私の 「 活動日記」 です!
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      (2009年5月分)


● 5月29日(金曜日)●

 失業率は益々悪化、巨額の補正予算は役人の天下り先対策。
 こうした政治しか出来ない麻生無能内閣はさっさと退陣を!

  今日、厚生労働省が4月の「有効求人倍率」を発表しました。前月を0.06ポイントも下回
り、なんと0.46倍になってしまいました。99年5月と並んで過去最低です。奇しくも今日、
史上空前の規模の補正予算が国会で決定されました。約15兆円の内容はどうか。全く碌なもの
ではありません。厚生労働省発表の数字が示すように失業者が町に溢れているのですから、雇用
対策・労働対策が緊急の課題であるにも係らず、補正予算の主要な内容は相変わらずの「箱物」
と「天下り先」を作って大企業と役人にひたすら「奉仕」するという代物です。抜け目のない役
人の言いなりになって、こうしたことしかやることが出来ない麻生無能内閣はさっさと退陣して
もらうしかありません。

  私たちに今日配られた資料によると、新型インフルエンザの影響で区立の落合・牛込第三・新
宿・西戸山・西戸山第二の5つの中学校は修学旅行を延期したということです。9月上旬頃には
実施するということのようですから、「楽しみが先になった」ということかもしれませんが、新
型インフルは、区内の各方面にじわりと影響を及ぼし初めています。

  今年二度目の臨時区議会が開かれました。今日の議題は給料や報酬などを規定している条例の
改定ですが、6月下旬に支給される区長・議員・職員の「ボーナス」を減額するものです。未曾
有の不況によって働く人たちの労働環境大変厳しくなっていますが、公務員の待遇もそうした社
会の実態に合わせるというのが改定理由です。

  ※ 義母が亡くなって一年経ちました。一周忌の法要で明日から高松と松山に行ってきます。


● 5月27日(水曜日)●

         新宿区の年間自殺者は、二年度連続で79人。

  昨年の自殺者はまた3万人を超えました。98年以来、実に11年連続の数値です。先進国と
言われるG8の中で、日本は人口10万人当たりの比較ではロシアに次いで2番目です。これは
アメリカの2倍、イギリスの3倍という驚くべき状態です。
 新宿区でも、こうした社会的な状況に対応するために、今年度から自殺者の根絶に向けてさま
ざまな対策を行うことになっています。その内容は、警察や消防、民生委員などとのネットワー
クを強めながら、シンポジュームの開催、冊子の発行、相談窓口の強化などです。

 今日の福祉健康委員会で新宿区の年間自殺者の人数を質問したら、警視庁などの調査によると
昨年度も一昨年度も79人だったという答弁がありました。自殺の原因は掌握し切れていないと
いうことでした。全く個人的な理由、家族関連の理由、経済的な理由、それらが絡み合った複合
的な理由などさまざまなことがあっての結果だろうと思います。従って、自治体の自殺予防対策
といっても何をすれば実効的なものになるかは実に難しい問題です。
 今年度からの取り組みは、「対策の助走」と言っていいのかも知れません。予算額は500万
円余です。区の対策によって一人の自殺者でも防ぐことが出来たならば安いのかもしれません。

  夜、衆議院選挙対策の一つとして、東京8区から立候補する社民党の「保坂展人さんを励ます
集会」の第二回打合せ会があったので出席しました。集会は、6月23日夜6時半から中野駅近
くの会場で開催されます。私たち新社会党は、保坂予定候補を支持して闘いますが、新宿などの
西部地区だけではなく、都内の東部、南部、北部地区などでも同様の集会が計画されたり、既に
開かれたりしています。


● 5月26日(火曜日)●

    新型インフルエンザ関連の相談は、約一ヶ月で1651件。

  昨日の臨時区議会で、2011年の改選までの後半二年間の新しい体制が決まりましたが、今
日は各常任委員会(総務区民・環境建設・福祉健康・文教)が一斉に開かれ、区役所の各部署の
主要な事業内容や進捗状況についての所属委員に説明する「事務事業説明」が行われました。
 私は今度、久しぶりに「福祉健康委員会」に所属しましたが、広範な事業について説明を受け
ました。明日も引き続き開催されます。

