制定に向けての報告が尼崎市議会議員から行われました。
 山口哲夫さんは、最近、『信念を曲げず』という本を出版したばかりですが、大変好評だという
ことです。山口さんが釧路市長時代に行った大企業への補助金の制限や釧路の名所・幣舞橋の芸術
的な復元への取り組みは、今でも語り草になっていますが、自治体行政改革の大先達であり、私が
最も尊敬する偉大な先輩です。
  夕方からは「交流会」が行われました。全国各地で活動している自治体議員の皆さんですので、
いろいろな話が出来て楽しい時間をおくることができました。

 明日は、何組かに分かれて行政視察を行いますが、新宿区にも8人の議員が視察に来ます。どこ
にしようか思案しましたが、時間の関係もあり、近接した地域ということで、「ふらっと新宿一号
店」と「しんじゅく多文化共生プラザ」をみてもらうことにしました。区役所で担当者から説明を
受けたあと、現地を視察する予定です。


●8月19日(火曜日)●

     上越市の『地域自治区』の取り組みについて視察計画。

  一昨日の朝日新聞に新潟県上越市の「地域自治区」の活動の状況が報じられていました。
 私は、以前から上越市の取り組みについては注目しており、一度、視察をして、直接話を聞きた
いと思っていました。先日、日比谷の日本プレスセンターで開かれた地方自治学会の講演会に出席
しましたが、たまたまこの会合には上越市で実際に地域自治区に関する活動を担っている人が参加
していました。そこで実体験を聞くことが出来ましたが、新宿区の同類の組織である地区協議会と
は、全く違う事件の活動を担っていると感じました。

 議会事務局に上越市と連絡を取ってもらったところ、10月30日だったら視察が可能だという
ことなので、他の議員にも呼びかけて、上越市の担当者の話を聞きに行くことにしました。何人参
加するかわかりませんが、地域自治区については、出来るだけ共通の認識を共有したいと思ってい
ます。今日、上越市の視察についての「呼びかけ文」を作り、議員全員に配りました。


●8月17日(日曜日)●

     『週刊・新社会』、「羅針盤」の原稿を書きました。

 連日、暑い日が続いています。青森から帰った後、仕事の合間を縫って酷暑の中で「後援会ニ
ュース」などを配ったりしていたので、一週間ほど前から熱中症のような状態になり、頭痛など
で体調を崩していました。大分良くなってきました。特に今日は、午後から雨が降ったりして気
温もそんなにあがらなかったので過ごし易い一日でした。
  オリンピックの女子マラソンや女子レスリングの中継を見ながら、頼まれていた原稿書きをし
ました。『週刊・新社会』の「羅針盤」の原稿です。これまでも、時々、執筆を依頼されていま
す。毎回、365字以内という条件です。今回は、五所川原市の「たちねぶた」をテーマにしま
した。以下の通りです。

 『東北の夏祭りを幾つか観る機会があった。その中のひとつ、五所川原市の「たちねぶた」は、
10年前、地域の人たちの熱い思いを乗せて80年ぶりに復元されたものである。北の夜空を焦
がす勇壮華麗な山車は、高さが約22メートル、重さが約17トンの巨大さで、津軽平野を睥睨
(へいげい)しながら燃え上がるかのように屹立(きつりつ)している。「ヤッテマレ!」「ヤ
ッテマレ!」の勇ましい掛け声は、この地方の気質を表しているとも言われている。しかし、夜
の熱気とは裏腹に、昼の市の中心部は寂しい限りだ。閉店の看板が目立ち、沈滞した様相を呈し
ている。メーン通りのこうした風景は、多くの地方都市にも見られる現実だ。厳しいのである。
五所川原市では、先年、教育予算の削減を強制された反骨の教育長が「教育行政に責任がもてな
い」と断じて辞任したという言う。華やかな祭りの裏にある地方の現実である。国の統治の仕組
みを変え、抜本的に地方分権を進めなければ、伝統のまつりも空しくなるばかりである』


●8月7日(木曜日)●

       津軽の夜空を睥睨する勇壮華麗な「立ちねぶた」。

  八戸市に住んでいる母親の見舞いを兼ねながら、盛岡や青森、弘前、五所川原、秋田にも行っ
てきました。きのう帰ってきました。今の時期、東北地方はどこもかしこもまつり一色という感
じでした。五所川原市では、数年前から復活した「たちねぶた」を見る機会に恵まれました。私
が生まれた市浦村は五所川原市と合併し、実質的には吸収されてしまったので、今ではこのまち
は私が生まれた自治体ということになりますが、「たちねぶた」を見るのは初めてのことです。
高さ22メートル余り、重さは実に17トンという天を貫くような勇壮華麗な「闘いの光」が、
津軽平野を睥睨するように夜空に立ちはだかう姿は圧倒的でした。
 写真は今年製作された「不撓不屈」と名付けられた作品です。 


              


● 8月1日(金曜日)●

      ちょっと夏休み、ふるさとの青森に行ってきます。

  今日から8月。前々から予定していましたが、連れ合いと共に久しぶりにふるさとの青森に行
ってきます。八戸市に住んでいる母親の見舞いに行くのが主とした目的です。もうすぐですが8
月24日の誕生日を迎えると、母は103歳になります。長寿です。大分弱ってきましたが年の
割にはとても元気です。午後3時過ぎに八戸に到着しますが、今日の夜は、母が入所している特
別養護施設で恒例の「夏まつり」が盛大に開催されるということです。私も初めて参加するつも
りです。

  また、久しぶりに津軽平野の中心都市の五所川原市にも行く予定にしています。合併した後の
五所川原市は、私の生まれ故郷の自治体ということになります。きれいなりんごの花や「津軽富
士」の愛称で親しまれている秀麗な岩木山を見るのが楽しみです。


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                ( 3月以前の分は、この冒頭に記載してある該当の月をリンクしてご覧ください。)