  新型インフルエンザの患者は、全国的には少しづつ増えていますが、勢力そのものは若干弱ま
りつつあるようです。しかし、今年の秋頃にはより強力なカタチで再びは襲ってくるという指摘
もありますので、引き続き警戒をしなければなりません。

  新宿区の最新の情報によると4月28日から5月25日までの約一ヶ月に「新宿区発熱相談セ
ンター」と「保健所」に寄せられた相談件数は延べで1651件だったということです。東京都
全体では延べで47,675件です。
  新宿区では、朝の9時から夜の9時まで新型インフルエンザ関連の相談の受付をしており、医
者と保健婦が対応しています。それ以降の時間の夜9時から翌朝の9時間では、「東京都発熱相
談センター」が同様の相談に当たっています。


● 5月25日(月曜日)●

     議長・副議長など大幅な変更、実態は順送り人事(?)

 今日、新宿区議会の臨時議会開催。議長、副議長、常任委員会委員などがほぼ全面的に変わり
ました。議長や副議長は、慣例によって自民・公明の順送り人事ですから、ここで改めて新議長
などの名前を紹介するようなことでもありません。ただ、順番が狂っているのではないかという
見方もありますが、しかし、どっちにしたってたいした問題ではありません。
 議会がこうした人事配置しかできない間は、残念なことですが、議会の存在感なんていうもの
は、たいしたものではないと思っても間違いないと思います。地方政府の確立に向けて、自治体
には克服すべき課題山積みされているのに、全く残念なことです。


● 5月24日(日曜日)●

    二日間の定期全国大会終了、執行部は全員再選。

 新社会党第14回定期全国大会の二日目。9時開会、夕方の4時まで。私は執行部の一員とし
て大会運営委員会を担当しました。限られた時間の中で42人の代議員が発言しました。また、
総選挙闘争(原和美候補・副委員長)、キューバ訪問団(石田博英事務局長・執行委員)、国鉄
闘争(加藤主任弁護士・副委員長)の三つについても「特別報告」の時間を取りました。

 大会では二日間にわたって組織拡大、各種選挙の取り組み、平和関連の活動、環境・福祉・教
育などの取り組みなど、全国の活動状況が報告されました。大会発言の冒頭で新入党員や新人議
員、新人候補者などの決意や報告が続き、なかなか雰囲気のいい大会でした。最後に役員改選も
行われ、栗原きみ子委員長、加藤晋介、原和美、岩中伸司の三副委員長、松枝佳宏書記長など全
員が再選されました。私もまた「社会保障委員長」に選ばれました。


● 5月23日(土曜日)●

      新社会党第14回定期全国大会が開催されました。

 新社会党第14回定期全国大会。今日は初日。開催場所は御茶ノ水の総評会館です。午前中は
各界代表の祝辞等が延々と続きましたが、午後からは全国から集まった代議員による様々な活動
報告が次々と紹介されました。先日、新社会党代表団(団長は栗原委員長。67人が参加)のキ
ューバ訪問の模様も報告されましたが、この国の実態がよく解る報告でした。決して豊かではあ
りませんが、国民の琴線に触れる政治がきめ細やかに行われている感じがしました。
 夜、7時に第一日目は終了。それぞれ交流会と称して街中に繰り出していきました。明日は9
時から午後の4時まで継続の大会がもたれます。


● 5月21日(金曜日)●

  市民の痛みはそっちのけ。天下り先確保のための補正予算。

  金融危機、景気後退がじわりと街中を襲っている感じがします。史上空前といわれる約15兆
円という補正予算は、役人の天下りを確保するための「箱物中心」の中身になっていますが、こ
うした内容でいい訳がありません。今日、相談があると言うことで会った人は、36年にわたっ
ても堅実に内装関係の事業を営んでいましたが、多額の貸し倒れを抱え込み、資金繰りがつかず
にやむなく廃業せざるを得ないと言うことでした。こうした市民の痛みを癒す施策を展開するこ
とが今の政治に課せられた使命ですが、やっていることは全然違います。人々の痛みを受け止め
ようとせず、選挙目当てに税金をばら撒く麻生・自民・公明政治はさっさと消えてもらうしかあ
りません。
 昨日、丸正前で一時間ほど区政報告をしていたら、終わったあと、全然知らない人から声をか
けられました。私が発行している「区政報告」や「やまびこ会ニュース」を毎回楽しみにしてい
ると言うことでした。「口先だけではなく、自分の主張をきちんと報告し、それに対して責任を
持つ姿勢は大いに評価できる」といった過分なお褒めの言葉をいただきました。また「喜ぶ人が
いるから定額給付金はいい政策だなどという公明党の言い分は全くバカげている。税金の正しい
使い方を考えるならば、これに反対するのは当然のことだ」ともいわれました。なんとなくいい
気分でした。

 終わって家に帰ったら、津軽の同級生から季節の山菜が一杯送られてきていました。懐かしい
匂いがプンプンしていました。こちらも嬉しい限りです。


● 5月19日(火曜日)●

     智頭町では、第2期の「百人委員会」がもうすぐ発足。

 先日、鳥取県智頭町長から名産の杉を材料にした私の名刺を送っていただきました。早速、町
長にはお礼状を出しましたが、今日、町役場の担当室長に電話をしてお礼の意を伝え、その後の
動きについて、概略的なことをお聞きしました。今年度も、住民の参加を得て全国から注目され
ている「百人委員会」をもうすぐ発足させるということですが、このすばらしいの取り組みにつ
いては、今後も大いに注目していきたいと思っています。

 今日、区議会では「自治・地方分権特別委員会」が開かれました。委員会では、6人のメンバ
ーからなる「小委員会」を設けて、33回にわたって条例に盛り込むべき項目の整理をしてきま
したが、今日の委員会にはその「中間報告」をし、委員からさまざまな意見を聴取しました。

 昨夕、池袋の豊島区民センターで「国民投票法の始動を許さない集会」があったので参加しま
した。国民投票法というのは、憲法を改定するために必要な国民投票のやり方を規定した法律で
すが、改憲勢力の執念が叶って二年前の国会で成立したものです。改憲にとりわけ熱心だった安
部内閣の時代の反動的な法律の象徴ともいえるものです。
 私たちは、法律は残念ながら成立したけれども憲法9条の改悪に直結するこの「国民投票法」
の始動を許してはならない思っています。昨夕の集会は、そうした趣旨で開かれたものです。集
会終了後、会場から南池袋までデモ行進をしました。飲み屋街を中心にした池袋駅界隈でデモを
するのは久しぶりのことでした。

 新型インフルエンザの感染が広がっています。過度に神経質になることはありませんが、充分
な配慮が必要です。厚生労働省の情報提供窓口はです。


● 5月17日(日曜日)●

    多武峯神社の祭礼、珍しい「里神楽」の奉納もありました。

 由緒のある内藤町・多武峯神社の祭礼が昨日から行われています。今日は午前11時から「大
祭式典」があり、ご案内をいただいていたので参加しました。式典の祭主は内藤家第17代当主
の内藤頼誼さんです。内藤さんは学校の大先輩で尊敬していますが、新宿区の教育委員長を勤め
ていた関係もあって、私たちは随分長い間、ご指導をいただいてきた人です。

 多武峯神社は内藤家の神社です。古い歴史を持っています。神社の境内には内藤清成が徳川家
康から「馬で一気に駆け巡れるだけ土地を与える」と言われ、その際、清成が乗馬した駿馬の木
像やそれを収めている「駿馬堂」もあります。式典が行われた社務所も風格があります。凛とし
た気持ちになります。神社には堂々とした神楽殿もあり、今日は「里神楽」(さとかぐら)の奉
納もありました。
 天候が不順で朝は大雨でした。「まつり日和」とは全く正反対の天候ですが、どうにかこうに
か「曳太鼓の渡御」の際は雨には降られることもなかったので、良かったと思っています。


● 5月16日(土曜日)●

     ホームページのアクセス件数が4万件を越えました。

 私のホームページのアクセス件数が、今日、4万件を越えました。開設したのは2004年1
月31日ですから、5年3ヶ月余りの実績ということになります。有名タレントのように一日に
三桁も四桁ものアクセスがある人に比べたら、この実績はごくささやかなものですが、私にとっ
ては大変な数字であり、開いていいただいた方々に心からお礼を申し上げます。私の幼稚なパソ
コン技術のために、写真などをふんだんに使った見栄えのあるホームページにはなっていません
が、自分の活動や主張はきちんと伝えるということでは、一定の役割を果たしているのではない
かと自負しています。これからもこのような目的は果たせるようツールとして活用します。是非、
今後もご覧いただきますようお願いします。

 今日の午後、新社会党新宿総支部の「第14回定期大会」が開かれました。この一年間の活動
を総括し、むこう一年間の活動方針を全会一致で決定しました。役員改選も行われましたが、私
は引き続き総支部委員長を勤めることになりました。
 大会終了後、参加者の多くは新宿区内の馴染みの居酒屋で、随分遅くまで交流をしました。大
会の議論よりも交流会の方が盛り上がったような感じもしましたが、楽しい時間でした。


● 5月15日(金曜日)●

     名産の「智頭杉」を材料にした名刺をいただきました。

 先日、個人的に視察にお伺いし、2時間も説明してもらった鳥取県智頭町の寺谷町長から名産
の智頭杉を材料にした私の名刺が送られてきました。同封の手紙には「わさわざ智頭町まで来て
いただいた御礼に~」と書いてありました。有り難くいただきましたが、お礼の気持ちを表した
いのは私の方です。新宿区とは比較の仕様がない小さな町ですが、寺谷町長がマニフェストで謳
い、導入した「百人委員会」という住民参加の試みは、全国から注目されている画期的な先進例
だと思います。納税者自身が納めた税金の使途に関与するというこの取り組みは「究極の住民参
加」と言っていっていいものです。私たちは智頭町の取り組みについては大いに学ぶ価値があり
ます。これからも注目し、関心を持って見つめ、学んでいきたいと思っています。

 新宿区議会の常任委員会の任期は2年です。5月25日に臨時区議会が開かれ、改選になりま
す。私は、今後二年間は「福祉健康委員会」に所属することになります。特別委員会の「自治・
地方分権特別委員会」の所属は変わりませんが、新たに「議会運営委員会」に加わります。

 午前中、区内の道路や駅舎のバリアフリー改善運動を進めている方から体験にて基づいた貴重
な話を聞きました。参考になりました。午後は、飯田橋駅近くの区政会館で開かれた特別区協議
会の「勉強会」に参加。夜は、衆議院選挙運動の打ち合わせ会の参加者と必要な協議をした後、
新宿の社会党や社青同活動で私たちの大先輩に当たる方々と区役所近く飲み屋さんで懇談しまし
た。初めて聞くような話題も随分あり、楽しいひと時でした。


● 5月14日(木曜日)●

    「政権交代」で政治・経済・社会状況を変革するしかない。

 衆議院では約15兆円の補正予算案が可決されました。マスコミでも報道されていますが、天
下り先になる箱物を中心にした予算付けが目立ちます。その象徴が117億円といわれる「マン
ガの殿堂」の建設です。ドサクサ紛れの決定です。各省庁から「無理やり」に予算の要望をさせ
た、という指摘もありますが、その通りだと感じています。一銭たりとも無駄にしてはならない
税金の使い方としては、まさに「めちゃくちゃな状態」になっています。
 一方、こうした政治状況を厳しくチェックする立場にある民主党は、小澤代表の辞任によって、
代表選挙に向けててんてこ舞いです。あさっての16日には国会議員による代表選び選挙が行わ
れ、新代表が決まります。総選挙を目前にした状況の中での代表選びですが、多くの国民は政権
交代を期待しています。是非、それに応えうる代表を選んで欲しいものだと思っています。とに
かく、逼塞した政治状況は政権交代によって変えるしかありません。


● 5月13日(水曜日)●

      新宿区の定額給付金の支給状況は、全体の5分の1。

 今日開かれた区議会の常任委員会で「定額給付金」に関する支給作業の進捗情況について報告
がありました。
  新宿区の場合、申請用紙の発送は3月31日から始まりました。4月13日までで約20万通
の発送を終えたそうです。この間、郵便の返送による申請受付件数は約12万件、このうち振込
手続が完了した件数は約9万件、すでに振込みが完了したのは約4万件ということです。従って、
約20万件のうち、実際に個人に振込まれたの全体の五分の一の約4万件ということになります。
  それにしても莫大な事務量です。区の担当職員はてんてこ舞いの状態です。銀行に支払う「振
り込み手数料」だけでも気が遠くなるような金額です。国民の税金の使い方としては、どう考え
ても正しいやり方だとは思えません。しかし、こんな「愚策」をやったことで、最近、麻生の支
持率が上がっているというのですから、この国の国民の意識はどうなっているのか疑わしくなり
ます。 


● 5月12日(火曜日)●

    23区議会の親睦野球試合で新宿区議会チームが勝利。

  東京23区の区議会議員のサークルのひとつに野球部があります。毎年、加入した会員から部
費を徴収し、自主的に企画して親善試合をしています。今夜6時半から、新宿区議会チームと中
央区議会チームの試合が中央区の月島グランドで行われたので、私も応援に行きました。
 試合は、結構な熱戦で、野球らしくサマになっていました。結果は七回戦を闘い、11対10
で新宿区議会チームが勝利を飾りました。私は以前、選手として参加していましたが、肩を壊し
て全然投げる事ができなくなり、それ以来、ずっとご無沙汰していました。今夜久しぶりに応援
に行きましたが、新宿区議会チームが勝利をおさめたのは、実に数十年ぶりのことです。
 「歴史的な勝利(?)」ということもあって、試合終了後、新宿に帰ってきて、夜の9時半過
ぎからみんなで会費を出し合い、「祝勝会」を開きました。日頃、区議会活動の中では、思想信
条が違うこともあり、和気藹々(わきあいあい)の時間を送ることはほとんどありませんが、今
夜ばかりは全く別で、和やかなひと時を送りました。

      大ケヤキのある内藤町の一角、公園用地として購入へ

  別の話題ですが、閑静な内藤町の一角に大ケヤキが茂る屋敷がありました。所有者が亡くなっ
たために、相続の関係で六つに分割されて売却され、これまでに5区画に住宅が建設されました。
しかし、大ケヤキのある角地だけは空地のまま残っていました。この土地の面積は122平米で
す。残されたケヤキがどうなるのか、なにか次第に傾いてきたような感じもして心配でした。地
元の人たちは、裁判闘争までして大ケヤキを残すために奮闘してきましたが、このたび新宿区が
この土地を公園用地として購入することになりました。
 内藤町の象徴とも言える大ケヤキは、新宿区が管理者になり、これからは伐採される心配はな
くなりました。本当に良かったと思っています。既に新宿区の「政策経営会議」で購入が決定さ
れ、明日の区議会環境建設委員会に報告されます。購入費用の約一億円は6月の区議会に補正予
算案として提案されることになっています。これからどのような形のスペースにするか検討し、
設計に入り、実際に公園として開園するのは一年後ぐらいになります。


● 5月11日(月曜日)●

      小澤代表辞任、「官僚支配打破」の課題はどうなるか ?

 民主党の小澤代表が辞任しました。予想されていたこととは言え、9月までには実施される総
選挙で歴史的な政権交代を狙う野党第一党の代表の辞任ですので複雑な思いがします。政権交代
で真に問われるのは首相のクビがすげ変わったということではなく、この国に救う巣食う最大の
弊害である「官僚支配」を打破できるかどうかです。これまでの自民党の「並以下」の首相には、
そうしたことは望むべくもありませんでしたが、強いリーダーシップを持つ小澤代表には期待で
きる面もありました。しかし、今度の辞任でそうした官僚支配終焉へ向けての政治的手腕を見る
ことができなくなってしまいました。

 今日、区議会では「自治・地方分権小委員会」が開かれました。議会側の自治基本条例制定に
向けての検討作業も大詰めを迎えていますが、今日は、私が最も重視している項目の一つである
「地域自治区」や「地域協議会」について意見交換をしました。
 地方自治法で規定されているこの二つの項目の内容は、協議会の委員を「住民」に限っている
など新宿区の実態には合わなくなっています。従って、「法律に基づいて地域自治区と地域協議
会を設置する」わけにはいきません。法的な根拠を持たせるためには新宿区の独自条例で規定す
ることになりますが、このことを含めて小委員会として今日、おおまかな纏めが出来ました。
 小委員会の最後に私の方から、先日個人的に視察した智頭町の「百人委員会」について報告を
しました。


● 5月10日(日曜日)●

     四谷少年野球開会式。始球式で「空振り役」。

 好天気。初夏を思わせる暑さです。全国的にも各所で「夏日」なっているようです。10時過
ぎからで四谷地区少年野球大会の開会式があったので出席しました。試合も観戦しましたが、対
戦した両チームは、攻守ともすばらしく、どこかに幼稚な場面が出てくる子どもたちの野球とは
思われませんでした。この両チームは、別の大会でも新宿区内で優勝を競っているようです。な
るほどすばらしい選手たちだと思いました。

 セレモニーの一つとして「始球式」が行われ、私は、空振り役のバッターを務めました。審判
から「打たないで下さい。空振りですよ」と念を押されました。しかし、打とうと思っても、恐
らく当たらなかったでしょう。「空振り役」で結構でした。


● 5月9日(土曜日)●

    お洒落で元気。矍鑠(かくしゃく)とした94歳。

 昨日と今日の終日、「やまびこ会」(私の後援会組織)の活動の一環として行っている「春の
産直」の物品配達を行いました。久しぶりにお会いをした人もいました。今は70代や80代で
外見的にも精神的にもおしゃれな人はざらですが、90代の後半になっても矍鑠(かくしゃく)
としている人もおります。
 今日、訪ねた人は古くからの知り合いで94歳ですが、最近、地下鉄駅に掲示されているある
老人施設の大きな広告のモデルになっています。その広告を見たということを言ったら、「私は
まだ見ていないけれども、いろいろな人からあれは○○さんでないかとよく言われる」と言って
いました。あっさりとしたものです。若い頃、舞踊をしていましたが、そのせいか今も姿勢が良
く、補聴器も全く必要なし、言葉も表情も豊かでとても100歳近い人とは思われません。健康
は全ての大本ですが、この人を見ると本当に羨ましくなります。


● 5月7日(木曜日)●

   「まんがの殿堂」に約120億円。「選挙前だ。ばら撒け~」。

 国会では衆議院で予算定員会の質疑が行われました。約14兆円という空前の補正予算につい
ての質疑です。今年四回目になるこの補正予算は、衆議院選挙を目の前にして、各省庁から(と
にかく何でも)むりやり要求書を提出させ、事業化させたものが多いと指摘されています。
 「マンガの殿堂」の建設に約120億円近い税金が投入されるという事業もあります。全くの
箱物事業です。この箱物は役人にとっては新たな天下り先になり、今後ずっと莫大な運営経費が
かかることになります。雇用の基盤が崩壊し、多くの労働者が路頭に迷う現実がある今の状況で、
巨額をつぎ込み優先してやるべき事業でないことは誰の目にも明らかです。しかし、麻生内閣は
「とにかく予算額を増やせ」「選挙前なんだから、票に繋がる施策に税金をばら撒け」という姿
勢です。財政規律などはどこ吹く風、全くそっちのけです。

 夜、四谷の事務所で新社会党東京都本部の執行委員会。今日は一日中雨が降ったり止んだりの
状態です。自転車で事務所に行きましたが、帰りはまたまた雨にたたられました。


● 5月6日(水曜日)●

   新型インフルエンザは終焉気味? しかし、油断禁物~。

 今日は連休の最終日。今年は、連休が始まる直前まで休みの計画を考えもしなかったので、結
局、メーデーや憲法記念集会に出かけた以外は神宮外苑を散歩したり、家で雑務をして時間を送
ることになりました。一日中雨にたたられた今日は、私のこのホームページをあれこれと修正し
たり、テレビを見て過ごしました。ホームページの「活動日記」は容量が膨らんで、書き込みが
なかなか出来ない状態になっていましたが、4日午後、友人にお願いをして、古いものからリン
クをして取り除いたらすいすいと気持ちよく進むようになりました。随分楽になりました。ただ、
リンクした先が開けない状態になっています。今日も連れ合いが四苦八苦しながら修正作業をし
ていますが、今のところ残念ながらまだ改善されていません。

 ところで世界の耳目を集めている新型インフルエンザは、依然として世界的に流行するの兆し
ですが、一時的に治まりつつあるともいわれています。ただ、1918年に流行し、世界全体で
2000万人が死亡したと言われるスペイン風邪などのこれまでの経験からすると、一時治まっ
た後、数ヵ月後に更に強靭なウイルスになって猛威を振るうことも充分に考えられるということ
です。引き続き、充分な注意が必要です。
 なお、新型インフルエンザに対する新宿区の対応については、区役所のホームページトップの


● 5月4日(月曜日)●

   内藤町に出現したタヌキの写真。本籍地は新宿御苑?

 陽気良くなってきた今年の3月初めに内藤町の知り合いの隣の庭を訪れ、のんびりと散策する
タヌキの写真です。(ずっと前に送っていただいたものです。写真に取り入れることが出来なか
ったため、今日になってしまいました)。
 内藤町や大京町の住宅地は、新宿御苑に隣接していることもあり、いろいろな小動物が街中に
まで進出し、時々、家の中にまで入ってくることもあるということです。殺伐とした大都会では
考え難いことですが、こうしたことが現実に町の一角で起こっていることを思うと、何となくほ
のぼのとした気分になります。

● 5月3日(日曜日)●

  今日は憲法記念日。日比谷公会堂の集会に4200人参加。

 第62回目の「憲法記念日」です。日比谷公会堂で恒例の憲法施行記念集会が開かれ、会場の
内外に約4200人が参加しました。ノーベル賞受賞者の益川敏英教授、作家の落合惠子、政党
代表などがそれぞれ思いを述べました。今回の集会で多くの人が注目していた益川先生は、憲法
9条が世界平和に果たす偉大な役割について、とつとつと語っていました。「憲法9条があった
から日本は世界の信頼を得てきた面がある」。まさにその通りだと思います。

 私は毎年この記念集会に参加していますが、いつもは会場の中に入れないので日比谷公園内に
設置されたオーロラビジョンで会場内の様子を見てきました。今日は早めに整理券を確保して、
この集会が始まって以来、初めて入場しました。ここは1960年10月12日、浅沼稲次郎社
会党委員長が、演説の最中に右翼の青年のヤイバに倒れた場所です。この建物の中に入るのは久
しぶりです。もう半世紀も前のことになりますが、感慨無量のものがありました。
 集会終了後は新橋・銀座通り経由で東京駅八重洲口までパレードをしました。


● 5月1日(金曜日)●

     今日はメーデー。歴史を刻んで今年は80回目。

  今日は第80回メーデー。もともとは1886年、シカゴの労働者が「8時間労働」の要求を
掲げて立ち上がった集まりを端緒とする労働者の祭典です。日本では1920年、友愛会が上野
公園で集会を開きましたが、これが日本メーデーの始まりとされています。
 私は、いつものように日比谷メーデーに参加しました。晴天に恵まれたこともあり、会場の日
比谷野外音楽堂はほぼ満員の状態でした。


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              (  5月以前の分は、この冒頭に記載してある該当の月をリンクしてご覧ください。 )